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スマホの寿命を延ばす豆知識。できれば長く快適に使いたい!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年5月 8日

スマホを持っている人なら不具合や故障、性能不足などの理由で、買い替えの検討をした経験が少なからずあるだろう。スマホの寿命は2年とも4~5年ともいわれており、意見は分かれるようである。ここでは、スマホの寿命と、長く使うための方法について解説する。

1. スマホ寿命の目安

総務省白書によると、2015年においてスマホの普及率は5割を超えている。現代人の半分以上はスマホを所有していることになる。スマホを持つ人なら、不具合や故障、性能不足などの理由から買い替えの経験が少なからずあるだろう。ここではスマホの平均使用年数からみる、スマホ寿命の目安について解説する。

スマホの寿命の目安は4~5年

内閣府の行った平成30年公開の過去1年間の調査結果によると、携帯電話の平均使用年数は4.4年である。また、総務省の行った情報通信機器の保有状況調査結果をみると、ここ10年の携帯電話保有率は95%の横ばいで推移している。その内、スマホの割合に目を向けると平成22年はわずか9.7%だが、そこから平成25年までに62.6%へと急激に上昇し、その後緩やかになり平成28年時点では71.8%となっている。

携帯電話の平均使用年数がスマホのみの平均使用年数を示すとはいえないが、携帯電話のうち約7割をスマホが占めていることを考えれば、大きく異なるともいえない。そこで、現時点ではスマホ寿命の目安を4~5年目と考えておくとよいだろう。

2. スマホ寿命の症状と要因

スマホの買い替え状況を原因別にみると、ここ10年間の平均は故障による買い替えが34.6%、上位品目への買い替えは39.3%だ。つまり、スマホ買い替えの主たる原因は故障とはいえない。さらに上位品目への買い替え要因をみた場合、単なる高機能なものへの消費意欲だけでなく、動作が鈍くなるなどの劣化が買い替えの動機付けとなる場合も考えられる。ここでは、故障と故障以外も含めたスマホの寿命と買い替え要因について解説する。

スマホ寿命の症状

スマホが寿命だと感じる症状は、突然シャットダウンする、購入時に比べ充電の減りが早い、ダウンロードが遅い、再起動を繰り返す、反応が鈍くなる、ボタンの反応が悪い、バッテリーの残量を正しく認識しないなどがある。

スマホ寿命の要因

バッテリーの寿命

スマホで使われている消耗品として挙げられるバッテリー。現在多くのスマホバッテリーとして、リチウムイオン電池が使用されている。電池には充電不可能な一次電池と充電可能な二次電池があり、スマホに使用されている電池は充電可能な二次電池である。二次電池は一次電池のように使い切って突然なくなるのではなく、時間経過とともに徐々に使用時間が短くなっていく。

リチウムイオン電池は500回以上の放充電に耐えられ、300サイクルで80%の性能を維持するとされている。つまり1日1回0%の状態から100%の状態への充電を行っても10か月間は購入時と同程度で使用でき、それを超えると徐々に使用時間が短くなり寿命を迎えるということだ。

リチウムイオン電池は継ぎ足し充電をしても性能に影響を与えないため、多くの場合残量が一桁になる前に充電していると考えられる。そのことから、正確に回数を数えることは難しいが、毎日100%充電を使用していれば1年弱で寿命を迎え、50%以内であれば2年程度まで寿命が伸びることとなる。

経済産業省の公開している平成29年の製品事故の発生状況において、スマホを含む携帯電話機の事故は平成24年以降増加し、ノートパソコンとスマホについては購入から3~7年程度経過した製品で内臓リチウムイオンバッテリーからの火災が多発したと報告している。つまり、劣化したバッテリーに過度な負担をかけることは避けるべきだといえよう。そこで、2年を目安にバッテリーの交換をしておくと安心だといえる。

