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お食い初めの献立は6種類!それぞれに意味があるって知ってた?

お食い初めの献立は6種類!それぞれに意味があるって知ってた?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2020年3月28日

赤ちゃんの生後100日を目安に、これまでの成長を感謝し、大人になっても食べ物に困らないように祈る儀式が「お食い初め」だ。儀式そのものにはもちろん、お食い初めで用意する一汁三菜の献立にも、それぞれ意味があるのをご存じだろうか?

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1. 赤飯

お食い初めの献立、赤飯は、生きていくのに欠かせない食材の1つ「穀物」を表現している。さまざまな穀物のなかでもこの赤飯は、室町時代ごろから日本の祝いの場に欠かせない。

その理由は、赤飯の「赤色」に魔除けや厄払いの意味があるためだ。お食い初めの赤飯には、赤ちゃんがこれから病気などの災厄に合わないように、という祈りが込められているという。

一般的に小豆やササゲが使われる赤飯だが、北海道地方や東北地方では甘納豆を使うことがある。この地方では、お食い初めでも甘納豆の赤飯を用意するという。そのほか地方によっては白ごはんやお粥、栗ごはんを用意するところもある。

2. 焼き魚

お食い初めの献立のうち、焼き魚は「海の食材」を表現している。お食い初めは祝い膳であるため、切り分けられておらず縁起のよい尾頭付きの焼き魚が欠かせない。

特に一般的な魚が「鯛」だ。お食い初めに鯛が選ばれる理由は、赤い外観に白い身の紅白カラーがめでたい、「めでたい」と鯛の語呂合わせがよい、七福神の恵比寿様が釣っていて縁起がよい、など諸説ある。古来祭礼に欠かせない魚であったことには違いない。

特定の地方差は不明だが、家庭によっては鯛ではなく、ホウボウを使うところもある。カサゴの仲間であるホウボウは、頭が固く、鳴き声を出すのが特徴だ。ここから、赤ちゃんの頭の骨が固くなるように、夜泣きをしないようにとの願いを込められる。

3. 煮物

お食い初め膳のなかで、生きていくのに大切な「山の食材」を表現しているのが、煮物だ。こまかい決まりがないため、お煮しめや海老とレンコンの煮物、黒豆、高野豆腐など、レパートリーが豊富な献立でもある。

煮物に使う具材それぞれにも意味がある。たとえば、重い土をかきわけて上へ上へと伸びるタケノコは、子どもの健やかな成長を願う食材だ。穴の開いたレンコンには、先の見通しがよくなるようにとの願いが込められる。その地方ならではのご当地食材を入れるのもよい

4. 汁物・お吸い物

これも生きていくのに欠かせない「飲み物」を表現した献立が、汁物・お吸い物である。お食い初めでは、ハマグリのお吸い物がよく用意されている。

お吸い物には、赤ちゃんの吸う力が強くなりますように、との願いが込められる。加えてハマグリには、2枚貝の殻がピタッと合うように、生涯の伴侶に恵まれますように、と願う意味がある。

ただし、こちらも特別に決められているわけではない。アサリなど、ハマグリ以外の具材で汁物を用意する地方や家庭も見られる。

5. 香の物

香の物、いわゆる漬物は、生命維持に欠かせない「塩」を表現しているという。お食い初めの香の物も、特定の食材が決められているわけではないため、地方・家庭によってさまざまな献立が選ばれている。

たとえば、おせちにも入っている縁起のよい香の物が、紅白なますだ。長生きを象徴する梅干しを用意する方も多い。

6. 歯固めの石

お食い初めの献立と同じように食べさせるマネをして、赤ちゃんに丈夫な歯が生えるように願う品が「歯固めの石」だ。神社でお借りし、器に入れてお膳に出すのが一般的である。関西地方では、歯固め石ではなく、タコを用意する地域がある。タコは「多幸」の語呂合わせにもなり、手足が八方へ伸びる性質から「幸運が八方へ広がる」といわれ縁起がよい。岩手県では、かたい身を食べられる丈夫な歯になるように、という意味を込めて、アワビを用意することもある。

結論

ミキハウス子育て総研が2018年におこなった調査(※1)によると、お食い初めを一緒に祝ったメンバーには、両家の親、あるいは父方か母方どちらか一方の親も挙げられる。親せきが集まる場では、その地方独特のマナーが守られているかどうか見られている場合もあるため、気になる方は、事前にお食い初めの献立を聞いておけば安心だ。地元に合った献立を用意し、それぞれの意味を知っておくことで、おざなりにならず、より心を込めたお食い初めができるのではないだとうか。


※1 "お食い初め"はどう祝いましたか?|第838回|ハッピー・ノート.com

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