1. おもちゃのビーズにはどんな種類がある?

ビーズと聞いて思い浮かべるのは、アクセサリーを手作りできるようなテグスなどに通すタイプのビーズだろう。子どもでも遊べるおもちゃのビーズには、そんな定番ビーズのほかにもいろいろな種類のものがある。どのような種類のものがあるのか、その特徴や遊び方など見ていこう。
アイロンビーズ
アイロンビーズは、パーラービーズとも呼ばれるもので、直径5mm程のパイプ状にカットされたカラフルなビーズのおもちゃだ。専用のプレートがあって、その上に作りたい形や見本に沿ってビーズを並べていく。並べたビーズはアイロンの熱によって固まるので、自分の好きなモチーフを作って楽しめる。
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アクアビーズ
アクアビーズも、アイロンビーズのように好きなモチーフを作って楽しめるおもちゃのビーズだ。形は5mmくらいの丸型で、好きなイラストシートに並べていく。アイロンの熱ではなく、水をかけると接着するので、子ども一人でも簡単にできる。アイロンビーズは平面のモチーフを作ることが主流だが、アクアビーズはアイロンでプレスする必要がないので、立体的なものも作りやすい。
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ビーズ粘土
おもちゃのビーズには、ビーズ粘土という種類もある。ビーズ粘土は、小さい発砲ビーズとのりが原料になっていて、今までにない感触が楽しめる。軽い素材で、水やアイロンなどビーズをくっつけるためのものが必要ないので、子どもでも手軽に扱える。粘土のようにこねて形を作って接着することで、好きなモチーフを作って楽しむ。紙や木にもくっつくし、乾燥したらボールのように弾む変わった素材なので、作品の幅も広がり、子どもの想像力を刺激するだろう。
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2. 年齢別ビーズのおもちゃの遊び方

ビーズのおもちゃで遊ぶのは、何歳からが適当なのか、その対象年齢を解説しよう。また、年齢別のおすすめの遊び方も合わせて見ていこう。
ビーズは何歳から遊べる?
先程紹介したアイロンビーズやアクアビーズなどのビーズのおもちゃは、対象年齢が5~6歳からに設定されている。細かいものなので、年齢が低すぎると上手く扱えないし、誤飲の可能性もあるからだ。ほとんどのビーズのおもちゃは、5~6歳くらいになってからの方が、安全に楽しく遊べると言える。
2歳で遊べるビーズのおもちゃ
2歳児にとって、細かいビーズをつまんで思ったとおりに並べたり紐を通したりする作業は難しい。そこで、子どもが握りやすいボトル状の入れ物に、ビーズを入れてふたをしてマラカスを作るのがおすすめ。ビーズの大きさや素材によって音や振り心地が変わってくる発見も、子どもにとっては嬉しいものだ。中身が見える透明のボトルにすると、見た目も楽しくなる。
3歳で遊べるビーズのおもちゃ
3歳から遊べるビーズのおもちゃでおすすめなのが、ヨーロッパのおもちゃブランドであるHABA社の、木製カラービーズだ。ビーズを紐に通す定番の遊び方だが、ビーズのサイズが大きいので、3歳児でも扱いやすい。ビーズを指でつまみ、紐を通して長くつなげていく作業により、集中力や色彩感覚、手先の器用さなどを育む効果が期待できる。
4歳で遊べるビーズのおもちゃ
4歳児には、「Waqubeads(ワクビーズ)」を使って、ビーズアクセサリーを作るのがおすすめだ。ビーズ同士をつなげるのに針や糸を使わず、ビーズ同士をくっつけてアクセサリーを作ることができる。シリコン素材で柔らかく、間違って踏んでも痛くないので安全。ビーズ同士はくっつけてもすぐに離すことができるので、繰り返して遊べるのも、嬉しいポイントだ。
5歳で遊べるビーズのおもちゃ
5歳児からは、アイロンビーズが対象年齢に入る。「パーラービーズ」のスターターセットなら、プレートがシリコン製になっていて、ビーズがはめやすくなっている。慣れてきたら通常のクリアプレートに挑戦しよう。筒入りの大容量のビーズを買って、さまざまな色の仕分けから楽しむとよい。
3. ビーズのおもちゃは100均でも手に入る!

いろいろなおもちゃのビーズがあることがわかったが、それらは一体どこで買えるのだろうか。おもちゃのビーズが購入できる場所を紹介しよう。
ネットショップで購入する
Amazonや楽天市場など、ネットショップでは、さまざまな種類のビーズのおもちゃを購入できる。商品ページでビーズの大きさや色、遊び方など詳細を確認できるので、いろいろな商品を比較して購入するとよい。
トイザらスなど店頭で購入する
初めてビーズのおもちゃを購入する場合は、ネットショップでは実際のサイズ感や色合いがわかりにくいこともある。購入した商品がイメージと違っていたということがないように、最初は店頭に足を運んで実際に見て確かめておくとよい。
100均で購入する
コストをかけずにビーズで遊びたいと考えている方には、ダイソーなど100均で購入するのもおすすめだ。ダイソーには定番の粒状ビーズだけでなく、星やハートの形をした子どもが喜びそうなビーズも豊富に揃っている。さらに、ビーズアクセサリーのキットもあるので、お得にビーズアクセサリー作りに挑戦できる。
結論
ビーズのおもちゃについて、商品の特徴や遊び方、購入方法などをまとめた。子どもが普段なかなかできない細かい作業をビーズのおもちゃで経験させるのもよいだろう。この記事を参考にして、子どもが年齢に合ったビーズのおもちゃで、安全に楽しく遊べるように働きかけてほしい。