1. トースターの汚れの種類を知ろう

朝がパン食であれば、使用頻度が高いトースターだが、少し前にトースターを使ったダイエットレシピ本が流行り、トースターを使いパン以外の調理をしている人も多いのではないか。
トースターは使うたびにパンくずや油で汚れるため、こまめに掃除をした方がよい。まずはトースターにたまる汚れの正体と、汚れを放置することの危険性を説明する。
トースターは使うたびにパンくずや油で汚れるため、こまめに掃除をした方がよい。まずはトースターにたまる汚れの正体と、汚れを放置することの危険性を説明する。
パンくず
なんだかんだ言っても、トースターの用途で一番多いのは、パンを焼くことだろう。最近では高級トースターも人気だと聞く。トーストしたパンはパンくずが出やすく、どんなに注意をしていてもパンを取り出すときに落ちてしまう。
油汚れ
調理でトースターを使う場合、食材に含まれる油分が飛び散り付着することがあるが、安全のためそのまま放置はしないようにしよう。
焦げ付き
タレのある調理などをした場合、タレが飛び跳ね、そのまま炭化し焦げ付いてしまうことがある。焦げ付いてしまうと簡単に落とすことが難しくなる。
ホコリ
トースターの外側には、ホコリがたまってしまう。ホコリだけなら布で拭けばすぐに取り除けるが、油とくっついてしまった場合には、こびりついてしまう。
汚れを放置することの危険性
トースター内にたまった汚れが原因で、発火事故が起こったケースもある。トースターを生産しているメーカーも取扱説明書で、汚れの放置による発火の危険性を訴えている。こまめに掃除してトースター内部を清潔に保つことは、安全にトースターを使う上でも重要だといえる。
汚れの予防策として、アルミホイルなどで食材に蓋をし、汚れが飛び散らないような工夫をすると、発火のリスクを下げることもできる。
汚れの予防策として、アルミホイルなどで食材に蓋をし、汚れが飛び散らないような工夫をすると、発火のリスクを下げることもできる。
2. クエン酸と重曹でトースターを掃除する方法

クエン酸と重曹を利用すると、トースターにこびりついた焦げ付きや油汚れを浮かせて拭き取ることができる。本体が熱いときに掃除をするとやけどの危険性があるため、コンセントを抜き、トースターが十分に冷めていることを確認してから掃除にとりかかろう。
クエン酸と重曹でトースターの焦げと油汚れを掃除する方法
用意するもの
・クエン酸小さじ1
・水100ml
・スプレーボトル
・重曹適量
・スポンジ
・布
掃除の前にトースター内にパンくずが残っている場合は、歯ブラシや布などを使って事前に取り除いておく。
手順
1.スプレーボトルにクエン酸を入れて、水をそそいでクエン酸水を作る。
2.スポンジに水を含ませ軽く絞ってから、重曹の粉をふりかける。
3.庫内のヒーターに触れないよう注意して、スポンジでトースターの汚れた部分を拭く。
4.スポンジで拭いた箇所の上から、手順1で作ったクエン酸水をスプレーする。
5.乾いた布で水分を拭きとる。
重曹を使うと、焦げ付きが落としやすくなる。また、クエン酸水で仕上げることによって、殺菌効果を得ることができるのだ。重曹とクエン酸が混ざると二酸化炭素が発生し、発泡する性質があるが、数分で治るので慌てる必要はない。発泡が終わったら、乾いた布で拭き取れば問題ない。
・クエン酸小さじ1
・水100ml
・スプレーボトル
・重曹適量
・スポンジ
・布
掃除の前にトースター内にパンくずが残っている場合は、歯ブラシや布などを使って事前に取り除いておく。
手順
1.スプレーボトルにクエン酸を入れて、水をそそいでクエン酸水を作る。
2.スポンジに水を含ませ軽く絞ってから、重曹の粉をふりかける。
3.庫内のヒーターに触れないよう注意して、スポンジでトースターの汚れた部分を拭く。
4.スポンジで拭いた箇所の上から、手順1で作ったクエン酸水をスプレーする。
5.乾いた布で水分を拭きとる。
重曹を使うと、焦げ付きが落としやすくなる。また、クエン酸水で仕上げることによって、殺菌効果を得ることができるのだ。重曹とクエン酸が混ざると二酸化炭素が発生し、発泡する性質があるが、数分で治るので慌てる必要はない。発泡が終わったら、乾いた布で拭き取れば問題ない。
アルミ部分には重曹を使わない
トースターにアルミ製の部品が使われている場合には、重曹がかからないように注意しよう。アルミトレイがあるトースターの場合は、掃除前に取り外しておこう。アルミ部分に重曹が触れると黒ずみの原因となってしまうからだ。
中性洗剤を使う方法も
クエン酸や重曹が家にない場合は、中性洗剤で代用することも可能だ。乾いた布に中性洗剤を含ませてトースター全体を拭いたら、別の布で水拭きをする。最後に乾いた布でトースター全体を乾拭きして仕上げをしよう。
ただし、メーカーによっては製品に合わせた掃除方法を紹介している場合もあるので、掃除前に取扱説明書をよく読んでおこう。
ただし、メーカーによっては製品に合わせた掃除方法を紹介している場合もあるので、掃除前に取扱説明書をよく読んでおこう。
3. トースターの汚れを防ぐためのお手入れ方法

内部が汚れたトースターは熱がうまく行きわたらなくなってしまう可能性もある。普段からこまめに掃除をしておきたい。
いますぐできる簡単なお手入れ
調理が終わるために、拭き掃除をするだけでもトースターのお手入れは十分。汚れは温かいうちのほうが取れやすいため、油汚れができてしまった場合は、本体が触れられるくらいの温度になったら拭き掃除をしておこう。
受け皿はこまめに掃除を
受け皿が取り外せるトースターを使っている場合は、トースター本体から取り外してこまめに洗うようにしよう。たまったパンくずなどを捨て、食器用中性洗剤とスポンジで洗うと簡単に汚れが取れる。洗い終わった後は水気をよく拭きとり、トースターにセットするのを忘れないようにしよう。
アルミホイル敷いて汚れを防止
トースターの受け皿にアルミホイルを敷いておくと、掃除が簡単になる。受け皿を洗った後に水分をよく乾かし、アルミホイルをぴったりと敷くとよい。アルミホイルが汚れたらそのまま捨てることができる。
ただしゴミがたまりすぎると発火の原因になるので、使うたびにアルミホイルを取り替えるようにしよう。
メーカーによってはアルミホイルを使用できない場合もあるので、事前に取扱説明書を確認することをおすすめする。
ただしゴミがたまりすぎると発火の原因になるので、使うたびにアルミホイルを取り替えるようにしよう。
メーカーによってはアルミホイルを使用できない場合もあるので、事前に取扱説明書を確認することをおすすめする。
結論
トースターにたまった汚れは、放置すると思わぬトラブルを引き起こす可能性もある。普段からこまめに掃除をすることで、面倒な大掃除の機会も減らすことができるだろう。万が一汚れがこびりついてしまっても、重曹とクエン酸を使えばトースターの掃除ができるということを、思い出してほしい。