1. 3歳の子がちゃんと歩かない理由とは?

2歳までと比べて、自分の意思がよりはっきりとしてくる3歳。言葉も達者になり、自分の意思を主張できるようになる時期だ。基本的な運動能力も身につき、できることも格段に増える。しかし何でも自分でやりたがる反面、まだまだ甘えたいのが3歳児。ちゃんと歩かず抱っこをせがむのも、疲れだけではなく「甘えたい」という気持ちがある場合が多い。自分の気持ちを言葉で説明するのはまだ難しいため、「分かってもらえない」という思いから癇癪を起こすこともある。
2. 3歳の子に自分で歩かせたい!その方法とは

大切なのは「気持ちを受け止める」こと
「魔の3歳」などという言葉もあるほど、対応が難しい3歳の子ども。3歳の子どもはワガママとも取れる自己主張をすることで、親との信頼関係を試すともいわれる。お父さんお母さんを信頼しているからこそ、「どこまでなら自分の主張を受け入れてくれるか」を試しているのだ。
ここで大切なのが、子どもの気持ちを受け止めてあげること。外出中に「抱っこ!」と言われたとき、たとえ抱っこすることが難しくても、いったん子どもの気持ちを認めてあげよう。「抱っこがいいんだよね」などと子どもの気持ちを言葉にすることで、子どもは「自分の気持ちを理解してもらえた」と感じるだろう。子どもの気持ちを認めた上で、その場で抱きしめたり、少しの距離だけ抱っこしてあげると、自分で歩いてくれることもある。もちろん一筋縄ではいかないことも多いが、子どもの主張を否定せず、受け止めてあげることが大切だ。
ここで大切なのが、子どもの気持ちを受け止めてあげること。外出中に「抱っこ!」と言われたとき、たとえ抱っこすることが難しくても、いったん子どもの気持ちを認めてあげよう。「抱っこがいいんだよね」などと子どもの気持ちを言葉にすることで、子どもは「自分の気持ちを理解してもらえた」と感じるだろう。子どもの気持ちを認めた上で、その場で抱きしめたり、少しの距離だけ抱っこしてあげると、自分で歩いてくれることもある。もちろん一筋縄ではいかないことも多いが、子どもの主張を否定せず、受け止めてあげることが大切だ。
できる限り時間に余裕を持つ
急いでいるときは心にも余裕がなくなり、子どもに「歩かない」と言われるとイライラしてしまいがちだ。子どもと出かけるときは、できる限り時間に余裕を持って出発しよう。時間に余裕があれば子どもの「抱っこ!」にも、ゆとりを持って対応できるだろう。
3. 3歳の子がちゃんと歩かないときの練習方法

出発前に言い聞かせる
大人の言葉もある程度理解でき、ルールを守る意識も出てくるのが3歳。お出かけする前に「今日は自分で歩くんだよ」と言い聞かせよう。「抱っこは2回まで」などとルールを決めるのもよいだろう。子どもがやる気になるような、ポジティブな声かけを意識しよう。
楽しみな場所まで歩く練習をする
子どもが喜ぶ場所へのお出かけの際は、目的地まで歩く練習をするのもおすすめだ。子どもにとって、長い距離を歩くのはゴールを想像しにくいため、はじめは短い距離から練習するとよい。見える範囲でいくつもゴールを設定するという手も有効だ。「あの看板まで」「次の曲がり角まで」など、スモールステップ法を使って達成感を感じさせながら練習しよう。
自分で歩けたら褒める
短い距離でも、設定したゴールまで自分で歩けたら褒めてあげよう。その際「助かったよ」と感謝を伝えたり、嬉しかったという気持ちを伝えるのもおすすめだ。3歳の子どもは、大人から認められたり頼られたりすることに誇りや喜びを感じるといわれる。自分で歩けたときはたくさん褒めて、子どもに「できた!」という達成感と自信を持たせよう。
4. ベビーカーは子どもの体格に合わせたものを

長時間の外出など、子どもが自分で歩くのが難しい場合もある。そんなときに頼りになるのがベビーカーだ。ただし、ベビーカーには「体重何kgまで」というように、使用できる体重が設定されている。子どもの体格に合ったものを使おう。また、片手で簡単に畳めるものや軽量で持ち運びやすいものなど、ベビーカーごとにさまざまな特徴がある。ライフスタイルに合わせて使いやすいものを選ぼう。
結論
一人前に自分の意思を主張するようになる3歳。親は振り回されて疲れてしまうことも多いが、これも成長の過程だ。子どもの気持ちに寄り添いつつ、ポジティブな声かけと工夫で歩くようにうながそう。練習の成果はすぐに出ないかもしれないが、スモールステップの積み重ねでだんだんと自分で歩くようになる。小さな成功を子どもと一緒に喜びながら、3歳の「歩かない」時期を乗り越えてほしい。