このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
家庭菜園で子どもの食育をしよう!秋に育てやすい野菜3選

家庭菜園で子どもの食育をしよう!秋に育てやすい野菜3選

投稿者:ライター 植村麻衣子(うえむら まいこ)

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2020年11月 6日

家庭菜園が食育によいと耳にしたことがあるものの、育てやすい野菜がよくわからず、頭を悩ませている方も多いのではないだろうか。そこで今回は秋まき野菜のうち、子どもと一緒に簡単に家庭菜園ができて、さらに食育にもおすすめの野菜を3つ紹介していく。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 短期間で収穫できるほうれん草

雑誌「めばえ」の読者ママたちを対象に、「子どもの嫌いなおかず」について行ったアンケート(※1)によると、ほうれん草は第5位であった。

ほうれん草に苦手意識を持っている子どもは多いが、ほうれん草はビタミンCや鉄分などが豊富に含まれているため、なんとか好きになってもらいたいという方が少なくないのではないだろうか。

そんな方はぜひ子どもと一緒にほうれん草を育ててみよう。なぜなら、子どもが自分の手でお世話しながら野菜を育てることで、苦手を克服できることがあるからだ。

また、ほうれん草は成長スピードが早く、種まきから収穫までが約30日と短い。すると成長の様子が目に見えて分かるため、子どもは飽きることなく最後まで成長の過程を観察したり、水やりなどのお世話をしたりすることができる。

さらに、ほうれん草は種からでも育ちやすく寒さに強いという一面がある。そのため、初心者や子どもでも育てやすく失敗しにくい。収穫の楽しさを味わうことができ、自分で育てたという満足感が自信につながる。

それでは、ほうれん草の育て方を確認しよう。まず種まきだが、浅いまき溝を作ってから1cm間隔で種をまく。そして土をかぶせたら手の平で軽く押さえ、たっぷりと水をかけるようにしよう。

本葉が2枚くらい出たら株と株の間が3~4cmくらいになるように間引きをして、葉の高さが7~8cmくらいになったら追肥し、葉の高さが20cm以上になったら収穫する。

ほうれん草は鮮度が落ちやすい野菜であるため、収穫後はなるべく早く調理して子どもに食べてもらうようにすると、よりおいしく食べることができる。

2. 絵本でお馴染みのかぶ

「うんとこしょどっこいしょ」の掛け声が印象的なロシアの昔話「おおきなかぶ」にも登場することから、かぶは子どもにとって身近な野菜かもしれない。そんなかぶは高温に弱く虫がつきやすいアブラナ科であることから、涼しくなってくる秋まきにおすすめの野菜だ。

かぶの品種は約80種類と多く、品種によって根の大きさが大、中、小と異なる。小かぶや中かぶといった比較的小さなものは収穫までの期間が短く子どもと一緒に飽きずに育てやすいので、食育に向いている。

また、かぶはプランターで育てられるという手軽さもある。ただし根が深く伸びる野菜であるため、深さが15~20~30cm以上のプランターを用意しよう。

種まきは深さ1cmのまき溝を作ってから、1cm間隔で種をまく。そして土をかぶせたら手の平で軽く押さえ、たっぷりと水をかけるようにしよう。

間引きは全部で3回行う。本葉が1枚になったら1回目の間引きを、本葉が3枚になったら2回目の間引きを、本葉が5枚になったら3回目の間引きをしよう。2、3回目の間引きの後に追肥をするのだが、小かぶであれば追肥する必要はない。

収穫は小かぶであれば直径4~5cm、中かぶは8~10cm、大かぶは20~30cmくらいを目安として行おう。ただし、小かぶは収穫が遅れてしまうと固くなってしまうため注意が必要だ。

3. 子どもから根強い人気のじゃがいも

タキイ種苗が全国の20歳以上の男女600人(農業関連従事者除く)を対象に行った調査(※2)によると、子どもが好きな野菜の第2位は「じゃがいも」(45.3%)で、2014年以来5年連続2位であったほど、子どもからの人気が根強い野菜だ。

家庭菜園をするときに子どもが好きなじゃがいもを育てると、モチベーションが上がり、収穫に喜びを見出すことができる。

じゃがいもを育てるときは種や苗からではなく、種いもから育てる。種いもは50g以上の場合は小さく切ってから植え付けをするのだが、植え付けはまだ暑い9月頃に行うため、腐ってしまうことがある。そのため、30~40gくらいの小さな種いもを使うか、大きい種いもを切って使う場合は2日間くらい風通しのよい場所に置き、切り口を十分乾燥させてから使うようにしよう。

種いもは、畝の中央に掘った5cm程度の深さの植え溝に30cm間隔で置き、2~3cmくらい土をかぶせる。さらにその上に化学肥料をまき、10cmくらい土をかぶせて手の平で軽く押さえよう。

芽が10cmくらい伸びてきたら、生育のよい芽を数本残して残りの芽を取り除く「芽かき」を行う。そして芽かき後と開花前に追肥をし、肥料をまいたら株元へ土を寄せる「土寄せ」を行おう。

収穫は茎や葉がすべて枯れる頃に行う。天気がよく土が乾燥している状態で収穫を行うと、じゃがいもに土が付きにくく子どもでも掘り出しやすくなる。

結論

子どもの食育におすすめしたい、秋に育てやすい野菜を3つ紹介した。秋に植える野菜は春や夏と比較するとやや難易度が上がる。しかし今回紹介した野菜はどれも子どもと一緒でも比較的簡単に育てることができるため、食育を考えている方におすすめだ。また、いずれもプランターで手軽に育てることができるため、今回紹介した内容を参考にぜひ今年の秋に子どもと一緒に野菜を育ててみてほしい!

(※1)「めばえ」2016年8月号アンケート:子どもの嫌いなおかず
(※2)タキイ:「2018年度 野菜と家庭菜園に関する調査」
  

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