1. 赤ちゃんにとって適切な室温とは?温度管理と対策法

こちらでは、まず赤ちゃんの過ごす部屋の適切な室温と温度管理方法とその対策について解説しよう。
部屋の適切な室温
赤ちゃんの過ごす部屋の適切な室温は、季節ごとにも異なるため、具体的にご説明しよう。具体的な赤ちゃんの過ごす部屋の室温の目安は、冬期は20℃から25℃の間、夏季は外の気温よりも4度から5度ほど低い温度が適切といわれている。
部屋の適切な湿度
室温の感じ方は湿度によっても変化する。また、皮膚の防御機能や呼吸器官が未熟な赤ちゃんにとっては、湿度も体調に影響を与える。そのため、室温管理と合わせて湿度管理もおこなうことが大切になる。具体的な赤ちゃんの過ごす部屋の湿度の目安は、年間を通して50%ほどが適切とされている。空気の乾燥が著しい冬期でも湿度は60%以上にならないように管理する必要がある。
温度計と湿度計を設置する
室温と湿度を管理するためにまず必要になるのが、温度計と湿度計になる。冷暖房器具を赤ちゃんにとって適切な温度に設定しても、実際に赤ちゃんの過ごす場所が適切な温度や湿度が確保されているわけではない。そのため、実際の室温と湿度を正確に把握するためにも、ベビーベッドやおもちゃコーナーなど、赤ちゃんが過ごす場所の赤ちゃんの手が届かぬ場所に、温度計と湿度計を設置していただきたい。また、赤ちゃんも居間や寝室など1日の中でも部屋を移動して過ごすため、赤ちゃんの過ごす各部屋に温度計と湿度計を設置しておくとよいだろう。
冷暖房器具を上手に活用する
赤ちゃんの過ごす部屋の室温管理には、冷暖房器具を上手に活用する必要がある。冬季には、こたつを使用する家庭もあると思われるが、赤ちゃんには火傷の危険性が高いことに加えて、脱水症状を引き起こす原因にもなるため使用はおすすめしない。そのため、冬季には暖房器具で部屋全体を温めることができる方法で室温管理するとよいだろう。また、夏季には冷房を使用するが、赤ちゃんの過ごす室温は適切とされる温度内に設定し、扇風機や送風機などを上手に活用して、部屋全体が均一な室温になるよう管理するとよい。冷暖房器具を使うときには、赤ちゃんの体温が上昇し過ぎたり、低下し過ぎたりすることを避けるためにも、器具から発生する風が直接赤ちゃんにあたることのないように、赤ちゃんが実際に過ごす場所にも注意していただきたい。
2. 春の温度管理方法と服装

こちらでは、春の室温管理方法と望ましい赤ちゃんの服装について解説しよう。
春は気温も気候も不安定な季節である。そのため、暖房器具を使用について迷う場合もあるだろう。室温が下がりすぎてしまうことは避けたいが、暖房器具を使用するまでに至らない場合には、スリーパーなどを活用して体温調節してあげる方法もある。また、体温調整のためにと赤ちゃんにたくさん重ね着をさせてしまうと、体温調整が難しくなってしまうだけでなく動きも妨げてしまう。
赤ちゃんの服装は、肌着と上着の2枚を基本に、肌寒いときには保温性の高い素材のものに交換したり、スリーパーやブランケットを加えるなどしてこまめに調整してほしい。
春は気温も気候も不安定な季節である。そのため、暖房器具を使用について迷う場合もあるだろう。室温が下がりすぎてしまうことは避けたいが、暖房器具を使用するまでに至らない場合には、スリーパーなどを活用して体温調節してあげる方法もある。また、体温調整のためにと赤ちゃんにたくさん重ね着をさせてしまうと、体温調整が難しくなってしまうだけでなく動きも妨げてしまう。
赤ちゃんの服装は、肌着と上着の2枚を基本に、肌寒いときには保温性の高い素材のものに交換したり、スリーパーやブランケットを加えるなどしてこまめに調整してほしい。
3. 夏の温度管理方法と服装

