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寝返りするようになった赤ちゃんと環境に潜むリスクと対策を解説!

寝返りするようになった赤ちゃんと環境に潜むリスクと対策を解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年7月27日

赤ちゃんが寝返りするようになるとさまざまなリスクが生じるため、適切な方法で対処して赤ちゃんを危険から守っていく必要がある。そこで、今回は寝返りするようになった頃の赤ちゃんに生じるリスクやそれらのリスクを回避するための防止策について詳しく解説しよう。

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1. 寝返りするようになった赤ちゃんのリスク対策

赤ちゃんが寝返りできるようになると、とくに心配になる、うつぶせ寝による窒息やSIDS(乳幼児突然死症候群)などのリスクについて解説しよう。

窒息

寝返りができるようになって間もない赤ちゃんは、まだ筋力が弱いことに加えて自分の身体を自由に動かすことが難しい。そのため、寝返りをして息苦しくなっても自分で呼吸を確保することができずに窒息してしまう場合もある。

SIDS(乳幼児突然死症候群)

SIDSとは、それまで元気に過ごしていた赤ちゃんが何の前兆もないまま、睡眠中に突然亡くなってしまう、まだ原因がはっきりと解明されていない病気である。このSIDSの原因に関わる危険因子としては、妊娠中の喫煙や受動喫煙、非母乳育児に加えてうつぶせ寝が知られている。

うつぶせ寝自体がSIDSを引き起こすのではなく、発見される状況がうつぶせ寝であることが多いことから、SIDSに関わる危険因子と考えられているのである。

2. ケース1)赤ちゃんが寝返りして夜中うつぶせ寝に!?

うつぶせ寝は、前述の通り窒息やSIDSに関連する危険因子の1つであるため、これらのリスクを回避するための予防策をとっていくことが重要になる。

窒息予防

赤ちゃんは、消化器官の機能も未発達であるため、授乳後に吐き戻ししてしまうこともある。吐き戻しの際に吐いた物を誤嚥してしまうと窒息の原因となるため、授乳後はげっぷをきちんと出し、縦抱きでの抱っこや頭を高くした状態で過ごしてから寝かせてあげることが大切だ。

また、柔らかいマットレスや敷布団であると赤ちゃんの頭や身体が沈み込む危険性が高まる。この様な状況では、寝返りしたときに口や鼻がマットレスに埋まってしまったり、呼吸を確保するための動きが難しくなってしまったりする。そのため、寝返りするようになった赤ちゃんの使用するマットレスや敷布団は硬めのものを選んで使用してほしい。

SIDS予防

SIDSの赤ちゃんのおよそ6割は、軽い気管支炎や風邪に罹っていたことが明らかになっている。そのため、赤ちゃんの日々の体調管理や感染予防に加えて、成長発達や気道にも悪影響を及ぼす妊娠中の喫煙や受動喫煙を回避していくことも重要になる。

また、1歳頃まではかかりつけ医からの指示がない限り、仰向けに寝かせることもSIDSを防ぐ有効な手段といわれている。寝返りする赤ちゃんを無理に何度も仰向けに整える必要はないが、赤ちゃんを寝かせるときには仰向けで寝かせてほしい。

母乳育児の赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低いことが知られているため、可能な範囲で取り組んでいくことも大切だ。厚生労働省(※1)はこれらの3つの育児習慣を守ることは、SIDSのリスクを低減させることができるとしているため、ぜひ意識して取り組んでいただきたい。

3. ケース2)赤ちゃんが寝返りでベッドやマットから落下!?

寝返りする頃の赤ちゃんは、危険を予知したり回避したりすることはできないため、大人が寝返りで起こりうる事故を予防していく必要がある。こちらでは、具体的な予防策と注意点について解説しよう。

柵を正しく使用する

赤ちゃんは、コツをつかむとあっという間に寝返りを上手にできるようになるため「まだで寝返りできないから大丈夫」などの油断は禁物である。そのため、赤ちゃんが過ごす場所に柵を設置できる場合には、必ず適切な方法で柵を使用して転落を防止してほしい。

危険な場所に寝かせない

赤ちゃんは、ほんの一瞬目を離す間にも寝返りに成功してしまう場合もある。そのため、柵のないベッドやソファ、固定ベルトのないおむつ交換台に赤ちゃん1人で寝かせたり、目を離したりすることのないように注意していただきたい。

4. ケース3)寝返り防止クッションで赤ちゃんが窒息状態に!?

赤ちゃんの寝返りによるリスクを知ると寝返りを防止するグッズの使用を検討したいと考える方もいるだろう。だが、一般的には寝返りは防止する必要はないといわれている。こちらでは、その理由とともに赤ちゃんの窒息を防ぐ対策を解説しよう。

寝返り防止グッズの使用は慎重に

赤ちゃんの寝返り防止グッズの誤った使用は、逆に赤ちゃんの死亡リスクを高めてしまう危険性があることが報告されている。実際にアメリカでも寝返り防止グッズのリコール案件も報告されているため、寝返り防止グッズの使用は慎重に検討してほしい。

また、やむを得ずに使用する際には、説明書の使用方法を遵守していただきたい。

赤ちゃんの就寝環境を整える

寝返りをはじめたばかりの赤ちゃんは、身体の動きを上手くコントロールできないため、誤って枕やクッション、ぬいぐるみなどに顔を埋めてしまい、窒息する場合もある。そのため赤ちゃんがお昼寝をしたり就寝したりする場所では、ぬいぐるみやクッションは取り除き、枕も使用せずにシーツはしわのない状態で整えてほしい。

また、かけものも万が一、赤ちゃんの顔にかかった場合でも赤ちゃんが自分で払いのけられるほどの軽さのものを使用していただきたい。

結論

今回は、寝返りするようになった頃の赤ちゃんに生じるリスクやそれらのリスクを回避するための防止策について詳しく解説したがいかがだっただろうか。赤ちゃんの寝返りのリスクを理解すると不安に感じる方もいるかもしれないが、防止策はいろいろある。そのため、厚生労働省の情報やこちらでご紹介した内容を参考に適切に取り組み赤ちゃんの安全を確保していただきたい。
(参考文献)
(※1):厚生労働省「11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000140459.html
  

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