1. STEP1:何歳から通わせるのかを考える

先に挙げたように、幼稚園によって入園できる年齢が様々である。私立の幼稚園では基本的には満3歳児からの3年保育が中心だろう。さらにその前の満2歳児から保育が始まる4年保育も増えてきている。また、公立の幼稚園は満4歳児からの2年保育が多く採用されている。まずは通わせたい範囲の場所にある幼稚園はどのような受け入れ態勢になっているのかを調べよう。そこから自分の家庭や子どもの様子を照らし合わせて何歳児から幼稚園に通わせるのがいいか検討する必要がある。
決めるポイントはいくつかある。みんなはどのような理由で幼稚園を決めたか意見をいくつか挙げよう。
決めるポイントはいくつかある。みんなはどのような理由で幼稚園を決めたか意見をいくつか挙げよう。
- 一人っ子なのでたくさんの子どもと触れあって欲しいから4年保育を。
- 引越しの予定が無いので同じ小学校に行く子が多いであろう一番近い幼稚園に入れた。
- 早生まれで3年保育では周りと差がありすぎるので2年保育の公立幼稚園を。
など家庭によって様々な理由があるので参考にしてほしい。
4年保育はそれだけ保育料が多くかかる事になるので負担が大きいが、その間に母親も短時間のパートに行くこともできる。また、引越ししたばかりでママ友もいない、という時に早く幼稚園にいれる人も多いようだ。
4年保育はそれだけ保育料が多くかかる事になるので負担が大きいが、その間に母親も短時間のパートに行くこともできる。また、引越ししたばかりでママ友もいない、という時に早く幼稚園にいれる人も多いようだ。
2. STEP2:できれば入園の1年半前から情報収集を

通わせたい幼稚園に無事に入園させるには情報収集がカギを握る。それもできれば入園予定の1年半前から情報を集める必要がある。というのも、私立幼稚園ではプレ幼稚園という入園の1年前から幼稚園に親しんでもらうためのイベントがあるところが多い。このプレ幼稚園に参加させるためには入園の前々年の年末くらいから申し込みを開始させる園もある。(例えば2021年4月入園希望の場合、2019年12月頃に申し込みを開始する園もある。)プレ幼稚園は入園に必ずしも必要なものではないが、このプレ幼稚園に参加していた子どもは「優先的に入園させてくれる」ことが多い。そこで、どうしてもこの園に入園させたい!と思う園がある場合は早めに情報を得て動く必要がある。園によっては毎日開催のところもあれば月に1回程度のところもあり様々である。頻度が少ないところであれば気になる園を複数掛け持ちするのも情報収集にはとてもいいことだ。
園の情報は市役所や、各幼稚園のホームページから得られる。また育児サイトのクチコミも参考になるかもしれない。ぜひ気になる園は実際に足を運んで職員から直接話しを聞いたり園内を見学させてもらったり自分の目で確かめるのをおすすめしたい。
園の情報は市役所や、各幼稚園のホームページから得られる。また育児サイトのクチコミも参考になるかもしれない。ぜひ気になる園は実際に足を運んで職員から直接話しを聞いたり園内を見学させてもらったり自分の目で確かめるのをおすすめしたい。
3. STEP3:願書を出そう

もしプレ幼稚園には参加できなくても、説明会から参加すれば、よほど人気のある園で無ければ入園できるチャンスはあるので心配は無用。入園前年の6月〜9月頃に見学会を開催する園が多いようだ。その次に9月〜10月頃に入園説明会が開催され、願書が配布される。そして10月〜11月頃に願書提出期間があり、書類選考や面接が行われる。願書提出に間に合わないと希望の園に入園するのは難しくなるので情報を見逃さないように気をつけること。もし急な引っ越しなどでスケジュールに間に合わなかった場合は追加募集をしていることもあるのでまずは園に確認してみよう。
4. STEP4:願書提出や面接での注意事項

まずはどうして自分たちがこの園を希望することになったのかをまとめておこう。一番近いから...という理由の時でも実際に見学に行った時に先生の雰囲気が良かったとか、運動場が広くて運動好きなウチの子も楽しめそうだと思ったなど、何かこの園がいいと思った理由があるはずだ。ぜひここの園に入れたいと思っている、という気持ちが伝わる理由を考えよう。子どもの性格を考えるときは長所と短所は表裏一体だ。おとなしい=慎重派。落ち着きがない=体を動かすことが好き。と言った具合で子どもの性格を捉えよう。実際に願書に記入する前には書き損じすることも踏まえて、書く前の白紙の状態でコピーを取ろう。そのコピーに下書きとして鉛筆で書くことをおすすめする。
園は親が子どもと向き合っているかを見ている。親が子どものことを理解しているか、大切に思っているか、が伝わるように、飾った言葉はいらないがいつもの気持ちを素直にまとめてみよう。
園は親が子どもと向き合っているかを見ている。親が子どものことを理解しているか、大切に思っているか、が伝わるように、飾った言葉はいらないがいつもの気持ちを素直にまとめてみよう。
結論
自分の子どもに合った幼稚園を見つけて、その幼稚園に入園させる。言葉で書けば簡単だが、答えがない問題だけに頭を悩ませることもあるだろう。悩んだ時には自分が子育てにおいて何を重視しているのか箇条書きにしてみよう。何かヒントが見つかるかもしれない。そして情報収集は早いに越したことはない。もし実際に園に通わせている人の話が聞けそうであればぜひ聞いてみよう。公園や児童館に行ったときはチャンス。急に話しかけたら...と心配するかもしれないが、みんな通った道。相談すればきっといい話が聞けるはずだ。無事に希望の園に入園できるように頑張ろう!