目次
1. 超簡単 !子どもが喜ぶ「割れないシャボン玉」の作り方

さっそく、割れないシャボン玉の作り方を紹介していこう。
割れないシャボン玉液の原材料
- 純度の高い精製水または煮沸処理した水:400ml
- 界面活性剤が45%以上含まれている食器用中性洗剤:50ml
- PVAの表示がある弱酸性の洗濯のり:50ml
- グラニュー糖(なければ砂糖):大さじ1
以上を用意しよう。食器用中性洗剤は商品によって界面活性剤の含有量が異なるため、45%以上というものがなければ40%前後でもよい。また洗濯のりはPVA(ポリビニルアルコール)の表示があるものか確認してほしい。ミネラルウォーターを使用するときは軟水を選ぼう。
割れないシャボン玉液を作る際に必要な道具
- 計量カップ、さじなど原材料の分量を正しく計測できるもの
- 液を混合する容器(容量1Lほどのもの)
- シャボン玉液を保存する容器
- スプーンなど液を混ぜることができるもの
ここまで揃えれば準備は万端だ。それでは作り方を見ていこう。
割れないシャボン玉液の作り方
- 容器に水を入れる
- グラニュー糖を加えて十分に溶かす
- 洗剤と洗濯のりを加えてよく混ぜる
以上が、割れないシャボン玉の基本的な作り方だ。洗剤や洗濯のりを加えて混ぜる際、勢いをつけすぎると泡立ってしまうため、あくまでゆっくり、だがしっかり混ぜることを心がけよう。なお上記以外にも、さまざまな原料を組み合わせて作る方法がある。原料の異なる割れないシャボン玉を作って、遊びながら比較するのも楽しいかもしれない。
2. 割れないシャボン玉液に関するの注意点

割れないシャボン玉液を作るにあたっての注意点、実際に遊ぶ際に気をつけたいポイントなどをまとめたので確認していこう。
作る際は皮膚や粘膜を保護する
洗剤などを使用するため、防水性のある手袋や粘膜を保護するためのゴーグル、マスクなどもあれば着用しよう。
液は当日中に使い切る
手作りした割れないシャボン玉液には保存料が含まれていない。作った当日中に使い切るようにしよう。
子どもが作る場合は大人の監視下で
子どもの年齢によっては、割れないシャボン玉を自由研究のテーマに選ぶ場合もあるだろう。割れないシャボン玉液には洗剤や石鹸などを用いるため、子どもが作る場合は安全のため必ず大人の監視下で作らせるようにしよう。
安全な場所で遊ぶ
遊びに夢中になると周囲の危険を把握することが難しくなる。割れずに飛んでいったシャボン玉を追いかけてケガや事故などに遭うといったことのないよう、安全な場所を選んで遊ぶことも大切だ。
誤飲を防ぐ
低年齢の子どもはとくに、シャボン玉液を誤飲するリスクがある。液を入れる容器などは誤飲の危険性がないものを選ぶようにしよう。また口に含んで吹くタイプのアイテムを使って遊ぶときには、定期的に子どもにうがいを促すなどするとよいだろう。
3. 割れないシャボン玉で思いっきり遊び尽くす!おすすめアイテムを紹介

手作りした割れないシャボン玉を使って思いっきり遊び尽くすためのアイデアや、おすすめアイテムなどを紹介する。なお市販のシャボン玉遊びアイテムは、対象年齢と安全性を確認してから大人の監視下で遊ぶようにしよう。
うちわの骨組みでシャボン玉を作る
不要になったうちわがあれば、紙の部分を剥がして骨組みだけの状態にしよう。これに割れないシャボン玉液を含ませて仰いだり吹いたりすれば、いろいろな大きさのシャボン玉ができる。
毛羽立ちの少ない軍手でポンポン遊び
毛羽立ちのない新品の軍手であれば、割れないシャボン玉を手のひらにのせたり、はずませたりして遊ぶことができる。バレーとまではいかないが、ちょっとしたポンポン遊びを楽しむことはできるだろう。
針金ハンガーで巨大シャボン玉を作る
不要になった針金ハンガーがあれば、円形にしてみよう。洗面器などの大きな容器に割れないシャボン玉液を注ぎ、ハンガーにつけてから吹けば巨大なシャボン玉を作ることができる。
オンダ「シャボン玉 くるくるバブル 手動式」
ハンドルを回すだけで一度にたくさんのシャボン玉を作ることのできるアイテムだ。口に含まずに作れるため、誤飲が心配なときもおすすめである。
商品情報
- 商品名:オンダ シャボン玉 くるくるバブル 手動式
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ユニ エンタープライズ「Patymo 光る!LEDバブルガン」
カラフルに光るLEDライトが搭載されたアイテムで、トリガーを引くとシャボン玉が出てくる。「◯◯ごっこ」遊びが大好きな年齢の子どもなどにはとくにおすすめだ。
商品情報
- 商品名:Patymo 光る!LEDバブルガン
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4. 大人も童心に帰れる「割れないシャボン玉」ぜひ作ってみては?

「シャボン玉といえばいとも簡単に割れてしまうもの」と思っていた方も多いかもしれないが、実はこのようにご家庭で簡単に割れない(割れにくい)シャボン玉を作ることができる。子どもはもちろん、大人もきっと楽しめるはずなので、ぜひ安全を確保したうえで童心に帰って遊んでみてはいかがだろうか?
結論
割れないシャボン玉そのもので遊ぶのはもちろん、作る過程も子どもにとっては面白いものだろう。本稿で紹介した以外にも、さまざまな原材料を使った割れないシャボン玉があるので、ぜひいろいろと試してみてほしい。