1. 幼稚園の名札をかわいく手作りしよう

幼稚園の名札は、市販のものだと他の子と同じものになることもあり、個性がアピールできない。そこで、名札を簡単に手作りする方法をいくつか紹介しよう。
フェルトを使って作る
名札を手作りするときは、扱いやすいフェルト素材の布がおすすめ。ハサミで切った後も糸がほつれることもないのでお手軽だ。フェルトは種類も豊富で、カラフルな色や柄もの、裏がシールやアイロン接着になっているものがある。裁縫が苦手な方は、平面のフェルト名札がおすすめだ。手芸用ボンドでパーツを貼っていくだけなので、針や糸を使わないでできる。手間をかけるなら、綿を詰めて縫い、立体的な名札に挑戦しよう。
キャラクターワッペンの名札を作る
幼稚園児はキャラクターものが好きなので、名札もキャラクターものにしたいと考える方も多いだろう。キャラクターワッペンは市販のキャラクタープリント布で、好きな絵柄部分を切り取ってフェルトなどに貼るだけ。裏に芯を貼ると、折れ曲がることがなくしっかりとした出来具合になる。名前シールなどをプリント布と一緒に貼り付けると、キャラクターワッペンの名札ができる。
レジン素材の名札を作る
手作りアクセサリーでもお馴染みのレジン。レジンフレームを使って、名前を含めたパーツを入れるだけ。丈夫で本格的な名札になるので、幼稚園でパーツが取れるなどの心配もない。中のパーツは、文字シールで名前を含め、ぷっくりシールやラメなどを入れるとよいだろう。
100均グッズで作る
100均で売っているシンプルなカードケースに、かわいいパーツを貼ってアレンジしよう。パーツは、フェルトやボタン、リボン、マスキングテープ、レースなどがおすすめで、これらもすべて100均で揃う。
2. 幼稚園の名札を付ける位置は?

それでは、名札はどこに付けるのが正しいのか。幼稚園で名札を付ける位置や名札を付けるときに注意する点を解説しよう。
名札を付ける位置
名札を付ける位置については、幼稚園から指示がある場合はそのとおりにしよう。指示がない場合、一般的に名札を付ける位置に決まりはないが、左胸に付けるのが主流になっている。
名札を左胸に付ける理由
名札を左胸に付ける理由にはさまざまな説があるが、ある説では、「右利きの人が多いから」と言われている。名札を留める安全ピンは右利きの方が使いやすいようになっていて、右利きだと右胸に付けるよりも左胸に付ける方が簡単だからだ。幼稚園児は自分で名札を付けることはあまりないが、左胸に付けることが一般的に浸透しているので、保護者の方が付けてあげるときも左胸にしよう。
名札を付けるときの注意点
幼稚園で名札を付けるときは、相手からどのように見えるのかを確認することがポイントだ。正面から見たときに、名札が水平になるように付けよう。名札の素材や名札を付ける服の生地によっては、名札の重みでお辞儀したときに名札が見えなくなってしまうので、必要に応じてピンなどで固定するとよい。
3. 穴を開けたくない!幼稚園の名札の付け方

幼稚園の名札は、安全ピンで刺して付けるタイプが多く、付けるたびに服に穴が開いてしまう。毎日同じような位置に付けるので、穴が大きくなって目立つことも。そこで、名札によって服がダメージを受けないようにする方法を紹介しよう。
裏に布などを当てる
名札を付ける位置の裏側に、布を当てたり絆創膏を貼ったりして、生地を補強して穴を目立たなくさせる方法がある。当て布はある程度厚みのあるものがよく、アイロンで接着する名前シールなどが簡単に付けられる。絆創膏を使うときは、洗濯した際に剥がれていないか確認しよう。
クリップ式の名札留めを使う
名札で服に穴が開くこと以外に、安全ピン自体、幼稚園児が扱うのに危ないと感じる方も多い。そこでおすすめなのが、クリップ式の名札留めだ。子どもでも簡単に付けられるし、留め具そのものにいろいろなデザインがあるので、子どもの好みに合わせて選ぶとよい。
ストッパー式の名札留めを使う
安全ピン以外の名札留めには、ストッパー式の名札留めもある。服を挟むようにして、裏側からストッパーを差し込むので、しっかりと名札を付けることができる。マグネットタイプのものもあり手軽に取り付けできる。ストッパーと名札部分が別々になっているので、幼稚園児が扱う際に紛失しないように注意しよう。
名札付け用のワッペンを使う
名札付け用のワッペンを使って、服に直接安全ピンを刺さないようにする方法もある。ワッペンの下部分に幅1.5cmくらいの輪になったテープリボンが付いていて、そこに安全ピンを通すようになっている。
結論
幼稚園で使う名札について、作り方や付け方までいろいろなアイデアをまとめた。名札は子ども同士のコミュニケーションのきっかけとして大切なものだ。この記事を参考にして、子どもがお気に入りの名札を付けて元気に園生活を楽しんでくれると、親としても嬉しいものだ。