1. 七五三の初穂料ののし袋は必要?

七五三の際、神社に参拝し神主さんに祈祷をあげてもらうことがあるが、このとき必要となるのが「初穂料」だ。これは神主さんへの祈祷料のことを指し、「初穂」は農作物を意味する。昔は祈祷の際の謝礼を、農作物でおさめていたことから祈祷料を初穂料と呼ぶようになったようだ。
初穂料の相場
では七五三の初穂料の相場はどれくらいなのだろうか。実際に神社の初穂料を確認してみると、
・明治神宮 5000円、1万円、3万円
・鶴岡八幡宮 5000円~
・伊勢神宮 5000円、8000円、1万円〜
・太宰府天満宮 1人5000円、2人8000円、3人1万円
などとなっている。
これを見ると、七五三の初穂料は最低5000円という神社が多いようだ。兄弟一緒に七五三の祈祷をしてもらう場合は、基本的に子どもの人数分の初穂料が必要だが、太宰府天満宮のように複数人の場合は、初穂料が割引になることもある。
また、七五三の初穂料の金額を具体的に明示している神社もあれば、「お気持ちで」などと明示していない神社も。なおおさめた七五三の初穂料の金額に応じて、もらえるアイテム(千歳飴、おまもりなど)が異なる場合もある。
・明治神宮 5000円、1万円、3万円
・鶴岡八幡宮 5000円~
・伊勢神宮 5000円、8000円、1万円〜
・太宰府天満宮 1人5000円、2人8000円、3人1万円
などとなっている。
これを見ると、七五三の初穂料は最低5000円という神社が多いようだ。兄弟一緒に七五三の祈祷をしてもらう場合は、基本的に子どもの人数分の初穂料が必要だが、太宰府天満宮のように複数人の場合は、初穂料が割引になることもある。
また、七五三の初穂料の金額を具体的に明示している神社もあれば、「お気持ちで」などと明示していない神社も。なおおさめた七五三の初穂料の金額に応じて、もらえるアイテム(千歳飴、おまもりなど)が異なる場合もある。
七五三の初穂料はのし袋に入れる?
七五三の初穂料をおさめるときは通常のし袋に包むが、白い封筒でもよいとされている。実際に神社によってはのし袋ではなく白い封筒を指定されることも。なお白い封筒を使用する場合は、郵便番号を記載する欄なども印刷されていない、真っ白なものを選ぼう。
のし袋はそのままかばんに入れるのではなく、ふくさに包んでおくのが正しい作法だ。初穂料を渡すときにのし袋をふくさから取り出すようにしよう。
のし袋はそのままかばんに入れるのではなく、ふくさに包んでおくのが正しい作法だ。初穂料を渡すときにのし袋をふくさから取り出すようにしよう。
七五三の初穂料はいつ渡すの?
七五三の初穂料を入れたのし袋を渡すタイミングは、祈祷の受付をしたときが一般的だ。しかし神社によっても違いがあるので、心配な方は神社に直接問い合わせておくと、当日あわてずにすむだろう。
ハイシーズンに七五三の祈祷を考えている方は、混雑するため祈祷の受付にかなりの時間を要することが考えられる。あらかじめ子どもが飽きないよう準備をしておくことが必要だ。
ハイシーズンに七五三の祈祷を考えている方は、混雑するため祈祷の受付にかなりの時間を要することが考えられる。あらかじめ子どもが飽きないよう準備をしておくことが必要だ。
2. 七五三ののし袋はどの種類を選ぶべき?

のし袋には色々な種類があるが、七五三の初穂料をおさめる際は、どののし袋が最適なのだろうか。
のし袋には水引という飾りの紐がついているが、七五三ののし袋にはこの紐の色が紅白、または金銀のもので、蝶結びのものを選ぶとよい。蝶結びは何度も結び直すことができるものなので、何度も繰り返したいお祝い事ののし袋に使用される結び方だ。
一方、同じお祝い事でも、結婚式のように人生で一度きりが望ましいお祝い事ののし袋には蝶結びではなく、固く結ぶ結び切りや結び目が解けにくい鮑結びなどが使われる。しかし地域によっては、七五三も結婚式も同じお祝い事ということで、鮑結びののし袋が使われることもある。心配な方は、あらかじめ詳しい方に確認しておくと安心だ。
なおのし袋にはあらかじめ水引が印刷されたものもあるが、七五三ののし袋はこのタイプでも問題ない。コンビニなどでも購入できるのでおすすめだ。
のし袋には水引という飾りの紐がついているが、七五三ののし袋にはこの紐の色が紅白、または金銀のもので、蝶結びのものを選ぶとよい。蝶結びは何度も結び直すことができるものなので、何度も繰り返したいお祝い事ののし袋に使用される結び方だ。
一方、同じお祝い事でも、結婚式のように人生で一度きりが望ましいお祝い事ののし袋には蝶結びではなく、固く結ぶ結び切りや結び目が解けにくい鮑結びなどが使われる。しかし地域によっては、七五三も結婚式も同じお祝い事ということで、鮑結びののし袋が使われることもある。心配な方は、あらかじめ詳しい方に確認しておくと安心だ。
なおのし袋にはあらかじめ水引が印刷されたものもあるが、七五三ののし袋はこのタイプでも問題ない。コンビニなどでも購入できるのでおすすめだ。
3. 七五三ののし袋の書き方は?

七五三ののし袋は外袋と中袋に分かれており、それぞれ書き方が異なる。なおのし袋の記入は、筆ペンや毛筆がおすすめだ。ボールペンや万年筆を使用すると、弔事を思わせてしまいマナー違反だという説もあるため、注意したい。
のし袋の表書きの書き方
のし袋の外袋の表には、水引の上の中心に「初穂料」もしくは「御初穂料」と記載し、水引の下には七五三の祈祷を受ける子どもの名前をフルネームで記載する。なおお寺に七五三の祈祷をしてもらう際は、のし袋に「御布施」「御祈祷料」と記載するので気を付けよう。
なお兄弟と一緒に祈祷を受ける場合は、連名での記載で構わない。その場合、最初に一番年齢が上の子どもの名前をフルネームで記載し、その左横に祈祷を受けるほかの子どもの名前のみを、年齢順に並べて記載する。
なお兄弟と一緒に祈祷を受ける場合は、連名での記載で構わない。その場合、最初に一番年齢が上の子どもの名前をフルネームで記載し、その左横に祈祷を受けるほかの子どもの名前のみを、年齢順に並べて記載する。
のし袋の中袋の書き方
のし袋の中袋には、表側に包んだ初穂料の金額、裏側に子どものフルネームと住所を記載する。金額は大字(だいじ)を使用するのが一般的だが、普通の漢数字でも問題はない。
結論
七五三の準備はやることがいろいろあるため、のし袋にまで気が回らないという方もいるかもしれない。しかし七五三ののし袋にはさまざまなルールがあり、当日あわてて準備をしようとすると、間違えてしまう可能性も。事前にしっかり準備を整えて、七五三を思い出に残る1日にしてほしい。