1. 子どものお名前シール付け。アイロンはどんなとき必要?

子どものお名前シール付けの実態
株式会社キングジムがおこなったアンケート調査(※1)によると、「入園・入学準備で親が大変だと感じたこと」の第1位こそ「子どもの持ち物への名前付け」だった。その割合は、実に8割以上にものぼり、入園準備の名前付けがいかに大変なのかが想像される。名前付け経験者からは、「名前を付けるべきアイテムがたくさんあった」、「想像以上に時間がかかった」、「名前付けグッズを使えばよかった/厳選すればよかった」といった反省の声も聞かれている。
親の2人に1人が31個以上のグッズに名前付けをしているというデータ(※1)もあり、入園グッズの名前付けをすべて手書きでおこなえば、膨大な時間がかかることは想像に難くない。また、手書きでは書きにくい素材や、小さなスペースにも名前付けが必要な場合がある。このような時間や手間を減らすのが、名前シールや名前はんこなどの名前付けグッズだ。
親の2人に1人が31個以上のグッズに名前付けをしているというデータ(※1)もあり、入園グッズの名前付けをすべて手書きでおこなえば、膨大な時間がかかることは想像に難くない。また、手書きでは書きにくい素材や、小さなスペースにも名前付けが必要な場合がある。このような時間や手間を減らすのが、名前シールや名前はんこなどの名前付けグッズだ。
アイロンシールが便利なパターンとは
今回紹介する名前付けグッズの1つ「アイロンシール」とは、名前が印刷された布製シールのうち、"アイロンの熱で布製品に接着するタイプ"のものを差す。
手書きよりも仕上がりがきれいなうえ、洗濯しても文字が薄くなりにくい点がメリットである。また、コツを押さえれば簡単に剥がすことも可能だ。狭いタグにも接着できるアイロンシールや、伸縮性にすぐれ、毎日洗濯しても剥がれにくい製品も登場している。
一方で、わざわざアイロンを出さなければならない点がわずらわしいという声も。子どもが幼い場合、使用場所や時間に気を付ける必要もある。そして、貼付する素材によっては剥がれやすい。
以上のメリット・デメリットのあるアイロンシールは「頻繫に洗わないバッグ類」や「アウター」の名前付けにおすすめだ。また、あとあとフリマアプリや古着店での処分を考えている服に使えば、処分時にきれいに剥がすことができるため、名前のせいで売れないというトラブルもなくなるだろう。
ちなみに台紙がなく、名前の文字部分だけを貼れるアイロンシール「フロッキー」は、素材を選ばず名前付けしやすいと評判だ。普通の名前シールだと剥がれがちなタオル類や、名前付けしにくい靴下にも使える。
手書きよりも仕上がりがきれいなうえ、洗濯しても文字が薄くなりにくい点がメリットである。また、コツを押さえれば簡単に剥がすことも可能だ。狭いタグにも接着できるアイロンシールや、伸縮性にすぐれ、毎日洗濯しても剥がれにくい製品も登場している。
一方で、わざわざアイロンを出さなければならない点がわずらわしいという声も。子どもが幼い場合、使用場所や時間に気を付ける必要もある。そして、貼付する素材によっては剥がれやすい。
以上のメリット・デメリットのあるアイロンシールは「頻繫に洗わないバッグ類」や「アウター」の名前付けにおすすめだ。また、あとあとフリマアプリや古着店での処分を考えている服に使えば、処分時にきれいに剥がすことができるため、名前のせいで売れないというトラブルもなくなるだろう。
ちなみに台紙がなく、名前の文字部分だけを貼れるアイロンシール「フロッキー」は、素材を選ばず名前付けしやすいと評判だ。普通の名前シールだと剥がれがちなタオル類や、名前付けしにくい靴下にも使える。
2. アイロンで貼ったお名前シールの剥がし方

アイロンで貼った名前シールを剥がすには、接着時と同様に「熱」の力を利用する。
まず、アイロンシールの上に汚れてもよいハンカチなどを広げて乗せ、当て布にしよう。次に、中温設定のアイロンやドライヤーで、シール部分を温める。
するとノリが溶け、シールを剥がせるようになる。熱いうちに剥がしてほしい。あまりに温度が高くなってしまった場合は、ピンセットを使うのがおすすめだ。
まず、アイロンシールの上に汚れてもよいハンカチなどを広げて乗せ、当て布にしよう。次に、中温設定のアイロンやドライヤーで、シール部分を温める。
するとノリが溶け、シールを剥がせるようになる。熱いうちに剥がしてほしい。あまりに温度が高くなってしまった場合は、ピンセットを使うのがおすすめだ。
跡が残った場合
名前アイロンシールを剥がす際、ノリが溶け残り、跡が残る場合もある。これをきれいにするには、当て布をして再度アイロンで温めていこう。アイロンシールのノリは熱に弱いため、何度も繰り返すことで当て布に溶け残ったノリが移っていく。
それでも落ちない場合は、エタノール消毒液を浸した綿棒でやさしくこすって取り去ろう。
それでも落ちない場合は、エタノール消毒液を浸した綿棒でやさしくこすって取り去ろう。
3. ギュッと貼るだけ!アイロン不要のお名前シールも

名前シールには、アイロンを使わずに済む「ノンアイロンシール」も登場している。これなら小さな子どもがいる家庭でも危険なアイロンを出す必要がなく、アイロン台をそろえるわずらわしさもない。
使う際は、清潔な手で台紙からシールを剥がし、きれいな面に接着するだけ。とても簡単だ。
アイロンシールよりもやや剥がれやすいと感じる方もいるようだが、その分、不要になった際に剥がしやすい。商品によっては布製品だけでなく、ランチボックスなどにもマルチに使えるシールもある。
使う際は、清潔な手で台紙からシールを剥がし、きれいな面に接着するだけ。とても簡単だ。
アイロンシールよりもやや剥がれやすいと感じる方もいるようだが、その分、不要になった際に剥がしやすい。商品によっては布製品だけでなく、ランチボックスなどにもマルチに使えるシールもある。
結論
名前のアイロンシールは、アンケートで8割以上が「わずらわしい」と答える名前付けを、より手軽にしてくれるアイテムだ。ただしメリット・デメリットがあるため、アイテムに合わせて使い分けるとよいだろう。まだ字を読めず、「自分のもの」と判別できない子どもの名前シールには、「りんご」や「消防車」など、共通のマークを取り入れるのもおすすめだ。初めての保育、幼稚園生活を子どもが快適に送れるよう、名前アイロンシールをぜひ活用してほしい。
※1 約6割が3月にスタート、お名前付けのピーク到来!「新入園・新入学準備のお名前付けに関する意識調査」を実施|株式会社キングジムのプレスリリース
※1 約6割が3月にスタート、お名前付けのピーク到来!「新入園・新入学準備のお名前付けに関する意識調査」を実施|株式会社キングジムのプレスリリース