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幼児の食事頻度は適切?おやつのあげ方と味付け方法を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2020年1月15日

幼児期における食事習慣は、大人になってからの食生活に影響を及ぼすため、正しい知識を持ち幼児の食事にはこだわりたいものだ。そこで、食事の頻度が多すぎないか、おやつはどのように与えたらよいか、食事はどんな味付けにしたらよいか、などの疑問を解決していこう。

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1. 幼児が食事をとる頻度

幼児は食事をとる頻度が多い

幼児は食べ物を噛んだり飲み込んだりする力が弱く、一度にたくさんの量を消化吸収できないため1回の食事では十分な栄養が摂りにくい。そのため一日3回の食事では足りず、補食が必要になる。補食とはおやつのことであるが、ここではおやつ=お菓子という意味ではない。

おやつの頻度が多いのはNG

厚生労働省の平成27年の調査によると、2~6歳児の保護者の33.8%が、一日に3回以上おやつを与えていることがわかった。おやつは補食であるとはいっても、あまりに頻度が多いと、主である食事を食べなくなってしまうため、その回数や質、量に注意が必要だ。

理想のおやつの回数と量

幼児のおやつの回数

厚生労働省が提示している「日本人の食事摂取基準2015年版」によると、1~2歳の子どもが一日に摂取するべきカロリーの量は900~950kcal、3~5歳では1250~1300kcalとなっている。このうち、おやつで摂取するべきカロリーは、1~2歳児は180~240 kcal、 3~5歳児は150~230kcalだ。カロリー量を聞いてもピンとこない人のために、主なおやつのカロリーを例に挙げていくので参考にしてほしい。
  • りんご(4分の1個)40kcal
  • さつまいも(2分の1本)80kcal
  • バナナ(1本)80kcal
  • みかん(1個)80kcal
  • 牛乳(150cc)100kcal
  • チーズ1切れ(20g)70kcal
  • 魚肉ソーセージ2本(40g)60kcal
  • プリン1カップ(120g)150kcal
  • ゼリー1カップ(120g)85kcal
  • ヨーグルト1カップ(120g)80kcal
  • あんぱん(60g)170kcal
  • みたらし団子1本(50g)80kcal

2. おやつ(補食)の与え方

おやつ(補食)を与えるときのコツ

例えば、朝食にご飯を残していた場合は、残した分をおにぎりにして10時のおやつとして与えたり、お米が好きではない子どもには同じ量のパンを与えたりするといよい。さらに、食事で乳製品が足りていないと感じたら、牛乳やヨーグルト、チーズなどを。野菜が不足していると感じたら果物をおやつとして与えるなど、その日の食事の栄養バランスを考えながら与えるとよいだろう。

おやつ(補食)を与えるときの注意点

甘いものやお菓子類はできるだけ与えない

甘いものやお菓子類は幼児の補食では基本的には与えない。幼児が好む甘いお菓子のようなものを与えたいときは、炭水化物、食物繊維、ビタミン類が補えるイモ類やヨーグルトがおすすめ。また、味の濃いものをおやつとして与えていると、食事の味が物足りなく感じて、食事を食べなくなってしまうこともあるので注意しよう。

時間と量を決めて与える

ダラダラと食べていると、虫歯の原因にもなり、肝心の食事のときにお腹が空かないため、必ず時間を決めて与えるようにしよう。1回のおやつの時間は5~10分くらいが望ましい。食べ終わってから欲しがることがあるが、これは満腹になったと感じるまでに20分程度時間がかかるという理由がある。その時間も考慮して、新たに与えることはやめよう。

3. 幼児の食事の味付け

幼児の食事の味付けのコツ

薄味にする

幼児の食事は薄味が基本である。食材そのものの味を好んで食べるように、旬の食材を上手く使い、手作りの料理を心がけよう。味付けが濃いものばかりを食べると、高血圧や肥満の原因にもなる。薄味にすることは、子どもだけではなく家族全員の健康を守ることにもつながるのだ。汁物は、味付けは薄く、具だくさんにすると栄養をしっかりと摂ることができる。

幼児の好きな味付け

葉物野菜や豆類などが苦手な幼児は多い。そんなときは、子どもの好きな味付けにすると目先が変わって喜ばれる。葉物はごまあえ、豆類はケチャップを使ってトマト風味にするとよい。肉や魚がパサパサして食べにくい場合は、片栗粉を使ってとろみをつけると食べやすくなるのでおすすめだ。

結論

大人と同じものが食べられるようになったからといって、大人と幼児の食事を同じように考えることはできない。幼児は大人と同じものを欲しがるが、よい食事習慣を身につけるためにも、食事の味付けやおやつの与え方へのこだわりも大切だ。

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