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マンションでもできる!パクチーの栽培の始め方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月28日

中国パセリ、パクチー(タイ語)、コリアンダー(英語)、シャンツァイまたはシャンサイ(中国語)、コエントロ(ポルトガル語)と、さまざまな名前で呼ばれている香菜。日本ではパクチー料理が大ブームを巻き起こし、パクチーという呼び名が一般的になった。買うと意外と高いので、ぜひ自家栽培に挑戦してみよう。

1. 植え付けの時期と用意するもの

パクチーブームが巻き起こってから、自宅で栽培する人が増えたからなのか、花屋や園芸店の店頭でもパクチーの苗を見かけるようになった。しかし、パクチーは大きく育った苗の移植を好まない植物なので、移植するなら本葉が4枚くらいになるまでがいい。販売されている苗はかなり育ったものが多いので、種まきから栽培するのがベター。プランターを使えばマンションのベランダでも育てられるので、種から育ててみよう。

種まきの時期は、4月~5月。暖かい場所なら10月頃の秋まきも可能だが、パクチーは耐寒性がなく、高温多湿の夏も苦手。春まきの方が、失敗が少ないので、まずは春の栽培をおすすめしたい。庭があるお宅なら、庭の土にバーミキュライトを混ぜて耕し、そこに直に種をまく。日当たりと水はけがよく、保湿性のある場所がベスト。ベランダで栽培するなら、プランターに市販の培養土を入れて、日が当たる場所に置いて育てる。

用意するのはプランターと培養土、種の3つ。プランターは浅めのものでOK。

2. パクチーと種まきと水やり

プランターの底にネットを入れ、鉢底石や赤玉土などを入れてから培養土を入れる。種のまき方は筋まき、点まきどちらでも大丈夫。筋まきの場合はプランターの真ん中に深さ1cmくらいの溝をつけてまく。点まきの場合は、15cm間隔で1つの穴に3~5粒を入れて土をかぶせ、軽く手のひらで抑えておく。

パクチーの栽培でよく聞かれるのが、「あまり発芽しなかった」「なかなか芽が出てこない」という声だ。その原因は、パクチーの種の構造にある。米が籾殻に包まれているように、パクチーの種は、2つの部屋に分かれた殻の中に小さな種が入っている。その殻を突き破って芽を出すので、時間がかかったり、水分や日当たりなどの条件によっては発芽しなかったりという事態に陥ってしまう。

そこで、種をまく前に1日程度水に浸しておく方法や、1粒ずつ殻を割って中から小さな種を取り出す方法を試している人も多いようだ。何もせずに袋から出した種をそのまままいても、しっかり水をやっていれば発芽するが、心配ならば簡単な方法として水に浸けてからまく方法を試してみてはいかがだろう。

種をまいたら、たっぷりと水やりを。その後の水やりは、表面が乾かない程度にやる。あまりやりすぎると根腐れの原因になるので注意しよう。

3. パクチーの間引きと追肥

本葉が4~5枚くらいに育ったら、混んでいるところを間引きする。勢いよく引き抜いて残したいかぶまで取ってしまわないように、土を抑えながら慎重に。

その後、また少し育ったら、最終的に株間15cmくらいになるように間引きしていく。間引いた葉は、小さいけれど立派に独特の香りを発しているので、スープに浮かべたりサラダに入れたりして味わおう。

パクチーは追肥をする必要はない。元気がなくなったら、水をやるタイミングで液体肥料をやればいい。

4. パクチーとコリアンダーシードの収穫

背丈が20cmくらいになったら、随時、下の方の葉っぱから摘み取って収穫する。パクチーは葉を食すだけでなく、果実を完熟させたものをスパイスとして利用することができる。花が咲くとそこに果実ができるので、葉の部分を多く収穫するためには、花芽ができた時点で摘み取ってしまうといい。花を咲かせないことで、葉の部分を長く収穫できる。

一方、果実の部分はコリアンダーシードと呼ばれるスパイス。収穫してカレーや煮込み料理に使用するなら、花が咲いた後、十分に完熟したら茎ごと刈り取り、乾燥させてから果実だけを揉みとる。

この果実は次回の種まきにも使えるので、大事に保管しておこう。

結論

春まきに成功したら、次は秋まきにも挑戦。上手に育ててたくさん収穫できたら、パクチーをたっぷり入れたパクチー鍋など食してみてはいかがだろう。なお、パクチーの花は、あの独特の強い香りには似合わないほど可憐。観賞用としても楽しもう。

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