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新生児のオムツ替え、足の持ち方は?赤ちゃんのM字脚を守るべし!

新生児のオムツ替え、足の持ち方は?赤ちゃんのM字脚を守るべし!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年2月11日

生まれたばかりの赤ちゃんの骨がやわらかいのは誰もが知る通りだ。実は、赤ちゃんの骨の端は、軟骨で分離した状態になっているのだ。生まれてから生後4週までの新生児の身体は、とくにふにゃふにゃとやわらかくて頼りない。そんな新生児の身体を守るためにも気をつけたいのが、おむつ替えにおける足の持ち方である。おむつ替えをする際の、新生児の足の持ち方について説明しよう。

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1. 新生児の足の持ち方

おむつ替えで新生児の足を持つ際は、赤ちゃんの「両膝の裏」に片手をしっかり差し入れ、「赤ちゃんのおなか側」へやさしく押すようにして、下半身を持ち上げるのがコツである。

新生児期は1日に10~13回ほどおむつ替えをするのが普通だ。新しいおむつをおしりの下に広げるには下半身を持ち上げてあげる必要があるが、このとき、力を加えすぎて足関節の動きを止めないように気をつけよう。骨がやわらかい赤ちゃんのおむつ替えで、力をかけすぎると、股関節脱臼を引き起こすことがある。

2. 足を持たない持ち方

おむつ替えにおいて、産婦人科の助産師さんによっては、新生児の足を持たないやり方を推奨する場合もある。足には触れず、おしりの下に片手を差し入れて下半身を持ち上げ、おむつ替えをするという方法だ。

この方法のメリットは、赤ちゃんの足を「M字」状態にキープしておける点にある。新生児の体形は、片足の先から反対の足までがアルファベットの「M」の字のように曲がっているのが普通だ。その形から「カエル脚」と比喩されることもある。

新生児から一人歩きを始める頃までは、おむつ替えでも抱っこでも、赤ちゃんのM字脚を守ることが重要である。脚を不自然な方向に力をかけるおむつ替えや、不要な締め付けも、赤ちゃんの股関節脱臼を招きかねない。

3. 股関節脱臼を防ぐための注意点

新生児の股関節脱臼を防ぐには、M字脚を崩さないことが大前提だ。そのためには、まず「脚を上方へ伸ばさない」という点に注意してほしい。おむつ替えでは足首を持つ方法を推奨されることもある。間違っているわけではないが、足首を持って上方向へ引きあげてしまうと、M字脚へ大きな負担をかけてしまう。

そのため足首を持つ際でも、最初に述べたように「赤ちゃんのおなか側」へ押すようにしておむつ替えをしてほしい。

足をつっぱる・ばたつかせる際も、無理に動きを止めてはいけない。新生児に話しかけるなどで気を引いて、力を抜いてあげるのがコツだ。足をよく動かしておむつ替えしにくい場合は、最初に紹介した、膝裏に手を入れる持ち方が有効な場合も多い。

新生児の股関節脱臼が心配な方は、おむつ替えの足も持ち方に加え、衣類で締め付けすぎていないか、抱っこ時もM字脚になっているかも確認してみよう。

4. M字に足を開かないと心配?股関節脱臼とは

おむつ替えの足の持ち方によって、股関節脱臼を予防しようといわれていることがわかったが、そもそも赤ちゃんの股関節脱臼とはどのようなものなのだろうか。

これは、赤ちゃんの足の付け根の関節が外れる、もしくはずれる病気であり、正式名称を「発育性股関節形成不全」という。昔は「先天性股関節脱臼」と呼ばれ、1970年代以前にはしばしば見られる症状であった。以降は赤ちゃんが足を動かしやすい紙おむつも貢献し、現在は1000人に1~3人程度の発症率にまで低下しているという。

赤ちゃんの股関節脱臼は、早期発見、早期治療をおこなえば治ることがほとんどだ。実際に、バルセロナ、アトランタ両オリンピックの女子マラソンでメダルを獲得した有森裕子さんも、股関節脱臼だったという。

日本小児整形外科学会によると、以下に記載の5項目で複数当てはまれば、医師の診断や、健診での相談を推奨するという。
  • 向きぐせがある、股関節が硬くM字に脚が開きにくい
  • 女児である
  • 股関節が悪い家族がいる
  • 出生時、逆子だった
  • 寒い地域もしくは寒い時期に生まれた

結論

赤ちゃんの股関節脱臼を防ぐためには、新生児の頃からおむつ替えでの足の持ち方に注意を払いたい。万が一、股関節脱臼と診断された場合は、生後6ヶ月までの治療開始が望ましいという。おむつ替えの際はM字脚を確認し、気になる点があったら、早めに専門家へ相談してほしい。

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