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イヤイヤ期がなくても大丈夫?理由や軽い子の特徴は?

投稿者:ライター 石上 文(いしがみ あや)

2020年1月21日

多くのお父さん、お母さんを悩ませる2歳のイヤイヤ期。発達の過程で必ず通る道だと言われているが、イヤイヤ行動には個人差があるため、気づかないうちに終わってしまう子どももいる。今回はイヤイヤ期がない子どもの特徴について紹介する。

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1. イヤイヤ期がない子もいる?

2歳を過ぎると、多くの子どもがイヤイヤ期を迎える。イヤイヤ期とは、なんでも自分でしたいという自我の芽生えが生まれる一方で、まだ欲求をうまく抑えることができず、癇癪を起こしやすい時期のことだ。親からの自立への第一歩といわれ、発達の過程ではとても大切な時期だ。イヤイヤ期はずっと続くものではなく、3歳から4歳になると自分の欲求や気持ちを言葉でうまく伝えることができるようになり、次第に収束する。

第一次反抗期とも呼ばれ、成長する上で誰もが通る道ではあるが、イヤイヤ期が軽い、または気づかないうちに終わっているということも実は少なくない。自我の芽生えはどの子どもにも必ず訪れるが、イヤイヤの気持ちの表し方には個人差があるからだ。イヤイヤ行動はどの子どもも一様ではなく、本人の性格、感情表現、環境に左右される。また、イヤイヤ期がないというのは、親の感じ方にもよる。上の子のイヤイヤ期を経験して慣れている場合や、先輩のお父さん、お母さんの経験談からイヤイヤ期を身構えていて、思ったよりも軽かったというケースもあるだろう。

2. イヤイヤ期がないのはなぜ?

イヤイヤ期には個人差があるため、気づかないうちに終わってしまう子どももいる。イヤイヤ期がない、または軽い子どもには以下のような特徴がある。

欲求が満たされている

イヤイヤ期の子どもは、自我の芽生えにより強い自己主張が生まれるが、それをがうまく自分で処理できないことにより癇癪などの行動を起こす。この「自分でしたい」という欲求をうまく親がサポートできている場合は、子どもも達成感が得られやすく、激しいイヤイヤ行動には繋がりにくい。存分に遊ばせる、待つ時間を大切にする、話を十分に聞くなどの親の対応により、イヤイヤ行動がエスカレートしにくいパターンもあるのだ。

生まれつき大人しい・こだわりのない性格

2歳をすぎると、我が子の生まれつきの性格や気質を認識しだすお父さん、お母さんも多いだろう。イヤイヤの表現方法も生まれつきの性格が大きく影響する。もともと大人しい子どもであれば、反抗することがあっても激しい癇癪には及ばないことが多い。イヤイヤ行動を起こす原因になるこだわりがあまりない子どもや、気持ちの切り替えが得意な子どもも同様だ。

言葉を覚えるのが早い

イヤイヤ期は言葉で自分の欲求をうまく表現できなかったり、親子での対話ができないことで起こる。そのため、言葉で気持ちをうまく伝えられるようになれば、おさまることが多い。イヤイヤ期に差しかかる前、1歳半くらいから言葉を覚えて会話ができるようになった場合は、イヤイヤ期が回避できるケースもある。

イヤイヤを出せない環境

他と違いネガティブな理由だが、家庭環境が不安定であったり、親の顔色を伺う癖がついている場合、自分の欲求を十分に出せない子どももいる。結果としてイヤイヤ期がなかったということになるが、このケースの場合は子育ての仕方や環境を見直す必要があるだろう。つまりイヤイヤ期が大変だと感じている方は、それだけ子どもが安心できる環境を作ることができているのだ。

3. イヤイヤ期はなくても大丈夫?

前述した通りイヤイヤ期がない子どもは、言葉が覚えるのが早かったり、大人しく穏やかな性格、親のサポートにより欲求が満たされていることが多い。イヤイヤ期のない子どもは、気持ちの切り替えや感情のコントロールが自然にできているのだ。イヤイヤ期がないからといって、不安に感じる必要はなく、子どもの性格や長所・短所を見極めて伸ばしていくことが大事だ。イヤイヤ期に成長することは、しっかりと主張すること、親からの自立に目覚めることの2点で、イヤイヤ行動の激しさは関係ない。

第一次反抗期であるイヤイヤ期がないと、思春期に訪れる第二次反抗期がひどくなるなどともいわれるが、これには特に根拠はない。また、イヤイヤ期がなかったからと言って、思春期の反抗期がないというわけでもない。イヤイヤ期も思春期の反抗期も親からの自立という点では共通しているため、親はうまく手を離し、子どもに任せ、自立を促すことが重要だ。

結論

生まれつきの性格や親子のコミュニケーションによって、イヤイヤ期がなかったり軽くすむ子どももいる。イヤイヤ期がないからといって不安になる必要はなく、子どもの個性ととらえて成長を見守ろう。イヤイヤ行動の有無よりも、自己主張ができているか、自立がうまく促されているかが重要だ。

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