1. 赤ちゃんはいつから新幹線に乗れる?料金や座席は?

新幹線を利用する際に、赤ちゃんはいつから乗れるのか、赤ちゃんの運賃は必要なのかなど気になることを以下にまとめた。
赤ちゃんはいつから新幹線に乗れるのか
新幹線には赤ちゃんの年齢制限はないので、0歳から乗ることができる。生まれたばかりの赤ちゃんも新幹線に乗ることができるのだ。ただし、まだ首がすわっていない頃の赤ちゃんだと、ずっと首を支えて抱っこしなければならないなど、保護者の方の負担が大きくなってしまうだろう。
赤ちゃんが新幹線に乗る際の乗車賃は?
新幹線で、子ども運賃が発生するのは6歳から12歳までの小学生からであり、赤ちゃんや幼児など未就学児は原則として無料になる。無料になるのは、大人1人につき未就学児2人までで、3人目からは子ども料金が必要になる。
赤ちゃんの乗車賃が有料になる場合
原則無料である赤ちゃんの新幹線の乗車運賃が、有料になる場合もある。それは、赤ちゃんが1人分の座席を指定席で利用する場合だ。その際の乗車運賃は、子ども乗車券と子ども指定席特急券の料金という内訳になる。さらに、グリーン車やグランクラスの座席を赤ちゃんが利用する場合は、グリーン車やグランクラスの大人料金がプラスされる。
2. 赤ちゃんとのお出かけに便利!新幹線の多目的室とは?

赤ちゃんがぐずったときや授乳したいときが不安で、赤ちゃんの新幹線デビューに踏み切れないという方に朗報だ!ほとんどの新幹線には多目的室が設置されていて、個室のように利用することができるのだ。そんな新幹線の多目的室について詳しく解説しよう。
新幹線の多目的室とは?
新幹線の多目的室は、ほとんどの新幹線に1室設置されている。新幹線の種類によって多少設備は異なるが、組み替えると簡易ベッドにもなるソファやコンセントがある。カーテンで仕切られて室内が見えないようになっているので、赤ちゃんに授乳するときなど便利に使用できる。
新幹線の多目的室の利用方法
新幹線の多目的室は、基本的に施錠がされている。多目的室を利用したいときは、巡回中の車掌や乗務員に声をかけて鍵を開けてもらうようにしよう。多目的室を利用するのに追加料金などは発生せず、自由席の方でも自由に利用できる。
新幹線の多目的室を使用する際の注意点
新幹線の多目的室を事前に予約できるのは障がい者手帳を持っている方だけで、障害を持っている方や体調が悪い方が優先して利用することが前提になっている。赤ちゃんと多目的室を利用するのは、あくまで空いているときだということを気に留めておこう。
3. 赤ちゃんと新幹線でのお出かけをスムーズにするポイント

新幹線で赤ちゃんが快適に過ごせるために、事前に知っておくといいことや準備しておくものをいくつか紹介しよう。
新幹線に乗るときの持ち物リスト
新幹線に赤ちゃんと乗る際の持ち物で、ミルクやおむつなど普段の外出のときの持ち物以外のものをリストにして以下にまとめた。
- 着替え
- おくるみやひざかけ
- ビニール袋(ジッパー付きがおすすめ)
- ウェットティッシュ
- 保険証や母子手帳
- おしゃぶり(普段から使用している場合)
- 抱っこ紐
- 常備薬
おくるみやひざかけは防寒だけでなく、授乳ケープとしても使えるのであると便利だ。乗車前に体調チェックをしたうえで、保険証や母子手帳、常備薬など備えておくと安心だろう。
指定席を予約しておく
新幹線では、自由席と指定席を選ぶことができるが、赤ちゃんと利用するなら、確実に座れて赤ちゃん連れでも利用しやすい席を確保できる指定席がおすすめだ。赤ちゃん連れでも利用しやすい席は、移動しやすい最前列や最後尾、通路側の席で、多目的室に近い車両だ。希望の座席が確保できるように、早めに予約しておこう。
多目的室やベビーカーの置き場所を確認しておく
赤ちゃんがぐずったときなどにすぐ対処できるように、事前に多目的室の場所を確認しておこう。また、ベビーカーの置き場所も確認しておくと乗車してから慌てないで済む。ベビーカーを置く場所は、ベビーカーマーク、車いすマーク、荷物置き場マークを目印に探そう。ベビーカーの置き場所が設けられていない場合は、最後尾や最前列の座席付近のスペースなどアナウンスで指定された場所に、必ず折り畳んで置くようにしよう。
結論
赤ちゃんの新幹線デビューの不安解消のために役立つ情報をまとめた。赤ちゃんを連れての新幹線移動は大変であると思われがちだが、事前準備を万全にしていれば、それほど難しいことではない。この記事を参考にして、赤ちゃんとの新幹線デビューがスムーズにいき、素敵な思い出ができればいいと思う。