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保育園から幼稚園へ転園したい!違いやメリット、注意点を紹介!

保育園から幼稚園へ転園したい!違いやメリット、注意点を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年2月25日

最近は預かり保育が充実している幼稚園が増え、共働きの家庭でも幼稚園を利用するケースが少なくない。幼稚園と保育園では教育カリキュラムが異なり、幼稚園に預けることのメリットに魅力を感じる方も多いだろう。今回は、保育園から幼稚園への転園を検討している方に、幼稚園のメリットや注意点を紹介しよう。

  

1. 保育園から幼稚園への転園 メリットは?

保育園は0歳から預けることができるが幼稚園は満3歳からなので、これまで保育園に預けていても3歳になったら幼稚園への転園という選択肢が増える。幼稚園に転園することで、どのようなメリットがあるのだろうか。

集団生活の中で入学準備ができる

幼稚園によってお勉強中心、外遊び中心といった特徴は異なるが、椅子に座って先生の話を聞く、読み書きの練習をするといった機会も多く、小学校の入学準備にもつながる。保育園と比較して1クラス20〜30人と園児が多い幼稚園では、小学校のクラス人数に近い環境の中で集団生活を経験し、ルールを身に付けられるというメリットもある。保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省という管轄の違いはあるが、どちらも幼児教育の場であるため、教育の面では各園の特色を見て選ぶとよいだろう。

行事が充実している

幼稚園では保護者参加の行事が多く、普段の子どもの様子を知ることができる機会が多い。季節の行事や、体育、音楽、芸術等さまざまな行事を通して、子どもの成長を促すことができるというメリットもある。また、自然と人前に立つ機会も増えるため、よい経験になるだろう。保護者の集まりが多いことは、共働きの家庭にとってはデメリットにもなる。しかし、保護者同士のつながりができることは、小学校以降の生活を考えると、大きなメリットだ。また、保育園は園庭を近隣の公園などで代替できるが、幼稚園は運動場を同じ敷地内、または隣接した敷地に確保しなければならないと法律で決められている。普段の活動や行事を園庭でのびのびと行えることは、心身の成長にとってよい影響を与えるだろう。

幼稚園で習い事ができる

体操やスイミング、ピアノなど、放課後に課外活動をしている幼稚園も多く、幼稚園のお友達と習い事をすることができることもメリットの一つだ。共働きの家庭では、なかなか平日に習い事をさせることが難しい。しかし、幼稚園の習い事を利用すれば、送迎や付き添いなどの負担を減らすことができる。また、一般の習い事に比べて幼稚園の習い事は月謝がリーズナブルなことも多い。

2. 幼稚園に転園するときの注意点

保育園から幼稚園への転園で一番注意しなければならないのは、環境の変化による子どもへのストレスだ。すんなりと転園できるケースもあれば、幼稚園に転園した途端、母子分離さえも難しくなることもある。新しい環境にどのくらい馴染めるかは、子どもの個性によって異なるため、親が子どもの特性を見極めて慎重に転園を判断しよう。

また、幼稚園に転園すると昼寝時間がなくなり、降園後の公園遊びが加わるなど生活リズムにも変化がある。生活リズムの変化に慣れるように、親のサポートが大切だ。

また、費用面も注意が必要だ。幼稚園は保育料だけでなく、入園金や、制服、体操着などの指定のものを揃えるために、かなりの額がかかってしまうこともある。さらに、保育時間が短いため、有料の預かり保育の利用が必要なことも。2019年10月より、幼児教育・保育の無償化により月額2.75万円を上限として保育料が無償化され、同時に「保育の必要性の認定」を受けると、預かり保育の補助も受けられるようになった。利用日数に応じて月額最大1.13万円の範囲で預かり保育の利用料が無償化されるので、認定要件を確認しておこう。

3. 仕事は続けられる?転園先の幼稚園の選び方

これまでの仕事を続けたままで転園する場合、仕事を続けられる環境が整っているのかが幼稚園選びのポイントになる。

まず重要なのは、預かり保育の充実度。幼稚園によって預かり保育の時間が大きく異なるのだ。夕方17時までの延長保育を実施しているところもあれば、保育園と変わらず早朝の預かり保育が7時から、夜の延長保育が20時までというところもある。預かり保育の料金も園によって異なるので要注意。長期休みに関しても、預かり保育や給食の有無が幼稚園選びのポイントになるだろう。幼稚園で預かり保育を利用している園児の割合が多い場合は、安心して預けることができる。

保護者の役員活動も幼稚園によって大きく異なるため、幼稚園選びの際はチェックが必要だ。保護者活動が活発な幼稚園であれば、平日の集まりも多く両親がフルタイムで働いていると難しい。事前の入園説明会などで、園から求められる保護者の関わり方を確認しておこう。保護者同士の関わり方や雰囲気などは、幼稚園に通っている知り合いなどに尋ねてみるとリアルな声がリサーチできるだろう。

結論

保育園から幼稚園への転園は、子どもの成長にとってのメリットがたくさんある。共働きの場合は、預かり保育や給食の充実度などを事前に確認しておくことが大切だ。子どもの性格や様子を考慮して、転園を検討しよう。
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  • 更新日:

    2020年2月25日

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