1. 面白くてみんなが大好きな手遊び歌とは

ゲーム感覚の面白い手遊び歌
手遊び歌といえば、歌に合わせて手や指、身体を動かすものだが、中にはそれだけでなく、クイズ形式になっていたり、ゲーム感覚でできたりする面白い手遊び歌もある。手遊び歌は、いつでもどこでもできるので、子どもが退屈したときに楽しませてあげる手段としてマスターしておくといい。
手遊び歌は年代によって好みが異なる
- 幼児が面白いと思う手遊び歌とは
歌詞の意味がわかるようになってきたら、手や指、身体を動かすだけでなく、クイズ形式で楽しめる手遊び歌が面白い。曲の雰囲気も感じるようになるので、声色を変えたりテンポを変えたりするともっと面白くなる。
- 小学生が面白いと思う手遊び歌とは
小学生になると語彙力や思考力が発達しているので、複雑なゲームのルールが理解できるようになる。手遊び歌といえば、乳幼児向けのものが多いと思われがちだが、ゲーム性の高いものを選べば、小学生でも満足して楽しめるだろう。
2. 幼児に人気の面白い手遊び歌

あたまかたひざぽん
頭、肩、膝など、幼児でもわかる身体の主要部分が歌詞に入っている手遊び歌で、手指の複雑な動きはなくシンプルな振付なので、幼児にとって面白いし楽しめる。慣れてきたら目や耳、鼻などの顔のパーツの歌詞にも挑戦したり、テンポを上げていったりすると面白い。
おちたおちた
「おちたおちた」は、ゲーム感覚でできる面白い手遊び歌だ。落ちた物によって子どもにしてもらうポーズを設定して楽しむ。例えば、落ちた物がりんごなら両手で受け止めるポーズ、雨なら傘をさすポーズ、雷ならおへそを隠すポーズなどだ。落ちた物やポーズをオリジナルで作る過程も楽しいし、わざと大人が間違えるのも面白い。
ハンバーガーをつくりましょ
「ハンバーガーをつくりましょ」も、ゲーム感覚で楽しめる手遊び歌だ。クッキングタイムで、お肉やチーズ、レタス、卵、ピクルスなどの食べ物の中に、ひっかけで石ころやはさみなど身近な物やお父さん、お母さんなども混ぜて、クイズ形式で子どもに問いかけ、子どもはイエスかノーで答える。作りたいバーガーを子どもに考えさせたり、テンポを超特急にしたりすると面白い。
3. 小学生に人気の面白い手遊び歌

アルプス一万尺
小学生になると、仲良しの友達もできるので、二人で向かい合ってできる「アルプス一万尺」のような手遊び歌もおすすめだ。向かい合った相手とは左右逆の動きになるという発見が面白いし、友達とリズムを合わせて一緒に同じ動きをすることは、協調性が育つことにつながる。このように向かい合ってする手遊び歌には「茶摘み」や「みかんの花咲く丘」などもあって、いろいろ挑戦するのも面白い。
おちゃらか
「おちゃらか」も、2人で向かい合って遊ぶ手遊び歌で、じゃんけんも加わるゲーム性の高い手遊び歌だ。じゃんけんをした後、勝ち、負け、あいこを瞬時に判断して間違えないようにポーズをとる。面白いだけでなく、判断力と集中力が鍛えられる手遊び歌だ。
ずいずいずっころばし
古くから日本に伝わる手遊び歌で、懐かしいと感じるお父さんお母さんも多いだろう。数人でできる手遊び歌で、歌い終わったときに穴に指を入れられた人が負け、という単純なゲームだが面白い。歌詞に中には「俵」、「茶壷」などの現代っ子には馴染みがない言葉もあるが、意味を調べるなどして、昔の暮らしに興味を持つように仕向けてみるといい。
指スマ
「指スマ」は、「いっせーのーせ(で)」や「ルンルン」、「ちっち」など地域によって名称が違うが、見れば誰でもわかる運試しの手遊びゲームだ。何人でもいっしょにできるし、参加者が立てた親指の数を当てるというハラハラ感が面白いので病みつきになりそうだ。
結論
手遊び歌は、場所を選ばずちょっと空いた時間にできるので、レパートリーを広げておくとさまざまなシーンで役に立つ。この記事では、手遊び歌の中でも、面白い手遊び歌に着目してまとめたので、子どもが退屈しているときなど、親子で楽しめるといい。