目次
- 1. 赤ちゃんにパジャマを着せるのはいつから?3つの基準を解説
- 2. そもそも赤ちゃんにはパジャマが必要?メリットを解説
- 3. 赤ちゃんのパジャマの選び方1|季節に合わせることが重要
- 4. 赤ちゃんのパジャマの選び方2|サイズと着せやすさも忘れずにチェック
- 5. 赤ちゃんのパジャマのサイズ選びで悩んだときは?
- 6. 赤ちゃんのパジャマはいつから?デビューに備えて知識を蓄えておこう
1. 赤ちゃんにパジャマを着せるのはいつから?3つの基準を解説

赤ちゃんにパジャマを着せるタイミングに悩むご家庭も多いだろう。明確な基準はないが、一般的に「目安」とされているタイミングについて解説する。
タイミング1|夜まとまって睡眠をとるようになったら
昼と夜の区別がつき、夜もある程度まとまった睡眠時間をとれるようになってきたら、そろそろパジャマを用意してあげてもよいだろう。具体的には5〜6カ月くらいが目安になる。
タイミング2|70サイズ以上になったら
赤ちゃん用のパジャマのサイズは「70〜」というものが多い。したがって70をひとつの目安としてもよい。成長には個人差があるが、一般的に70サイズほどになるのは生後6カ月〜1歳頃だ。
タイミング3|着替えさせやすくなったら
腰が安定して首も据わるなどスムーズに着替えさせられるようになり、かつ上述のように夜まとまって眠るようになった、70を超えたというタイミングもひとつの目安となる。
赤ちゃんにパジャマを着せてあげるときのコツ
赤ちゃんにパジャマを着せてあげるときは、温度調節しやすいように中に肌着を着せてあげるとよい。夏は「薄手で汗をしっかり吸い取ってくれる肌着と半袖パジャマ」冬は「長袖パジャマの中に保温性の高い素材の肌着」といった組み合わせを基本とし、その日の気温などで肌着の素材や厚さを選んでいけば快適に眠れるはずだ。
2. そもそも赤ちゃんにはパジャマが必要?メリットを解説

赤ちゃんにはそもそもパジャマが必要なのだろうか?肌着やロンパースのままでも十分なのではないだろうか?といった疑問を持つご家庭もあるだろう。だができれば赤ちゃんにもパジャマを用意してあげてほしい。その理由を解説する。
生活にメリハリがつくようになる
赤ちゃんにパジャマを着せてあげるようにすることで、夜はパジャマに着替えて眠る、朝はパジャマから洋服に着替えて活動するといったように、生活にメリハリが出てくる。これがパジャマを着せてあげるもっとも大きな意味であり、メリットといえるだろう。
安眠効果が期待できる
赤ちゃんが安眠できる素材および機能性などに優れたパジャマを選んであげれば、肌着と重ね着をすることなどでよりいっそうの安眠効果が期待できる。
衛生面でもメリットが生まれる
赤ちゃんが外出するようになると、土ぼこりなどが付着するようになる。清潔を保つためにもパジャマに着替えることをおすすめしたい。
3. 赤ちゃんのパジャマの選び方1|季節に合わせることが重要

続いて赤ちゃんにパジャマを選んであげるときに着目したいポイントを解説していこう。赤ちゃんが快適に眠れるよう、季節や気温に合わせて選んであげることが大切だ。
春や秋におすすめのパジャマ
日によって気温に差があり、朝晩の寒暖差も激しい傾向にあるのがこの時期だ。半袖と長袖、両方のパジャマを用意してその日の気温に合ったものを着せてあげよう。それでも寒いときには肌着や掛け布団などで調節すればOKだ。
夏におすすめのパジャマ
暑い夏は薄手の半袖パジャマがよい。ただしエアコンを常時使用しているご家庭などは、お腹が冷えないよう腹巻つきのパジャマを選ぶなどするとよいだろう。
冬におすすめのパジャマ
冬は基本的に、キルト素材など保温性の高いパジャマがおすすめだ。ただし部屋の中が暖房で常に暖かいというご家庭であれば、厚手すぎないほうがよい。
【布団を蹴ってしまう赤ちゃんにはスリーパーを】
赤ちゃんが布団を蹴ってしまうという場合は、スリーパーを着せてあげるとよい。
4. 赤ちゃんのパジャマの選び方2|サイズと着せやすさも忘れずにチェック