こちらでは、夏の室温管理方法と望ましい赤ちゃんの服装について解説しよう。
夏は日差しも強いため、室温も湿度も上がりやすい。そのため、日光に当たることは生活リズムをつくるためにも重要になるが、直射日光には当たることのないように、レースのカーテンなどを上手活用することが大切だ。また、冷房で温度設定を低くし過ぎてしまうことは、赤ちゃんの体調にも悪影響を与えかねない。
そのため、前述の通り冷房の温度設定は外気温よりも4℃から5℃ほど低くなる程度に抑え、赤ちゃんの服装をロンパースや長肌着の1枚を基本に調整してほしい。
夏は日差しも強いため、室温も湿度も上がりやすい。そのため、日光に当たることは生活リズムをつくるためにも重要になるが、直射日光には当たることのないように、レースのカーテンなどを上手活用することが大切だ。また、冷房で温度設定を低くし過ぎてしまうことは、赤ちゃんの体調にも悪影響を与えかねない。
そのため、前述の通り冷房の温度設定は外気温よりも4℃から5℃ほど低くなる程度に抑え、赤ちゃんの服装をロンパースや長肌着の1枚を基本に調整してほしい。
4. 秋の温度管理方法と服装

こちらでは、秋の室温管理方法と望ましい赤ちゃんの服装について解説しよう。
秋も気温や気候が不安定な季節である。冷暖房器具の使用に迷うほどの温度差のときには、赤ちゃんの服装で体温調整してもよいだろう。
赤ちゃんの服装は、肌着1枚と上着1枚を基本にスリーパーや上着などで調整してほしい。
秋も気温や気候が不安定な季節である。冷暖房器具の使用に迷うほどの温度差のときには、赤ちゃんの服装で体温調整してもよいだろう。
赤ちゃんの服装は、肌着1枚と上着1枚を基本にスリーパーや上着などで調整してほしい。
5. 冬の温度管理方法と服装

こちらでは、冬の室温管理方法と、望ましい赤ちゃんの服装について解説しよう。
冬の室温は、床に近いほど低くなりやすい。そのため、はいはいやつかまり立ちをはじめた赤ちゃんがいる場合に、寒さが気になるときには、室温管理だけでなくホットカーペットなどの利用も考えるとよいだろう。また、冬は空気が乾燥しやすい季節であるため、加湿器を使用したり、洗濯物を赤ちゃんが過ごす部屋にかけたりして、適切な湿度も確保できるように調整してほしい。
赤ちゃんの服装は、肌着2枚と上着の1枚を基本に調整してほしい。
冬の室温は、床に近いほど低くなりやすい。そのため、はいはいやつかまり立ちをはじめた赤ちゃんがいる場合に、寒さが気になるときには、室温管理だけでなくホットカーペットなどの利用も考えるとよいだろう。また、冬は空気が乾燥しやすい季節であるため、加湿器を使用したり、洗濯物を赤ちゃんが過ごす部屋にかけたりして、適切な湿度も確保できるように調整してほしい。
赤ちゃんの服装は、肌着2枚と上着の1枚を基本に調整してほしい。
結論
今回は、赤ちゃんの過ごす部屋の室温と湿度の管理方法、季節ごとの赤ちゃんの服装や対策について詳しく解説したが、いかがだっただろうか。赤ちゃんの過ごす部屋の室温管理は、こまめに状況を確認して調整していただきたい。また、赤ちゃんの体温を確認するときには、体温測定が最も正確な方法であるが、赤ちゃんのお腹や背中に直に手で触れて確認してもよい。手足など末端の体温は、体幹の温度とは差があるため、手軽に赤ちゃんの体温を確認するときには、お腹や背中の状態を確認していただきたい。