1. ジュニアシートはなぜ必要?いつから使うのか

こちらでは早速、いつからジュニアシートを使用すべきかとジュニアシートが必要な理由について説明しよう。
ジュニアシートが必要な理由
警視庁による統計ではジュニアシートなどの幼児用補助装置が未使用の場合では、交通事故による致死率が13.4倍にも高まることが明らかとなっている。このことからも、子どもの命を守るためにもジュニアシートの使用は欠かせないものといえるだろう。
また、2000年4月1日から道路交通法によりチャイルドシートやジュニアシートなどの幼児用補助装置の使用が義務となった。そのため、子どもの乗車中の安全確保を目的としているが、義務を怠った場合は「幼児用補助装置使用義務違反」となるため子どもを同乗させるときには、ジュニアシートの使用は不可欠である。
また、2000年4月1日から道路交通法によりチャイルドシートやジュニアシートなどの幼児用補助装置の使用が義務となった。そのため、子どもの乗車中の安全確保を目的としているが、義務を怠った場合は「幼児用補助装置使用義務違反」となるため子どもを同乗させるときには、ジュニアシートの使用は不可欠である。
ジュニアシートはいつから使用を開始すべきか
こちらでは、ジュニアシートの使用開始時期の目安について解説しよう。
ジュニアシートをいつから使用しなければならないという規則はない。しかし、子どもの成長に応じてチャイルドシートが小さくなり、適切に使用できなくなったときからジュニアシートの使用をはじめるのが一般的である。
ジュニアシートをいつから使用しなければならないという規則はない。しかし、子どもの成長に応じてチャイルドシートが小さくなり、適切に使用できなくなったときからジュニアシートの使用をはじめるのが一般的である。
2. ジュニアシート使用は法律で決められている?

前述の通り2000年4月1日からチャイルドシートやジュニアシートなどの幼児用補助装置の使用が道路交通法により義務付けられるようになった。これに伴い、ジュニアシートを使用しない場合は罰則の対象となるため注意すべきである。
また、適切なジュニアシートの使用も求められるため、子どもの身長や体重も正確に把握して、適正年齢や基準も併せて理解しておかなければならない。
また、適切なジュニアシートの使用も求められるため、子どもの身長や体重も正確に把握して、適正年齢や基準も併せて理解しておかなければならない。
3. ジュニアシートの適正年齢と基準

こちらでは、道路交通法に基づくジュニアシートの使用基準について解説しよう。
適正年齢
道路交通法第71条の3第3項には、6歳未満のジュニアシートを使用しない子どもを乗車させて自動車を運転してはならないという旨が明記されいる。また、これには6歳以上であっても子どもの体格等の事情により、シートベルトの適切な着用が困難な場合は、ジュニアシートを使用すべき点も添えられていることを忘れてはならない。すなわち、上記からジュニアシートはチャイルドシートの使用を終えた後から6歳以上に至り、シートベルトを適切に使用できる体格に至るまでの使用が必要ということがいえる。
身長
車に備え付けられているシートベルトは、身長が140cmに達してから安全に使用することができる。それ未満の身長では万が一のときには内臓を損傷する危険性が高まる。そのため、6歳以上であっても子どもの身長が140cm未満のうちは、ジュニアシートを使用する必要がある。
4. ジュニアシートを選ぶ時のポイント

こちらでは、ジュニアシートの選び方に失敗しないための4ポイントつのポイントを紹介しよう。
3種類のタイプのメリットとデメリットを理解する
ジュニアシートには、主に「5点ハーネスタイプ」「インパクトシールドタイプ」「ブースタータイプ」の3種類があるため、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で用途に応じたものを選ぶと失敗がないだろう。
5点ハーネスタイプ
ジュニアシート本体をシートベルトで車に固定し、子どもはジュニアシートのベルトを固定して使用するタイプのことである。メリットとしては、細やかにサイズを調整することが可能であるため長期間使用することができる点になる。デメリットは、ジュニアシートの中でも大型であるため、設置場所をしっかり確保しなければならない点である。
インパクトシールドタイプ
これは、インパクトシールドという緩衝材を子どもの膝上に取り付け、その上からシートベルトで固定して使用するタイプである。メリットとしては、緩衝材が膝上にあるため、衝撃を受けた場合でも子どもの体がジュニアシートから飛び出さない構造とベルト固定を嫌がる子どもも固定しやすい点である。また、比較的安価である点もメリットといえるだろう。デメリットは、製品によっては頭部の前方への移動量が大きくなる場合がある点といえる。
安全基準を確認する
国の安全基準や国土交通省公認EU安全規格安全基準に合格した製品かどうかを確認することも忘れないでいただきたい。基準を満たした製品には、表示が施されているため、ジュニアシートを選ぶ際にはぜひ確認してほしい。
いつから使用可能であるかを確認する
ジュニアシートにもさまざまな種類があり、対象年齢も製品ごとに異なる。そのため、いつから使用可能な製品であるか対象年齢もきちんと確認した上で選ぶ必要がある。
サイズ調整可能かどうかを確認する
サイズが不適切なジュニアシートを子どもに使用しても十分な安全は確保できない。しかし、子どもが成長する度に買い替えることは経済的にも負担がかかるため、ジュニアシートは子どもの体格に応じたサイズに細かく調整可能であるかを確認しておくとよいだろう。
結論
今回はジュニアシートについて、関連する法律といつから使用すべきか、またジュニアシートの選び方のポイントについて解説したがいかがだっただろうか。ジュニアシートは、同乗する子どもの安全確保のためには欠かせないものである。ぜひ、こちらの内容を参考に子どもにとって最適な製品を選んでいただきたい。