1. 幼稚園が合わない理由は?運営方針とわが子の様子をチェック

幼稚園の運営方針は園によってさまざま
日本の幼稚園は6割以上が私立幼稚園で、多くは独自の運営方針を持っている。その運営方針の違いから、しつけや教育を重視した「お勉強系幼稚園」と、自由保育や屋外遊びを重視した「のびのび系幼稚園」に大きく分けることができるだろう。
お勉強系幼稚園では、書き方や英語などの学習指導のほか、絵や工作、楽器の演奏などの課題があることも。しつけに厳しく、園での過ごし方についてルールが細かく決められている園もある。課題をクリアすることに喜びを感じる子どもにとっては楽しい幼稚園生活になるが、その一方で決められた課題やルールを窮屈に感じる子どももいるかもしれない。
のびのび系幼稚園では、屋外でたくさん遊んだり、ユニークな経験ができたりする園も多い。活発に遊び楽しく過ごせる子どもがいる一方、その自由さやにぎやかさを苦痛に感じる子どももいるだろう。
お勉強系幼稚園では、書き方や英語などの学習指導のほか、絵や工作、楽器の演奏などの課題があることも。しつけに厳しく、園での過ごし方についてルールが細かく決められている園もある。課題をクリアすることに喜びを感じる子どもにとっては楽しい幼稚園生活になるが、その一方で決められた課題やルールを窮屈に感じる子どももいるかもしれない。
のびのび系幼稚園では、屋外でたくさん遊んだり、ユニークな経験ができたりする園も多い。活発に遊び楽しく過ごせる子どもがいる一方、その自由さやにぎやかさを苦痛に感じる子どももいるだろう。
まずは先生に相談してみよう
子どもが「幼稚園に行きたくない」と言うのはよくあること。しかし、登園しぶりが長引いたり、登園時だけでなくお迎えの時間までずっと泣いていたりするなら注意が必要かもしれない。そんな時はまず、担任の先生や園長先生と話をしてみよう。幼稚園側と話をすることでモヤモヤが晴れ、違和感や不信感を拭い去れることもあるだろう。
2. 幼稚園を変えるタイミングは?小学校入学時への影響も考慮しよう

子どもの様子や幼稚園の対応から、「いまの幼稚園は合わない」と判断したなら、転園も選択肢のひとつだ。しかし幼稚園の場合、転園先の幼稚園は定員になっていることもある。まずは情報を集めて、転園できる幼稚園を探そう。
幼稚園を変えるタイミングとして、多いのは年度替わりの4月だろう。しかし幼稚園によっては、年度途中での入園を受け入れている園もある。運動会やお遊戯会などの行事がいつ行なわれるか、練習のスケジュールはどうかなど、入園予定の幼稚園に確認してみよう。
幼稚園を変えるタイミングとして、多いのは年度替わりの4月だろう。しかし幼稚園によっては、年度途中での入園を受け入れている園もある。運動会やお遊戯会などの行事がいつ行なわれるか、練習のスケジュールはどうかなど、入園予定の幼稚園に確認してみよう。
転園するなら小学校入学時への影響も考慮しよう
幼稚園を変わるなら、小学校入学も視野に入れておきたいもの。同じ小学校に進むお友達がまったくいないと、入学時に不安に思う子どももいるだろう。転園先を選ぶ際には、「どの小学校へ進む子が多いか」を幼稚園に確認しておこう。
3. いつ言う?伝え方は?先生への転園報告

転園することが決まったら、幼稚園へ報告が必要だ。退園をいつ言うか悩むところだが、幼稚園によっては「退園の1ヶ月前まで」と決められている場合もある。保育料などの引き落としのタイミングも、幼稚園によって取り扱いが異なる。入園時に受け取った書類で確認しておこう。
先生への伝え方
幼稚園を変わることを先生に報告する時、伝え方を悩む方もいるかもしれない。退園後に噂になりたくないなど、さまざまな事情もあるだろう。もし不安があるならば、退園の理由などを事細かく伝える必要はない。
結論
幼稚園を変えるのは保護者にとっても勇気のいることだろう。しかし、子どもがイキイキと幼稚園生活を楽しめるよう、環境を整えてあげるのは大切なことだ。幼稚園がわが子に合わないと感じたら、転園も選択肢のひとつになる。子どもの気持ちを受け止め、最適な方法を夫婦で話し合おう。転園は決して悪いことではないし、幼稚園は義務教育でもない。転園を決めたら、新しい幼稚園でわが子が楽しく過ごせることを一番に考えて行動しよう。