気温などに合わせて選ぶことももちろん大切だが、サイズ感や着せやすさといったところも忘れずに確認しておこう。
可能な限りジャストサイズを選ぶのが基本
基本的にはジャストサイズがおすすめだ。小さすぎれば寝心地が悪くなってしまうし、ダボダボすぎると寝返りなどがしづらいことがある。成長が早く買い替えが大変かもしれないが、可能なかぎりジャストサイズを選んであげよう。
【ロンパースやカバーオール、肌着なども】
赤ちゃんが快適であればロンパースやカバーオール、肌着などをパジャマ代わりに着せてあげてもよい。動きやすく快適に眠れればOKと思っておこう。
着せやすいパジャマかどうかは赤ちゃんの成長度合いで変わる
首がしっかり据わっていないのであれば「前開きタイプ」、首も据わっていれば「かぶるタイプ」、腰も安定しきちんと座れるようになったら「セパレートタイプ」といったように、赤ちゃんの成長に合わせて着せやすいパジャマを選んであげるのもポイントだ。おむつ交換が必要な時期なら、ボタンで股下を開けられるパジャマなども便利だろう。
5. 赤ちゃんのパジャマのサイズ選びで悩んだときは?

赤ちゃんのパジャマはジャストサイズを選ぶとよいとお伝えしたが、そのサイズについてもう少し深く掘り下げていこう。
ベビーサイズは100cmまでのものを指す
洋服やパジャマなどのベビーサイズは、一般的に「100cmまでのもの」を指す。100cmといえば、個人差はあるが3歳くらいのサイズと考えておこう。
【70などのサイズは赤ちゃんの「身長」を指す】
赤ちゃん用の洋服やパジャマのサイズは50〜100まで「10刻み」であることが多い。この数字は赤ちゃんの身長を示しているので覚えておこう。目安として、50や60は新生児〜6カ月くらいに対応するサイズ、70は生後6カ月〜1歳までに対応するサイズである。なお、パジャマの種類が増えるのは70サイズ以降だ。
【体重の目安は?】
体重は50および60サイズが「3〜6kg」、70サイズが「9kg」、80および90サイズが「11〜13kg」を想定して作られている。
ジャストサイズが見つからないときはパジャマにこだわらなくてOK
赤ちゃんにパジャマを着せてあげる大きな理由のひとつが「生活にメリハリをつけてあげること」だ。赤ちゃんの成長には個人差があるため、どうしてもジャストサイズのパジャマが見つからないということもあるだろう。
そんなときには無理にパジャマにこだわらなくてもよい。ロンパースやカバーオール、肌着などでもよいので、まずは「寝る前に着替える」という習慣をつけてあげよう。
6. 赤ちゃんのパジャマはいつから?デビューに備えて知識を蓄えておこう

個人差はあるが、赤ちゃんのパジャマデビューは生後6カ月あたりから、というケースが多いようだ。本稿でお伝えしてきたタイミングの目安や選び方も参考にしていただき、ぜひ来たるべき日に備えて「赤ちゃんのパジャマ選びのポイント」を学んでおこう。
結論
「赤ちゃんのパジャマはいつから着せてあげればよいのだろうか」と悩むご家庭は意外と多い。ぜひ本稿を参考に適切なタイミングを見極めてほしい。赤ちゃんが快適に眠れるよう、寝返りなど赤ちゃんの動きを妨げないサイズを選ぶとともに、季節や気温に合った素材・厚さのパジャマを選んであげることも大切だ。