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机の数え方、実はこんなにあった!間違えないための見分け方

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年6月 1日

「一抹」「一流れ」は、雲の数をあらわすときの言葉だ。ほかにも「1個」「1回」など、ものの数え方にはさまざまあり、数を数えるときに使う数助詞は日本語には500種類ほど存在するという説もある。平たい板に4本の脚がついた机。実は、この机にもいくつかの数え方があるのをご存知だろうか。今回は、あまりなじみのない机の数え方と、それらの根拠についても解説していこう。

1. 机の単位の種類

一口に机といっても、形や用途はさまざまである。それぞれにふさわしい数え方があるが、一般的な机に対しては「脚」「台」「卓」の単位が使われることが多い。

スラリとした長い脚で天板を支えているテーブルは、その姿から脚を使って1脚・2脚と数えるのが自然である。洋室にあるダイニングテーブルやカフェテーブル用の単位ともいえるだろう。

脚まわりが太く、がっちりした和室の座卓を数えるときの単位は台を使う。ただし、脚が太くなくても、広い天板があり、学習や作業を行うための机であれば、1台・2台と数えるのが一般的である。

食卓・円卓などからイメージできるように、食べ物や飲み物をのせて、数人で囲むテーブルを卓と呼ぶ。数え方もそのまま、卓を使って間違いはないだろう。食べ物をのせるテーブルではないが、マージャン卓も数人で囲んで使用するテーブルの一種なので数助詞には卓を使おう。

また、あまりなじみのない数え方に「基」があるが、これは不動のものを意味し、主に博物館などに保存されている文化財レベルの卓・机に使われる。古くから法隆寺に伝わる「黒漆螺鈿卓」は、1基と数えるにふさわしいものだ。

もう一つ特殊な例として、僧侶が読経するときに使う両端が反りあがった机があるが、これには「前」を使って数える。

2. 机を1本と数えるとき

数助詞のおもしろさは、対象物の姿・形や見方の変化によって、数え方も変化するところだ。うさぎの数え方はその代表的なもので、普通に「匹」を使うこともあれば、大きな耳を鳥の羽に見立てて1羽・2羽とカウントする場合もある。

これと同じように、机も見方によって数え方が変わるときがある。4本脚の状態では「台」「脚」と数える机でも、脚を畳み、平たい板状になった場合には、その姿から「枚」を使うことがあるのだ。

また、家具店では机を1点・2点と数えたり、単位に「本」を使ったりするのは、家具店にとっての机は複数ある在庫のうちの一つという見方からであろう。

形の変化で数え方が変わるものはほかにも多くあり、1セットでは「膳」を使う箸も、片割れになったときは「1本の箸」というのが自然なので覚えておこう。

3. 椅子の数え方も机に似ている

机と同じように椅子の数え方も一つではない。長い脚が数本立ち、座面を支えているタイプの椅子は1脚・2脚と数えるが、脚がないものは数え方も変わってくるのだ。「個」や「つ」で数えたり、座椅子のように脚のないものは台を使用したりする。車の座席については、「シート」を使って数えたほうが無難であろう。

ちなみにレストランの予約時や、映画館でのシートの数を示す場合に「席」を使用することがあるが、これは具体的な椅子を数える単位ではないので気をつけよう。実際に置いてある椅子の数ではなく、「場所の数」を指していることも多いため、使うときには区別するとよいだろう。

結論

普段の生活では、あまり意識することのない机の数え方だが、意外とバリエーションが豊富であることを知った。しかもそれは、机の数を表すだけでなく、その机の姿、用途まで表せるものが多くあり、使い方をマスターすれば、表現の幅を広げることに役立つはずだ。会話や文章の中で、積極的に使ってみてはいかがだろうか。
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