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1歳半なのに歩きたがらない理由とは?どんな練習がある?

投稿者:ライター 今井里香(いまい りか)

2020年1月18日

1歳を過ぎると、はじめの1歩が出る子どもが増え始める。一方で「うちの子は、まだ歩かなくて」と悩むお父さんやお母さんもいるかもしれない。そこで今回は、1歳半になってもなかなかはじめの一歩が出ない赤ちゃんについて、歩きたがらない理由や歩くように導く方法などを見ていこう。

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1. 1歳半になっても歩かない割合はどれくらいか

赤ちゃんが歩き始める時期は、かなり個人差が大きいと言われている。これは赤ちゃんの運動的発達だけではなく性格などにも左右されるためだ。一般的には慎重な性格の子どもほど歩き始めが遅れる傾向にあるといわれている。とはいえ、1歳半までにはほとんどの子どもが歩き始めるようで「赤ちゃん学で理解する乳児の発達と保育」によると、「1歳4ヶ月頃までに約90%の子どもが歩き始める」(※1)とされている。そのため1歳半になっても歩き始めないとなると、心配になるのも当然のことだろう。

育児書などを見ると、1歳半を過ぎても歩かない場合は小児科などに相談するようにと記載されていることが多いが、実際になんらかの異常が見つかる割合はそう多くはないようだ。心配な場合は1歳半検診などで相談してみるのもよいだろう。

2. 1歳半になっても歩き出さない理由とは

ではとくに異常がないのに1歳半になっても歩かない場合、どんな理由が考えられるのだろうか。

赤ちゃんの性格

赤ちゃんが歩き始めるには、「足腰の筋肉が十分強くなっていること」「バランスを取るために小脳が発達していること」「転んだときにパッと手が出て危険に対処できること」「歩きたい欲求があること」の4つを満たしている必要がある。しかし最後の「歩きたい欲求」が弱いと、1歳半になってもなかなか歩き始めないことが考えられる。これは運動神経にはあまり関係なく、赤ちゃんが怖いもの知らずなのか慎重なのかなど、性格に左右されるといわれている。大人でも初めてのことにどんどんチャレンジする人もいれば、なかなか一歩を踏み出せない性格の人もいるだろう。赤ちゃんも同じことがいえるのかもしれない。

シャフリングベビー

1歳半になっても歩かない子どもの原因には、シャフリングベビーということも考えられる。シャフリングベビーとは、はいはいをなかなかするようにならない子どものことをいう。なかにははいはいの代わりにお座りの姿勢のまま移動をする子どもも見られる。シャフリングベビーは、うつ伏せになるのを嫌がる、寝返りがゆっくりなどの特徴がみられる。運動の発達が遅れる傾向にあり、歩き始めは1歳半から2歳頃になることもあるそうだ。しかし多くの場合、その後の発達は正常であり、「発達の個性の1つ」と捉えられているようだ。

3. 歩くように導くための効果的な方法

子どもが1歳半近くになると、焦る必要はないとわかってはいても「早くはじめの一歩が見たい!」と思うお父さんやお母さんもいるだろう。1歳半で歩かない子どものうち、性格が原因でなかなか歩かない場合は、上手に導くことではじめの一歩のきっかけを作ることができるかもしれない。これには子どもの「歩きたい!」という気持ちを、楽しみながら引き出すことが大切だ。ネット上では、「歩くことが楽しくなるよう音のなる靴をはかせてみた」「手押し車を使って遊びながら練習させた」「お父さんやお母さんの足の上に赤ちゃんの足をのせ、ペンギンのように一緒に歩く」などの方法が紹介されている。ただし無理やり歩かせようとすると逆効果になることも考えられるので、注意が必要だ。

遊びやスキンシップの延長で、楽しみながらいろいろな方法に取り組んでみてほしい。

4. 歩けるのに歩きたがらない子への声かけ

1歳半の子どもの中には、もうスタスタ歩けるのに抱っこやベビーカーばかりせがみ、外出先ではなかなか歩こうとしないという子どももいるかもしれない。そんなときには子どもをいかに楽しい気分にさせるかが重要だ。たとえば歩いている最中に近い目標を決め、「あれはなんだろう?」と興味を引いてみたり、お父さんやお母さんと競争したりなど、歩くことが楽しくなるようなアイデアをしぼってみてほしい。

ただ1歳半の子どもは、まだまだ足元がおぼつかないことが多く転倒の心配もあるため、気をつけて見守ることが大切だ。また気をつけてほしいのが、「歩きなさい」など歩くことを強要するような声かけだ。こういった声かけは子どものやる気を削いでしまうことが多いようだ。

結論

1歳半になっても歩かないと、心配になるのは当然のことだ。しかし赤ちゃんの発達には大きな個人差があり、特に歩行に関しては差が大きいといわれている。1歳半で歩かないからといって、必要以上に不安になる必要はなさそうだ。とはいえ1歳半になっても歩かない場合は、念のため検診などの際に相談しておくと安心かもしれない。

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