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手づかみ食べの促し方は?食べさせるための工夫を紹介!

手づかみ食べの促し方は?食べさせるための工夫を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2020年3月16日

手づかみ食べとは、離乳食が進んだ9~11か月頃の赤ちゃんが自分の手を使って食べ始めることだ。大人にスプーンなどで食べさせてもらっていた赤ちゃんも、自分で食べてみたい意欲が出てくるのだ。手づかみ食べは発達に重要な行動で、積極的にさせてあげたい。ここでは手づかみ食べの促し方や食べさせやすい方法などを紹介する。

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1. 食べやすいサイズ

手づかみ食べは協調運動の練習

食べ物を噛んで飲み込む練習の時期が過ぎると、次は食べ物を手でつかんで自分の口に運ぶという協調運動の練習になり、熱い冷たいの感覚も養うことができる。はじめは食べる量もつかむ力加減もわからないが、だんだんと自分で口に入れる量がわかるようになり食べることが上手くなっていく。手づかみ食べは自分で食べたいという意思が芽生え、チャレンジしたいという気持ちの表れのため、積極的に手づかみ食べをさせてあげよう。

子どもがつかみやすい小ぶりサイズに

手づかみ食べをさせるためには、料理にひと工夫必要だ。ご飯は一口サイズのおにぎりにし、野菜は細長いスティック状にすると持ちやすく、長めにすることで一口に食べる量もわかるようになってくる。さつまいもやじゃがいもを柔らかくし、野菜やほぐした魚を混ぜて小さく丸めて焼くと、つまむ練習にもなり手づかみ食べをしやすくなる。最初は量は多く出さず、一口量から用意しよう。

2. 声かけ

大人が見本を見せながら声かけをする

なかなか手づかみをしない子どもには、声かけをすることによって、手づかみ食べを始める場合もある。大人が手づかみ食べをして見せ、「おいしいね」「やわらかくて甘いね」などと声かけをして、食べることの楽しさやおいしさを教えてあげることで、自分も食べてみようかなと意欲を持たせるのだ。手づかみ食べができたら「すごいね」「上手だよ」とほめてあげれば、子どもはできたことが嬉しくなり、手づかみ食べの頻度は増えていき食事が楽しくなるだろう。

食事の時間との切り替えにも声かけを

遊びの延長としてご飯の時間になってしまうと、遊び食べにも繋がってしまうため、切り替えは必要だ。まずは椅子に座り「エプロンつけるね」と声をかけ、「いただきます」の挨拶をし、今から食事の時間だとわかりやすく切り替えてあげると、毎日の習慣となってスムーズに食事時間に移行できるようになる。手づかみ食べは重要なプロセスなため、「こぼしちゃダメ」など否定的な言葉は使わず、子どもがやりたいようにさせて見守り、のどに詰まらせないように気を付けよう。

3. 椅子やテーブルの食事環境

椅子は足をつけ、床にはシートを

手づかみ食べでは口に入れようとしてボロボロこぼしたり、遊び食べをしたりと行儀よく食べられる子どもはいない。座る椅子は重要で、足がつかずブラブラしてしまうと安定感がなく気が散ってしまう。そのためにも足が床や踏み台につくようにし、背面にクッションを置くなど安定して手づかみ食べができる姿勢にすることだ。そして毎日3食手づかみ食べをすると、床には食べ物が散らばり毎回後片付けも大変になる。床対策に椅子の周りには新聞紙やレジャーシートを敷き、汚れても処理が簡単にできるようにしておこう。

お皿も工夫し、テーブルはすっきりと

手づかみ食べでまだ力加減がわからない子どもは、食べ物だけでなくお皿ごと落としてしまうこともあるだろう。お皿は底がすべりにくい素材のものがあり、滑り落ちにくいように工夫されているものもある。また食べ物が散乱する可能性を考え、テーブルの上にはお皿以外にティッシュなど物は置かないようにすれば、二次被害を防げるうえ食事が終わればサッと拭ける。汚れが気になるならば床と同じようにテーブルに新聞紙を敷くのも手だ。

4. スプーンとフォークへの移行

手づかみ食べはスプーン移行への重要なステップ

手づかみ食べは固さや熱さなど、あらゆる感覚を覚える重要な過程だ。目で見て手と口など五感を使うことで、スプーンやフォークなどを使う動きの元となる。スプーンなどを早くから使うと、力加減や一口量などの感覚がつかめず上手に美味しく食事ができないため、手づかみ食べは充分な時期が必要だ。

大人の真似をして慣れさせる

離乳食完了期の1歳から1歳半ころになるとスプーンの練習を始めてもいい時期だ。実際に使えるようになるのは2歳ころになるため急ぐ必要はないが、子どもが自分からスプーンやフォークに興味を持ちだしたら積極的に使わせてあげよう。スプーンは木製やシリコンなど安全なもので、子どもの手に合うサイズを選び、お気に入りのキャラクターのものなら使ってみたいと意欲がでてくるだろう。大人が実際に子どもにスプーンで食べる姿を見せれば、子どもも真似をしたくなるものだ。一口サイズの食べ物をスプーンに乗せ、子どもに渡してチャレンジさせる練習をしていくと、いずれ子ども自身で感覚がつかめてくる。

結論

手づかみ食べはテーブルや床などが汚れるため困った行動だと思うかもしれないが、実は食べる感覚を養う大事なステップだ。食べ物を指でつかみやすいサイズにし、つかんで食べることができたら思いきりほめてあげよう。子どもの食べたいという意欲を引き出すためにも、大人の声かけで楽しい雰囲気の食卓にしてほしい。

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