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シルクが着心地よく感じる理由と、家でできるメンテナンス方法。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年3月 2日

光沢感と肌ざわりのよいシルクは人気がある素材だが、インナー・タオルなど肌に直接触れる製品を使用している方にとっては、汚れが気になることもあるだろう。従来のシルク製品はクリーニングに出すのが一般的だったが、近頃では家庭で洗えるシルクも増えている。そこで、今回は上手な洗濯と保存方法、質感の変わってしまったシルクを復活させる裏技について紹介する。

1. 家庭で洗濯できる?シルク素材の特徴と洗い方のコツ

扱いが難しいとされているシルクの洗濯方法、洗い方のコツなどを紹介する。

シルク素材の特徴

シルクは蛾の幼虫である蚕(カイコ)が吐き出した繊維から作られた天然の素材である。繊維はフィブロインとセリシンというたんぱく質からできており、同じようにたんぱく質からできている人間の肌に近いため、シルクは肌に優しく着心地がよい素材だと感じるのだ。

繊維を織り込んだシルクは繊維同士の間に空間が生まれ、吸湿性や保温性が高い。暑い夏にシルクのインナーを着ると、汗をかいてもべたつくこともなく、冬は保温性が高いため、温かみを感じさせてくれる。

ただし、シルクには、他の繊維よりも摩擦に弱いという弱点がある。そのため、使用しているうちに毛羽立ってしまう。シルクのタンパク質は水に溶けやすい性質があり、風合いが変わりやすく色落ちしやすい。このような特徴からシルクの洗濯が難しいと感じるのだ。

しかし、近頃では、繊維を樹脂コーティングした製品や、独自加工した製品なども販売されており、家庭でも洗えるようになってきた。なお、自宅で洗っても大丈夫なシルク製品には洗濯表示がついているので、確認が必須だ。

また、シルク繊維のたんぱく質はアルカリ性に弱い性質があり、普通の洗濯洗剤では傷んでしまうので、中性洗剤を用意しよう。

2. 洗濯表示・洗剤の種類・温度・頻度を確認しよう!

洗濯表示と色落ちの確認

  • シルク製品についている洗濯表示が手洗いOKになっているか確認する。
  • 目立たない部分に水を少したらした後、タオルなどでそっと押さえてみよう。タオルにシルクの色がついてきたら、色落ちするということだ。色落ちする製品は手洗いOKであっても、クリーニング店に依頼したほうがいい。

洗濯方法と手順

  • きれいなぬるま湯(約30℃以下)を入れた桶に、中性洗剤(おしゃれ着洗い用、またはドライマークの洗剤)を適量入れる。熱すぎるお湯は、色落ちの原因になるので止めよう。
  • シルクを桶に入れて、そっと優しく押し洗いする。時間は約30秒程度。ゴシゴシ洗うと繊維が擦れるので厳禁だ。
  • 多めのぬるま湯の中で、シルクをすすぐ。
  • バスタオルに洗ったシルクを挟んで水分を取る。脱水は避けたほうが無難だが、どうしてもやりたい時はネットに入れて短時間で済ませよう。
  • 日陰の風通しの良いところに形を整えてから平干しする。平干し用のネットを使えば形も崩れにくいので便利だ。高温になる乾燥機はNG!

洗濯機を使う場合

ネットにシルクを入れて、おしゃれ着洗い、ドライコース洗いを選択しよう。多めの水ですすぎ、脱水を10~15秒程度かけてもいいが、手洗いのほうが失敗が少ないので、手洗いをおすすめする。

シワ予防対策

洗ったシルクのシワが気になる場合は、半乾きの状態で中低温に設定したアイロンを使おう。その際には必ずシルクの上に当て布をすることが重要だ。

3. 中性洗剤がないときはどうする?

石鹸

石鹸はアルカリ性なのでシルク繊維の洗濯には向いていない。ただし、無添加石鹸にはアルカリ助剤が入っていないため、悪影響は少ない。シミになりそうな汚れ部分に、石鹸をそっと押し付け洗ってみよう。洗い、すすぎ、干し方は中性洗剤と同様だ。

クエン酸、 柔軟剤でゴワゴワ防止

シルクは中性洗剤を使っていても、洗濯を繰り返すうちにゴワゴワしてくるので、すすぎの後にクエン酸や柔軟剤を入れてみよう。繊維の間に成分が入り込んで、柔らかさが戻ってくる。

シャンプー、コンディショナーも使える!

シルクは髪の毛と同じタンパク質で構成されているので、シャンプーで洗ったあとにコンディショナーで整える方法もある。旅先などで手元に中性洗剤がない場合に便利な裏技だ。洗濯方法や干し方は中性洗剤と同様である。

洗う頻度は?

インナーや靴下は汗や皮脂汚れがつきやすいので、夏は毎日洗ったほうがよい。

シルク製品の上手な保存方法

  • シルク繊維は天然のタンパク質からできているので、虫食いやカビの被害にあいやすい。そこで、汚れがついた場合はさっと手洗いしておこう。
  • 直射日光に当たり続けた髪の毛や皮膚が日焼けするように、シルクも黄ばみや色あせの原因になる。そのため、直射日光の当たる場所でシルク製品を保存しないように注意しよう。
  • クローゼットに保管する場合はシルク製品をよく乾燥させてから、防虫剤を配置しておこう。クリーニングのビニール袋は通気性が悪いので、出しておいたほうがよい。

結論

シルクは扱いが難しい繊維と思われがちだが、洗濯OKの製品を選べば家庭でもお手入れ可能だ。シルクは肌に優しく、夏は涼しく冬は温かいなどのメリットも多い。繊細な子どもの肌や敏感肌の方にもおすすめしたい。
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