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おむつかぶれとはどのような症状?原因と予防策・受診の目安も解説!

投稿者:看護師 ・助産師 BrunnerAkiko(ブルーナアキコ)

2020年1月 2日

赤ちゃんは排泄が自律するまでの間、一日中おむつを使用する必要がある。そのため時にはおむつによる皮膚トラブルが生じることもあるのだ。おむつかぶれは気付いたときに速やかな対処と、予防策を実践していかなければ症状を悪化させかねない。そこで今回はおむつかぶれについて原因や予防策・おすすめのホームケア方法などについて詳しく解説しよう。

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1. おむつかぶれとは

おむつかぶれとは「おむつ皮膚炎」とよばれ、おむつの使用に伴なって生じる皮膚の炎症のことである。

代表的な症状

代表的な症状としては、おむつの当たる部分の皮膚全体の発赤やぽつぽつと汗疹に似た発疹と痛みや痒みなどがあげられる。

おむつかぶれのある赤ちゃんの様子

赤ちゃんの様子の変化としては、おむつかぶれがあるとお尻に触れると機嫌が悪くなったり泣き出したりすることが見受けられる。また月齢が上がるにつれておむつを頻回に触る・はずそうとする・おしりを触るなどの行為がある。

2. おむつかぶれの原因

こちらでは、おむつかぶれに適切に対応したり予防していくためにもその原因について解説しよう。

新陳代謝が活発

赤ちゃんは新陳代謝が活発であるため汗もかきやすい。膀胱なども小さく水分も多く摂取するため、1日に何回も排尿や排便を繰り返す。そのため、おむつの当たる部位肌はムレやすく、汚れも溜まりやすい状態となることがおむつかぶれの原因となる。

排泄物や発汗によるムレ

排泄物や発汗によるムレは赤ちゃんの肌をふやかしてしまう。ふやけた肌は傷つきやすいだけではなく、雑菌が繁殖しやすい環境となる。それゆえ肌は傷や刺激を受けやすくなり、おむつかぶれが生じてしまうのだ。

肌が敏感である

赤ちゃんの肌はとても柔らかく刺激に弱くて敏感である。さらに肌は酸性であるが排泄物はアルカリ性のため、特に排泄物が長時間肌に触れる部位はおむつかぶれしやすくなる。

お尻を拭き取るときの摩擦刺激

おむつかぶれを防ぐためには汚れを残さないことが重要であるが、ゴシゴシと力を入れてふき取ることは避けるべきだ。力を入れて拭き取ることは、摩擦刺激により肌のバリア機能を乱すためである。皮膚のバリア機能が低下すると蒸れや排泄物の刺激を受けやすく、おむつかぶれの原因となってしまうのだ。

十分に乾燥させずにおむつを当てる

おむつかぶれの原因の1つとしておしり拭きなどで汚れを拭き取った後に肌に残った水分を十分に乾燥させずにおむつを当ててしまうこともあげられる。このように、お尻や陰部が湿ったままおむつを当てるとムレが生じる原因となる。

3. おすすめのホームケア

赤ちゃんは長期間オムツを使用するため、おむつかぶれには早急に適切な対応をとり、あわせて予防をすることが重要になる。こちらではおすすめのホームケアについていくつか紹介しよう。

こまめにおむつ交換する

おむつかぶれを改善したり予防するためには、こまめにおむつを交換して、おむつが当たる部分の肌の清潔を保持することがとても重要になる。紙おむつの広告などに「長時間たっても安心吸収」などとあるが、紙おむつが長時間使用可能であるという意味ではない。排泄物の水分を十分に吸収できるだけの機能を備えた製品であっても、排泄物は取り除かない限り肌に刺激を与え続ける。そのため、排泄に気付いたときにはできる限りこまめにおむつ交換することをおすすめしたい。

座浴させる

おむつかぶれを改善するためには、できる限り症状のある部分への刺激を避けながら清潔を保持する必要がある。特に皮膚に付着した便を拭き取るときには、何度も肌を拭き取らなければならない場合もあるだろう。そんなときには、おしり拭きで無理に拭き取らずに洗面器などを利用して座浴させることをおすすめしたい。座浴とは、赤ちゃんのおしりをつけられるような座浴専用の洗面器に適温のお湯を入れて、下半身だけお湯につからせて汚れを洗い取ることである。赤ちゃんの衣服が濡れてしまうことが心配な方は、一度短着や裸にした後に手早く洗って衣類を着用させるとよいだろう。頻回に座浴しすぎるのも赤ちゃんや世話する方の負担になるため、排便の量が多く肌へ広範囲に付着してしまっているときなどに実践することをおすすめしたい。

4. 病院へ連れていく目安

おむつかぶれの症状や程度もさまざまであるため、どの程度にならば病院を受診すべきか悩む方もいるだろう。そこでこちらでは、おむつかぶれの際に受診が望ましい状態の目安の例をいくつか紹介しよう。

出血や水泡も認められたとき

皮膚の発赤などだけではなく出血や水泡(水ぶくれ)が見つかったときには、症状の悪化予防のためにもできる限り早めに受診するべきである。これらの症状が認められたときには、自己判断で傷薬などは塗らずに清潔を保持したまま受診いただきたい。

症状が改善しないとき

ホームケアの実践やおむつかぶれ対策を実践しても症状の改善がみられず、赤ちゃんの機嫌が悪く生活に支障をきたすときには受診することをおすすめしたい。

結論

今回は赤ちゃんのおむつかぶれについて詳しく解説したがいかがだっただろうか。おむつかぶれは赤ちゃんには非常に苦痛な症状である。こちらで紹介した内容を参考にできる限りおむつかぶれを生じないように毎日のお世話の中で予防策を心がけて実践していただきたい。
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