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手づかみ食べにはメリットがいっぱい!離乳食が進んだら始めよう!

手づかみ食べにはメリットがいっぱい!離乳食が進んだら始めよう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2020年3月 1日

初期のすり潰したおかゆから始まった離乳食も、後期に進んでくると食べ物を歯茎で上手に噛めるようになり、少しずつ固いものも食べられるようになってくる。そんな頃にぜひ試してほしいのが「手づかみ食べ」である。少し粗暴に感じる手づかみ食べには実はメリットがたくさんあるのだ。今回は手づかみ食べのメリットについて学ぼう。

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1. 五感をフルに使って食への興味アップ!

体の五感とは視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5つの感覚のことだ。幼い頃はこの五感を使って様々なことを学び、吸収していく。

手づかみ食べはまさにこの五感のうちの触覚を刺激する食べ方である。手で食べ物を直接触ることにより、肌触りや温度や硬さ、柔らかさをより具体的に感じることができる。スプーンやフォークを使ってはわからないたくさんの情報を手づかみ食べをすることにより入手するのだ。すなわち、手づかみ食べは食べ物そのものに対する知識や興味が培われると考えられている。結果的に手づかみ食べを積極的に行っていた子は好き嫌いも少ないというメリットもある。

2. お箸やスプーンへの移行もスムーズに!

赤ちゃんにとって細かいものを指先で摘んで、さらに口まで運ぶということはとても難しいことだが、手づかみ食べをすることにより目と手と口の協調運動能力が鍛えられ、脳に非常に有益な刺激を与えることがわかっている。また柔らかいものをつかむ時の力加減を学んだり、一度に食べられる量を自分で考えてつかむ必要があり、何度も失敗したり、成功したりを繰り返しすることにより、自分に合った感覚を磨いていくことができるようになる。

この感覚を十分に鍛えるとどんないいことがあるか。それはいざお箸やスプーンを使って食べようとした時に役に立つ。柔らかいものはそうっとつかむ。スプーンに乗せる量はこれくらい。難しい口までの運び方も、親が教えなくても子どもが自分で考えて道具を使うことができる。結果的にスプーンやお箸トレーニングを始めると、スムーズに使うことができるようになるというメリットがあるのだ。

3. 家族みんなと一緒に楽しい食事時間がもてる!

離乳食の最初のころは赤ちゃんだけをイスに座らせて、親の食事とは別の時間につきっきりで食べさせていたことだろう。それも離乳食後期になると、親と同じようなメニューを親と同じ時間に食べている家庭も多い。でも、手づかみ食べをさせていない場合は親が赤ちゃんに常に食べさせなくてはならず、非常に慌ただしい食事になってはいないだろうか。食べさせることに必死で、自分が何を食べたのかよくわからないまま食事が終わってしまったような感覚になったこともあるだろう。

もし手づかみ食べをさせていれば、赤ちゃんが自分で食べることができる。その時は親も一緒に「おいしいね」と会話をしながら食べることができるのだ。忙しいと、まだ赤ちゃんの口にものが入っているのに「早く、早く」と食べさせようとしたことはないだろうか。手づかみ食べならば、赤ちゃんも自分のペースで口にものを運ぶことができる。お互いに一緒に楽しく食事ができるというメリットもあるのだ。

4. 皮膚の弱い子は一度皮膚科に相談を

いいことづくめの手づかみ食べだが、一点だけ注意が必要だ。アトピー性皮膚炎のように皮膚が弱い子の場合は、皮膚に直接食べ物があたることにより炎症を起こしたり、場合によっては食物アレルギーを引き起こしたりすることがある。

過度にガーゼ類で何度も拭くのも皮膚には刺激が強くあまりよくないので、手づかみ食べを始める前に何かのついでで皮膚科に行くことがあれば相談をしてから始めてみよう。

結論

手づかみ食べには、「好き嫌いが少ない」「スプーンやお箸の使い方を早くマスターする」「食事時間は楽しいものだとインプットされる」というたくさんのメリットがあることがわかった。ただ最初は床にばらまいたり、顔も洋服もドロドロに汚れるというデメリットもある。それは新聞を床に敷いたり、食後はお風呂に入るというように対応することにしよう。それらのデメリットを吹き飛ばすくらいのメリットが手づかみ食べにはある。ただ親がイライラしては逆効果。ぐちゃぐちゃに耐えられないと思ったら一度お休みするのももちろんアリ。食事時間が苦痛にならない程度に取り組もう。

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