目次
- 1. 子供乗せ自転車は「電動アシスト付き」or「なし」どちらがおすすめ?
- 2. 全部わかる?子供乗せ自転車で法律違反になるパターンとは
- 3. 子供乗せ自転車のチャイルドシートの「前乗せ」と「後ろ乗せ」の違い
- 4. 子供乗せ自転車に後付けできるおすすめのチャイルドシートを種類別に紹介
- 5. 子供乗せ自転車用の後付けチャイルドシートは選び方が重要!
- 1歳(12カ月)以上、4歳(48カ月)未満
- 目安身長100cm以下、体重15kg以下
- 子供が視界に入るので常に安全確認できる
- 景色がよく見えるので子供がご機嫌になる
- 重心がハンドルに偏り不安定になることがある
- 後ろ乗せタイプと比べて使用できる期間が短い
- 1歳(12カ月)以上、6歳(72カ月)未満
- 目安身長115cm以下、体重22kg以下
- 体が大きめの子や厚着させている日もゆったり使える
- 前乗せタイプと比べて雨や風を直接受けにくい
- 子供は景色が見えないので退屈しがち
- 子供が視界に入らないので親は心配になる
1. 子供乗せ自転車は「電動アシスト付き」or「なし」どちらがおすすめ?

自転車の購入や買い替えを検討しているご家庭で、かつ子供がいるという場合、電動アシスト付きにするか非搭載にするかで悩むことがある。価格が大きく変わるため、慎重に判断したいところだ。
坂道が多いエリアなら電動アシスト付きがおすすめ
お住まいのエリアや、よく子供を連れて買い物や遊びなどに行くエリアに坂道が多い場合は、電動アシスト付き自転車をおすすめする。理由は明白である。子供を乗せたまま坂道を登るのは相当な体力を必要とするためだ。疲れた状態での運転はケガや事故などのリスクも生じる。値は張るが、電動アシスト付き自転車のほうが圧倒的におすすめである。
平地のみ、子供が1人という場合は電動アシストなしもあり
平地のみ(またはほぼ平地)というエリアで、かつ子供が1人といったご家庭であれば、電動アシストなしの自転車も選択肢に入ってくるだろう。仮に平地のみでも、子供が2人いると漕ぎ出しなどにバランスを崩したり、少しの勾配でもキツく感じたりすることがあるため、電動アシスト付き自転車を検討しよう。
2. 全部わかる?子供乗せ自転車で法律違反になるパターンとは

子乗せ電動自転車を使用するにあたって知っておきたいのが法律だ。自転車は道路交通法上「軽車両」に分類される。子供の命を守るためにも重要なので、復習の意味でもぜひ確認しておこう。なお以下はいずれも運転者が16歳以上であることが条件だ。
【違反1】定員オーバー
「幼児2人同乗用自転車」の場合、定員は3人(運転者1人および、小学校就学の始期に達するまでの者2人)までだ。幼児用座席に幼児2人を乗せ、さらに運転者がおんぶなどで幼児1人を乗せる行為(運転者含めて4人乗り)は禁止されている。たとえ電動自転車であってもこのような乗り方は大変危険だ。決しておこなわないようにしよう。
【違反2】普通の自転車に幼児2人を乗せる
子乗せ自転車ではない、普通の自転車にチャイルドシートを後付けした場合、幼児1人であれば乗せても法律違反とならない。また普通の自転車で、幼児1人をおんぶ紐などで確実に背負って乗車する場合も問題ないとされている。だが子乗せ自転車ではない場合、幼児2人を乗せることは法律違反になるので注意が必要だ。チャイルドシートを後付けしても乗せられるのは幼児1人であり、2人を乗せる場合は必ず「幼児2人同乗用自転車」を使用しなければならない。
【違反3】子供を抱っこして乗る
たとえ抱っこ紐を使用していたとしても認められない。抱っこの状態で子乗せ電動自転車を運転し、転倒した結果、幼児が死亡してしまった悲しい例もあり大変危険だ。おんぶに関しては各都道府県によって年齢制限を設けている場合もある。必ずご自身のエリアのルールをチェックしてほしい。
3. 子供乗せ自転車のチャイルドシートの「前乗せ」と「後ろ乗せ」の違い

子乗せ電動自転車を使用する際、チャイルドシートを前乗せにするか後ろ乗せにするか迷う方は多いだろう。それぞれの特徴とメリット・デメリットをまとめたので、購入予定の方はぜひ参考にしてみてほしい。
「前乗せ」タイプ
【特徴】
【メリット】
【デメリット】
「後ろ乗せ」タイプ
【特徴】
【メリット】
【デメリット】
4. 子供乗せ自転車に後付けできるおすすめのチャイルドシートを種類別に紹介

子供乗せ電動自転車に後付けできるおすすめのチャイルドシートを、前乗せと後ろ乗せに分けて紹介する。
前乗せチャイルドシートのおすすめ
【ブリヂストン「ルラビーデラックス」】
子乗せ電動自転車メーカーでもメジャーなブリヂストンは、チャイルドシートも人気だ。なかでも前乗せタイプの「ルラビーデラックス」はおすすめ商品のひとつである。シートのクッションは衝撃吸収素材、3点式ベルトはバックルがステンレス製で壊れにくい。フットレストは2段階調整が可能なので、子供の体格に合わせて変えることもできる。
後ろ乗せチャイルドシートのおすすめ
【OGK「RBC-007DX3」】
ブリヂストンと並び、子乗せ電動自転車用のチャイルドシートメーカーで有名なのがOGKだ。前乗せ・後ろ乗せどちらも販売しているが、後ろ乗せタイプのおすすめが「RBC-007DX3」である。衝撃吸収パッド付きヘッドレストが付属しており、子供の頭の高さに合わせて調節できる。5点式シートベルトが子供の体を支えてくれるので、運転中の安心感も違うだろう。
5. 子供乗せ自転車用の後付けチャイルドシートは選び方が重要!

子供乗せ電動自転車に後付けできるチャイルドシートを購入する際は、必ずお使いの子乗せ自転車に取り付けられるかどうか、事前に確認しておこう。メーカーや機種、チャイルドシートによっては後付けできないこともあるためだ。たしかに値段も気になるところではあるが、安全を最優先に考えて選んでほしい。
結論
チャイルドシートは子供の安全を守る重要なものだ。子乗せ電動自転車に後付けする商品をお探しのお母さん、お父さんはぜひ納得できる商品を選んでほしい。あわせて、子乗せ電動自転車を使用する際はくれぐれも、子供の安全と交通ルールを厳守してほしい。