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自宅での湿気対策は万全?気になる場所別の対策法を紹介

自宅での湿気対策は万全?気になる場所別の対策法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月17日

湿気との付き合い方は少々難しい。風邪予防や乾燥を防ぐためには必要不可欠なものなのに、一定量を越えてしまうと結露やカビを招く厄介な存在となる。とくに寒い時期は、窓際、布団の裏、下駄箱の中などに湿気が溜まりがちだ。今回は、部屋ごとの湿気を効率よく取る方法について紹介する。また、ホームセンターで入手できるものを使って簡単に除湿する方法も紹介するのでぜひ試してみてほしい。

  

1. 部屋別の湿気取り方法

湿気の量は部屋によって変わる。そのため、部屋の特徴に合わせた対処方法で、効率よく湿気を取っていくのが湿気対策のポイントとなる。

風呂・トイレ

風呂とトイレは、大量の水を使う場所なので湿気が多い。入浴後はお湯をすぐ抜き、熱いシャワーを壁、床にかけたのち、窓から水分を一気に出して換気をすれば、カビの発生は抑えられる。トイレは、便器の水の蒸発を防ぐために便座のふたを閉めるクセをつけよう。

リビング

暖房を使う機会の多いリビングは、石油ファンヒーターや石油ストーブから出た水蒸気で、窓に結露が発生しやすくなる。また、人が多く集まる部屋では、人の呼気から出る水分も加わることで、より湿度は高まってしまう。換気で空気をよどませないようにし、水分の吸収・発散を促すアイテムを部屋に置く方法で除湿を促そう。

水分の吸収・発散を促すアイテム

麻の吸収力は大きく、木綿のおおよそ4倍だ。カーテンやこたつカバーなどを麻製に変え、余分な水分を吸収・発散させることで湿度を安定させよう。

珪藻土

珪藻の殻が堆積してできた珪藻土は、多孔性で水分の吸収・発散に優れている。そのため、珪藻土アイテムを使った除湿方法もおすすめだ。シール式の珪藻土タイルを窓枠に貼り、おしゃれに飾りながら除湿アップも狙っていこう。

2. 布団の湿気取り

湿気が溜まりやすい部屋の1つである寝室の中でも、一番多く湿気が集まるのが布団の下だ。体から出る大量の汗を吸った布団の下は、逃げ場を失った湿気の溜まり場となり、ダニやカビの原因を作り出す。

カビは、表面水分が80%を超えると姿を現すようになるため、早い段階で水分を飛ばしておくことが必要だ。布団の下にすのこを敷き、その下に布団用の除湿シートを敷きつめておくと水分を吸収してくれるので便利である。布団を干すときは除湿シートも一緒に干すことを忘れずに。

すのこの代わりに、ココナッツ繊維で作られたマットレスを利用してもよい。硬い天然繊維で作られたマットレスは通気性が高く、高い反発力は背骨にも優しいので、腰痛に悩みを持つ人にもピッタリである。

3. 効果の高い湿気取り方法

ここでは、ホームセンターで入手できるもので湿気を取る方法を紹介しよう。

ゼオライト

白い粒状の鉱物で、ホームセンターでは建材の下地材料として売られている。無数にあいたミクロサイズの穴が調湿に高い効果を発揮してくれるため、ゼオライトを多用した除湿方法はおすすめだ。

薄い布に包んだり、ボウルに入れて置いておいたりすれば、あっという間に除湿剤の完成である。10キロ当たり千円ほどで買え、臭気ガスを吸収する力もあるので、部屋の各所に置いて空気をクリーンにするとよいだろう。

ペットシート

ペット用のトイレシートは吸収力が高く、結露がひどい窓ガラスの下に一枚敷いておくだけで驚くほど水分を吸収してくれる。ほかにも、生ごみの水分を吸収させる、雨の日に玄関の床に敷いて靴の水分を吸わせるなど、さまざまな除湿方法に使える。値段は30cm×80cmサイズで一枚5円ほど。ペットを飼っていない家庭でもストックしておきたい湿気取りアイテムである。

結論

溜まりやすい湿気を取るためには、「家中の空気の流れ」への意識が大切だ。室内の仕切りを減らして空気の循環を促せば湿度が均一化し、過剰に湿度が高まる場所を減らすことができる。換気口を開く、部屋のドアを開ける、家具の後ろにすき間をあけるなど、空気が流れる道を作ることで不快な湿気は心地よい湿度へと変化するだろう。
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  • 公開日:

    2019年5月11日

  • 更新日:

    2021年3月17日

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