1. おまるはいつから必要?子どものトイレトレーニング

まずはトイレトレーニングの開始時期とともに、おまるはいつから使えるかについて解説しよう。
トイレトレーニングの開始時期
赤ちゃんのトイレトレーニングをいつから始めたらよいのか見ていこう。トイレトレーニングは早く始めればよいというものではなく、開始するのに最適なタイミングがある。その目安には以下のような項目があげられる。
- 排尿の間隔が2〜3時間程度空く。
- 排泄したことを知らせる。
- 便座などにしっかり座ることができる。
- 簡単な質問に「うん」「いや」など返事をすることができる。
このような準備が整う時期は子どもによって異なるため、焦らず様子を見守ることが大切だ。なお一般的には、1歳半〜2歳半くらいまでの間にトイレトレーニングを開始する子どもが多いようだ。
子どもの準備が整うことは、トイレトレーニングをいつから始めるかを決める最も重要なポイントだが、それ以外にも、
子どもの準備が整うことは、トイレトレーニングをいつから始めるかを決める最も重要なポイントだが、それ以外にも、
- お父さんお母さんがトイレトレーニングにじっくり付き合えるタイミングで行う。
- 洋服の着脱のしやすい薄着の季節に行う。
といったことも考慮すると、よりスムーズにトイレトレーニングを進めることができるだろう。
おまるはいつから使えるか
ではおまるはいつから使えるのだろうか。おまるはトイレトレーニングの開始時期にかかわらず、お座りがしっかりできるようになったら使用可能だ。そのためトイレトレーニングを開始する前からおまるに座らせ慣らしておくという方もいるようだ。
おまるはトイレトレーニングに絶対必要なものではないが、
おまるはトイレトレーニングに絶対必要なものではないが、
- リビングなど好きな場所に置けるので、子どもがリラックスできる。
- 足がつくのでいきみやすく排泄がしやすい。
などのメリットがある。
子どもがなかなかトイレに行きたがらないなどトイレトレーニングに悩んでいる方は、おまるを試してみてはいかがだろうか。
子どもがなかなかトイレに行きたがらないなどトイレトレーニングに悩んでいる方は、おまるを試してみてはいかがだろうか。
2. おまるはいつからいつまで使うもの?

ではおまるはいつからいつまで使うものなのだろうか。株式会社コズレが運営する「cozreマガジン」が実施したアンケート(※1)によると、40%強のお父さんお母さんが、1歳くらいからおまるを使っていると答えている。なお0歳からおまるに座らせているという方も17%ほどいるようだ。
ではおまるはいつまで使うものなのだろうか。おまるで排泄ができるようになったあとは、トイレでもできるよう少しずつ移行していく必要がある。このおまるからトイレへの移行がすんだタイミングがおまる卒業のタイミングだ。
具体的にいつからおまるを使わなくなるかというと、一般的には保育園や幼稚園に通うようになり、トイレに行かざるをえない状況になると、自然とおまる卒業となるようだ。おまる卒業の最適なタイミングは子どもによって異なるので、あまり無理はせず、様子を見ながら徐々に進めてほしい。
ではおまるはいつまで使うものなのだろうか。おまるで排泄ができるようになったあとは、トイレでもできるよう少しずつ移行していく必要がある。このおまるからトイレへの移行がすんだタイミングがおまる卒業のタイミングだ。
具体的にいつからおまるを使わなくなるかというと、一般的には保育園や幼稚園に通うようになり、トイレに行かざるをえない状況になると、自然とおまる卒業となるようだ。おまる卒業の最適なタイミングは子どもによって異なるので、あまり無理はせず、様子を見ながら徐々に進めてほしい。
3. おまるをいつから使えるかは男の子と女の子で違う?

トイレトレーニングの開始時期やおまるをいつから使えるかは、男の子と女の子で多少異なる。一般的には男の子のほうがおしっこが出た感覚をつかみにくく、トイレトレーニングの開始時期が遅くなる傾向にあるようだ。そんな男の子と女の子の特徴をふまえた、効果的なトイレトレーニングの進め方を見ていこう。
男の子のトイレトレーニングの進め方
男の子の場合、トイレトレーニングをいつから始めるかの目安には、
- おしっこのタイミングで性器を触る。
- おしっこを我慢していることがしぐさからわかる。
などのサインが見られることがあげられる。
子どもの好きなキャラクターのおまるを用意することは男女ともに有効な方法だが、男の子の場合はとくに、おまるに遊びの要素が多いと排泄よりも遊びに意識が向いてしまうことがあるので注意が必要だ。
子どもの好きなキャラクターのおまるを用意することは男女ともに有効な方法だが、男の子の場合はとくに、おまるに遊びの要素が多いと排泄よりも遊びに意識が向いてしまうことがあるので注意が必要だ。
女の子のトイレトレーニングの進め方
女の子は男の子よりもトイレ自体に恐怖心を抱くことが多い。そのためトイレに明るいイメージを持ってもらうことが大切だ。トイレを怖がる場合は、おまるをトイレ以外の子どもがリラックスできそうな場所に置くようにしよう。ごっこ遊びが好きな女の子には、お人形をトイレやおまるに座らせる遊びをしてみるのもおすすめだ。
男の子・女の子どちらにも使えるトイレトレーニングのアイデア
トイレトレーニングがうまくいくコツは、まずは子どもにトイレや排泄について興味を持ってもらうことだ。そんなときに役立つのが絵本やDVD。こどもちゃれんじなどの幼児用教材も役立つ。トイレやおまるを好きになってもらえるよう、子どもの好きなキャラクターを利用するのもおすすめだ。
子どもがゲーム感覚で楽しめるアイテムを取り入れるのもおすすめだ。例えばシールが好きな子どもなら、排泄がうまくいったらシールを貼るという方法がよいだろう。戦いごっこが好きな子どもなら、トイレットペーパーに怪獣などの絵を描き、それをおまるやトイレの中に入れ、おしっこで怪獣をやっつけるゲーム仕立てにするといったアイデアもある。
なおおまるや便座に座らせる際は、長く座らせすぎると子どもがトイレを嫌いになってしまう可能性があるので注意しよう。
子どもがゲーム感覚で楽しめるアイテムを取り入れるのもおすすめだ。例えばシールが好きな子どもなら、排泄がうまくいったらシールを貼るという方法がよいだろう。戦いごっこが好きな子どもなら、トイレットペーパーに怪獣などの絵を描き、それをおまるやトイレの中に入れ、おしっこで怪獣をやっつけるゲーム仕立てにするといったアイデアもある。
なおおまるや便座に座らせる際は、長く座らせすぎると子どもがトイレを嫌いになってしまう可能性があるので注意しよう。
結論
おまるはお座りがしっかりとできるようになり次第使うことができる。本格的なトイレトレーニングを始める前に取り入れ、慣らしておくのもおすすめだ。おまるを使ったトイレトレーニングをいつから始められるかは子どもによって異なるので、最適な開始時期を見計らってほしい。おまるはトイレトレーニングに絶対に必要なアイテムではないが、使うメリットもある。子どもの性格などに応じて使用してみてはいかがだろうか。