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赤ちゃんへの語りかけが少ないとどうなる?詳しく解説!

投稿者:ライター BrunnerAkiko(ブルーナ アキコ)

2020年1月15日

生まれたての新生児や月齢の低い赤ちゃんと意思疎通をはかることは難しい。言葉を理解していない状態の赤ちゃんに語りかけるべきか悩む方もいるはずだ。もしかすると「機嫌よく起きているだけならそのまま様子を見ているだけでも構わないのでは?」と考える方もいるかもしれない。そこで今回は赤ちゃんへの語りかけについて、語りかけが少ないときのデメリットなどもあわせて詳しく解説しよう。

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1. 赤ちゃんへの語りかけとは?

こちらではまず赤ちゃんへの「語りかけ」とはどのようなことであるか解説していこう。

自然に話しかけること

もしかすると「語りかけ」ときくと「絵本の読み聞かせ」など特別なことをしなければならないように思う方もいるかもしれない。赤ちゃんへの語りかけは、大人が日常生活で他人とコミュニケーションするように赤ちゃんの相手となって自然に話しかけることである。語りかけの例としては「そろそろお腹すいてきたかな?」「今日は暑いね」などをあげると分かりやすいだろう。赤ちゃんの育児に関わる行動や要望に応えたり、状況を伝えるときなどに言葉で表現することを「語りかけ」と一般的にいう。

決まった形式はない

赤ちゃんは低月齢であるほど、泣きはするものの発声自体は少ない。赤ちゃんが成長するにつれて、声を発するクーイングや喃語がみられるようになっても、言葉による意思疎通は困難である。それゆえ大人は反応すべきか、どのように赤ちゃんに語りかけようかと悩む場合も多いだろう。しかし、赤ちゃんへの語りかけは「このように返答しなければならない」「これについて語りかけるべき」という決まった形式はない。そのため気軽な心持ちで他愛のない内容の語りかけで構わないのだ。

反応して対応することが重要

もしかすると「機嫌よく発声して満足しているから」と対応せずにそのまま赤ちゃんの様子をみているだけという方もいるのではないだろうか。前述の通り赤ちゃんとはまだ言葉による意思疎通は難しいが、赤ちゃんの発声について反応して対応することはできるはずだ。その対応方法の1つとして語りかけが大きな役割を担うことになる。赤ちゃんの発声は言語的な意味はないが、コミュニケーションや人間関係の基礎作りにとても重要である。大人から一方的に語りかけるだけでなく、赤ちゃんの発声や表情・行動に反応して対応することが赤ちゃんに「存在を認めてもらっている」と実感させることにもつながるのである。

2. 赤ちゃんへの語りかけが少ないときのデメリット

こちらでは赤ちゃんへの語りかけが少ないときのデメリットについて紹介しよう。

語りかけは赤ちゃんの健全な発達に必須の要素

赤ちゃんへの語りかけの重要性が注目されるようになったきっかけは、イギリスの言語治療士であるサリー・ウォード氏による著書が、日本でも有名になったことも関係している。ウォード氏は著書の中で、発達に気がかりな点がある子どもを3歳まで2つのグループに分けて追跡調査した調査を紹介している。「語りかけ育児」を受けた子どもたちではほぼ全員がことばの発達の平均水準に達することができ、年齢以上のレベルに至ったケースも見受けられたと報告している。一方で「語りかけ育児」を受けなかった子どもたちの85%は、ことばの発達に遅れが継続して認められたとされている。これらのことからも赤ちゃんへの語りかけは健全な成長発達にには欠かせないものであり、たとえ発達に気がかりが見受けられるケースであっても、語りかけを継続することはその予後を左右させるほどの、大きな要素であることを理解いただけるだろう。

語りかけが少ないときのデメリット

前述のウォード氏の報告からも分かるように、語りかけが少ないときのデメリットとしては子どものことばの健全な成長発達の機会を失うということがあげられるだろう。また、マサチューセッツ工科大学(MIT)の認知科学を専門とする研究チームは大人との言葉のキャッチボールは子どもの脳に変化を生じさせることを報告している。さらにこれは子どもの言語能力の発達に決定的な意味をもつ行為であるとも指摘しているのだ。これらのことからも赤ちゃんへの語りかけが少ないことは、子どもの言語能力の発達に影響を及ぼしかねないということがいえるだろう。

3. 赤ちゃんに話しかけすぎることによる影響は?

近年では親の語りかけの有無やその程度と、赤ちゃんの言葉の発達や認知能力に及ぼす影響についてさまざまな研究がなされている。そのため赤ちゃんは言葉によるコミュニケーションが難しい月齢であっても、語りかけを継続していく意義が広く知られつつある。しかし、これらの研究は語りかけが多い場合のメリットや、少ない場合のデメリットに注目されたものがほとんどである。そのため語りかけが多すぎる場合には、どのような影響が赤ちゃんに及ぶのか明確な研究報告はなされていないのが現状だ。

万が一赤ちゃんへの語りかけすぎる行為が健全な成長発達を妨げるような悪影響がある場合には、速やかに研究項目として取り上げられ、小児科医などの専門家からも注意喚起がなされるはずだ。それゆえ一般家庭での育児ではさほど語りかけすぎることを心配せずに、親子で語りかけを楽しんでいけるように努めるとよいだろう。

結論

今回は赤ちゃんへの語りかけについて少ないときのデメリットなどもあわせて詳しく解説したがいかがだっただろうか。前述の通り赤ちゃんへの語りかけは言葉のキャッチボールすることが重要である。ぜひ、発声の少ない赤ちゃんであっても親が優しい言葉を投げかけてあげて、短い期間の親子の語りかけの時間を楽しんでいただきたい。

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