1. 小学生が楽しめる工作プラ板とは?

大人のアクセサリーやデコレーション作りなどでも人気の高い工作プラ板は、実は小学生であっても簡単に楽しむことができる。こちらでは、まずこの工作プラ板とはどのようなものであるのかご紹介しよう。
素材
プラ板とは、工作用のはさみなどでも簡単に切ることができるほどの厚さのプラスチック製の板である。種類は、透明や白地、発光素材や塗り絵のようにすでに文字や絵柄が印刷されたものも販売されている。
遊び方
油性フェルトペン、アクリル塗料などを用いて好きなものを描いたり、色付けしたりした後にオーブントースターで加熱して完成させる。オーブントースターで加熱すると、加熱前の大きさの4分の1から5分の1ほどの大きさに収縮して、厚みも出るためガラス素材のような印象となる。プラ板を加熱して間もない状態では、変形させることもできるため、指輪やデコレーションなど立体的なものも工作することができる。
2. プラ板を工作するには何が必要?

こちらでは、早速プラ板の工作に必要なものと工作の仕方についてご紹介しよう。
用意するもの
- 好みのプラ板
- 油性フェルトペン、アクリル塗料など
- はさみやカッター
- 穴あけパンチ
- ボールチェーンや好みのひもなど
- アルミホイルやクッキングシート
- ピンセットやオーブンミトン、軍手など
- 厚みのある本や好みの型など
工作の仕方
- プラ板に好みの絵柄を描いて色付けする
- はさみなどを用いて好みの形に切り取る
- ひもなどを通す場合には、穴あけパンチで穴をあけておく
- オーブントースターを予熱しておく
- アルミホイルに凹凸を付けたものかクッキングシートの上に作品をのせる
- オーブントースターで加熱する
- 収縮が完了した作品を取り出して好みの形に加工する
注意点
透明なプラ板の場合では、完成すると文字絵柄が反対になるため、それを考慮して工作したり、絵柄を描いたりするとよいだろう。また、はさみでプラ板を切るときも年齢によっては、子どもの力では上手に切り出すことができない場合もあるため、無理をさせずに大人が手伝ってほしい。穴をあけるときには、穴も4分の1から5分の1ほどの大きさに収縮することを考慮した大きさにあけていただきたい。
オーブントースターで加熱した直後に形を整える必要があるが、作品が非常に熱くなっている。そのため、オーブントースターからの出し入れや加工作業は、火傷に十分に気を付けながら大人が担当してほしい。オーブントースターは予熱しないとプラ板がキレイに収縮しなくなってしまうため、忘れずに予熱しよう。
また、加工を素早く済ませるために焦りがちだが、確認せずに加工すると作品の角が折れてしまったり、ゆがんだりするため注意して作業してほしい。基本のプラ板の作り方として、作品をキレイな水平に仕上げたい場合にはクッキングシートを用いて厚みのある本と本の間にはさむとよいだろう。
オーブントースターで加熱した直後に形を整える必要があるが、作品が非常に熱くなっている。そのため、オーブントースターからの出し入れや加工作業は、火傷に十分に気を付けながら大人が担当してほしい。オーブントースターは予熱しないとプラ板がキレイに収縮しなくなってしまうため、忘れずに予熱しよう。
また、加工を素早く済ませるために焦りがちだが、確認せずに加工すると作品の角が折れてしまったり、ゆがんだりするため注意して作業してほしい。基本のプラ板の作り方として、作品をキレイな水平に仕上げたい場合にはクッキングシートを用いて厚みのある本と本の間にはさむとよいだろう。
3. プラ板工作をもっと楽しむ応用編

こちらでは、プラ板の工作をより楽しむためのテクニックについて解説しよう。
立体作品を作る
プラ板工作では、指輪のような立体的な作品も作れるのでその方法をご紹介しよう。仕上げたい立体の形を作ることのできる、ペンや容器などを準備しておいていただきたい。指輪を作る場合には、指の太さに近いペンを準備しておくとよいだろう。
- 好みの絵柄をプラ板に描き、はさみなどで切りぬく
- オーブントースターを予熱しておく
- オーブントースターで作品を加熱して収縮が終わったら素早く取り出す
- オーブンミトンなどを使用して火傷に注意しながら、希望する形になるように作品に型を当てる
レジンを加える
完成したプラ板の作品に透明なレジンを加えて工作すると、作品をガラス細工のような仕上がりにすることができる。レジンを加えるだけでもぐっと作品の印象を変えることができるため、子どもの希望に応じて使用するとよいだろう。レジンの取り扱いは、大人が取り扱い説明書に従って使用してほしい。
マスキングテープを使用する
透明なプラ板を使用して作品を作るときには、完成した作品の裏側にマスキングテープを貼るとカラフルに仕上げることができる。マスキングテープの組み合わせや貼り方を変えるだけでも印象が大きく異なるため、いろいろな方法に挑戦していただきたい。
結論
今回は、家庭にて小学生でも楽しく取り組めるプラ板の工作の仕方や必要物品、テクニックなどについて詳しく解説したがいかがだっただろうか。
プラ板の工作は、使用するプラ板の素材や描き方、色付けの仕方などを変えるだけでもいろいろな工作を楽しむことができる。ぜひ、子どものアイデアを取り入れるとともに安全に配慮しながら、想像通りの作品を作ることを一緒に楽しんでいただきたい。
プラ板の工作は、使用するプラ板の素材や描き方、色付けの仕方などを変えるだけでもいろいろな工作を楽しむことができる。ぜひ、子どものアイデアを取り入れるとともに安全に配慮しながら、想像通りの作品を作ることを一緒に楽しんでいただきたい。