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赤ちゃんの言葉の発達過程は?発達を促す関わり方も紹介!

赤ちゃんの言葉の発達過程は?発達を促す関わり方も紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年2月29日

大きくなった我が子とどんなやりとりをするのか、想像をして楽しみにしている方も少なくないだろう。生まれたばかりの赤ちゃんは当然話すことはできないが、周囲の大人の言葉やコミュニケーションを聞きながら、だんだんと言葉を発達させていく。そこで今回は、赤ちゃんの言葉がどのような段階を経て発達していくのか、そして言葉を引きだすためにどのような遊びや方法があるのかを紹介しよう。

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1. 言葉の前に大切な赤ちゃん時代のコミュニケーション

生後間もない新生児期は、空腹やオムツなど生理的欲求で一方的に泣くだけだと思われがちだが、実際はすでに環境音と人間の声を聞き分けることができている。2ヶ月ごろには、周囲に人がいないと泣いたり、顔を覗かれると話すように声を発したりと反応が増え始める。そして3〜4ヶ月ごろにはいつもあやしてくれる特定の人に対して、特別に反応するようになる。

一方、赤ちゃんのやりとりの発達に合わせて、親や周囲の大人も声かけを増やしたり、赤ちゃんの反応から必要なケアを理解し与えられるようになっていく。こうした相互作用によって、赤ちゃんはまず言葉を理解していくのだ。そしてこの後の言葉の発達には、この時期により多く理解できる言葉を持っていることが大切だと言われている。つまり「どうせわからない」と無言にならず、赤ちゃんのうちからたくさんの言葉がけをすることが言葉の発達には重要なのである。

2. 赤ちゃんから幼児期にかけての言葉の発達

赤ちゃんが言葉を話し始める生後10ヶ月〜1歳半ごろを、語彙獲得の第1段階」という。この時期は、「ブーブー」「マンマ」などの語が多く、それはそれ以前の喃語の「ブーブー」などの無意味な発声が発達とともに意味を持つからだと言われている。

1歳半〜2歳後半の「語彙獲得の第2段階」になると語彙は爆発的に増加し、赤ちゃんの言葉はぐっと発達し「マンマ チョーダイ」などの2語文が話せるようになる。また、物の名前などに興味を持ち「何?何?」と親は何度も名前を聞かれたりする。その後3歳ごろにはほとんどの簡単な会話はやりとりできるようになり、4歳ごろには幼児語もほとんどなくなるといった言葉の発達過程をたどる。このように生まれて間もない頃のコミュニケーション行動や喃語が、その後の言葉の発達に関係しているのだ。

3. 言葉の発達を促す関わり

言語の発達には環境の影響が大きいとされおり、その好ましい環境とは「適当な言語刺激が常に与えられ、子どもが自由にのびのびと言語表現が行える環境」(※1)であると言われている。また、相互に言葉をかわすことができることも、発達の上では必要だ。

先述した通り、新生児ですら人間の声は聞き分けることができる。小さいうちから話しかけをしながら身の回りのケアをすることに始まり、クーイング(喃語の前の喉を鳴らすような声)や喃語が始まればそれに反応して声をかけるなど、日常のなかでのコミュニケーションが発達の大切なプロセスだ「語彙獲得の第2段階」で「何?何?」と質問を繰り返す時期は、大人にとっては何度も答え続けなくてはならず大変な時期でもある。しかし、ここで物の名前を学んだり、聞けば答えてくれる関係を築けることが、子どもの発達をさらに促すことになる。

4. 遊びながら言葉の発達を促す方法

それでは、子どもの言葉の発達を応援する遊びを紹介しよう。

絵本の読み聞かせ

言葉がしっかりわからない時期でも、絵と言葉に同時に触れることで物と名前や言葉の対応を学び、発達を促せる。絵本を読むときには大人は自然に優しい声になりやすいので、子どもにとっては心地よい声を聞かせてもらえ安心できることもメリットだ。

手遊び歌

親世代も子どもの頃に経験がある一般的な手遊び歌も、言葉の発達を促すのには最適だ。「いっぽん橋」やロンドン橋の曲のメロディーに乗せて「あたま・かた・ひざ・ぽん」「グーチョキパー」など、赤ちゃんと目線を合わせながらやってみよう。最初はよくわからなくても歌を聴くことで情緒も発達し、自分で歌ったり手遊びができるようになると、話し理解する力の発達にもつながる。

テレビまかせはやめよう

忙しい朝など、子どもがテレビ番組を見ていてくれると家事や準備がはかどるので助かる。しかし、テレビに任せっきりにするというのは、言葉の発達という面ではおすすめできない。「あれはなんだろうね?」「かわいいね」など、コミュニケーションを取りながら見せてあげよう。その場では忙しくてできなくても、「なんのお話だった?」「◯◯だったね」など確認してあげるのもいいだろう。

結論

赤ちゃんから幼児期にかけて、子どもは周囲の大人の与える刺激を受けて言葉を発達させていく。話し言葉として確立する前から、自然な中でコミュニケーションの取り方を学び、自分の中にたくさんの言葉を貯めて理解できている。言葉が出にくいという場合、家庭内での言葉掛けが少なくないかを見直してみるのも一つのポイントだ。言葉のシャワーを浴びることで、子どもは言葉を理解し発達させるのだ。幼児期になり、まだ舌足らずながらも会話の幅が広がり始めると、親子のやりとりもぐっと面白くなる。言葉の発達を生活の中で促し、子どもとの楽しいひとときをすごそう。

※1 参考書籍名 最新育児小児病学 徳島大学教授黒田康弘 南港堂

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