しかし、近年はリチウムイオンバッテリーの改善・向上が図られている。一定の電圧以上になると過充電にならないよう充電を抑えたり、電圧が下がると過放電にならないようにシャットダウンしたりするなどの安全装置が働き、安全性が向上している製品もある。そこで、安全性を検討する場合には、使っているスマホの製造時期・製造元も考慮に入れる必要がある。

ソフトウエアの不具合

スマホの不具合の要因としては、インストールしたアプリに問題がある、アプリのキャッシュが溜まりすぎている、メモリやストレージ容量の不足といったことが挙げられる。

また、アップデートをしないため不具合が起きたり、逆にアップデートしたが故に不具合が生じたりするケースも報告されている。

本体の物理的故障

スマホの故障には、画面割れや水没などの突発的なものと、電源をさす穴やカメラレンズへのごみ詰まり、正規品ではないケーブルやバッテリーの使用、SDカードそのものの故障または接触不良などが挙げられる。

3. スマホ寿命を延ばす方法

スマホは日々生活する上で非常に便利だが、価格は10万円以上する物があるほど高額な電気製品だ。できれば少しでも長く快適に使いたい。ここでは、スマホの寿命を延ばす方法について解説する。

バッテリーの寿命を延ばす

バッテリーの寿命を縮める最大の要因として、温度が挙げられる。温度による電池内部の抵抗の関係で、適正温度範囲外での保管や使用は電池の消耗を激しくさせ劣化を早めるのだ。

電力中央研究所が行った25℃、35℃、45℃の保管での劣化試験結果によると、45℃での劣化が最も激しいことが分かっている。電子情報技術産業協会でも、リチウムイオン電池を長持ちさせるためのヒントとして、高温の環境下に置かないことを挙げている。一方、「寒冷地バッテリー切れ」といわれる0℃に近い低温での使用も、電池内部の抵抗を高め電池の消耗を激しくさせることが分かっている。

これら調査から、バッテリーの寿命を縮めない方法は25℃程度の温度環境を保つことだといえる。

バッテリーの安全を確保する制御装置が組み込まれていない場合は、100%の充電を超えて充電し続けることで過充電となり、反対に充電が切れたまま保管すると過放電となる。そのため、長時間の充電と、充電切れの状態での長時間の放置を避けることで、バッテリーの劣化を遅らせることができる。

バッテリーの消耗を減らすためには、バックグラウンドで動いている位置情報サービスなどを止める、必要のない時のBluetooth・Wi-Fiの受信を切る、画面の明るさを制御するなどの方法があり、それらによって寿命を延ばすことができる。

ソフトウエアの不具合を避ける

スマホの使い勝手の悪さを寿命の目安と判断することもできるが、それがソフトウエアの不具合である場合には、その要因を改善することで寿命を延ばすことができる。以下にその方法を挙げる。

・動作を鈍くする原因となっている余計なアプリをアンインストールする。
・写真、ファイルなどを他の媒体に移しストレージを確保する。
・何らかの要因で不具合が発生した可能性があるため、一旦強制終了し再起動する。
・何らかのアプリがきっかけで動作を停止させている場合があるので、アプリダウンロード後から不具合が発生している場合は、該当するアプリをアンインストールする。
・アップデートしたことによる不具合もあるため、アップデート後の不具合に関しては、製造元や購入元へ問い合わせ対処方法を教えてもらう。
・バッテリーの残量を正しく認識していないときは、一旦電池を使い切り、その後フル充電する。

物理的な故障を避ける

物理的な故障を避け寿命を延ばすためには、基本的なことだが、スマホを落とさない、丁寧に扱う、ケーブルなど重要なアクセサリーは正規品を使用するなどがある。ボタンを押しても反応しないなどの物理的な不具合に関しては、早めに修理に出すべきである。

結論

家族や友人と連絡を取る、さまざまな情報を得る、ゲームや動画を楽しむなど、スマホがもたらす恩恵は計り知れない。性能や安全性を考えると安価なものがよいとは限らず、高価であってもそれに見合う価値を持っているともいえる。スマホを適切に使用し寿命を延ばすことが、日々の生活を豊かに快適にすることにつながる。
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