このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

作って食べる!庭先やベランダで始める【ニンニク】の育て方・栽培方法

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年7月 8日

料理の味付けや香り付けはもちろんのこと、お父さんのスタミナ源としても親しまれている「ニンニク」。あまり手間がかからないので、野菜栽培の初心者にもオススメだ。プランターで栽培できるので、家庭菜園がなくてもOK。ベランダでもチャレンジしてみよう。

1. ニンニクの植え付けの時期と用意するもの

ニンニクの発芽適温は22℃~23℃、生育に適しているのは15℃~20℃。縦に長い日本列島では気候が違うので植え付けの時期は異なるが、9月下旬~11月末くらいが目安になる。首都圏や関西地方でも寒冷地では早めに植えた方がよい。秋に植えて、収穫できるのは翌年の初夏(5月下旬~6月下旬)と、根気のいる栽培になるが、冬越しをさせるのに藁をかぶせるなどの保温対策をする必要もなく、管理には手間がかからない。

植え付けに必要なものは、以下の通り。

【プランター】

60cm~65cm、容量12~20リットルの標準タイプといわれるプランターを用意する。にんにくの球は地下になるので、深さは20cm
以上あった方がベター。

【土の準備】

初心者は手軽な市販の野菜用園芸土(培養土)を購入することをオススメする。大袋から小袋まで容量の違いで選べる培養土が販売されているので、用意したプランターの容量に合わせた量を購入しよう。

【鉢底ネットと鉢底石】

プランターの底には水はけをよくするための穴が空いている。その穴より少し大きめのネットを敷き、土が流れ出ないようにする。「鉢底石」はさらに水はけをよくするためのもの。プランターに土を入れる前に、底に敷き詰めるものだ。

【ニンニクの片鱗】

ニンニクは種や苗から育てるものではなく、ニンニクそのものを植えてそこから発芽させて育てるものだ。「それなら家にあるニンニクを植えればよいのでは?」と思うかもしれないが、栽培用には傷や病気のない健康な種ニンニクがベスト。植え付け用に販売されているニンニクを買い求めよう。食用に販売されているような球のままの状態、または1片ずつバラバラにしたものがネットに入れられて販売されている。

また、ニンニクの栽培を成功させるためには、気候に合った品種を選ぶことが大事。北海道や東北、関東地方でも寒冷地で植えるなら、「ホワイト6片」などの寒冷地向けの品種を選ぼう。関東より西の地域には暖地向けの「平戸」「嘉定(かてい)」などがオススメ。

【肥料】

追肥に使う肥料は、「化成肥料」「ボカシ肥」「液体肥料」のいずれか。化成肥料は速効性が高く、必要な量がわかりやすいので、初心者向けだ。ボカシ肥は油粕や米ぬか、鶏糞など有機物を混ぜ合わせてつくられた有機肥料。ゆっくりと効果を発揮し、長く続く特徴があるが、化学肥料に比べて成分比が明確でないために必要量がわかりにくく、価格も高い。液体肥料はその名のとおり液状の肥料。いろいろなタイプがあるが、成分がバランスよく配合されたものを選ぶとよい。

2. ニンニクの植え付けと水やり

プランターの底にネットを入れ、鉢底石を敷き詰める。穴が小さいプランターや最初から穴と網が一体化しているプランターの場合は、ネットは不要。

次に培養土または準備しておいた土を入れる。土がプランター全体にムラなく入るように、時折プランターを持ち上げてトントンと軽く下に打ちつけるとよい。

球のままのニンニクは、1片ずつ分け、先が尖っている方(芽が出る方)を上にして5cmくらいの深さに埋める。ニンニク片の薄皮は取らなくて大丈夫。1片の間隔は15cm程度。標準サイズのプランターなら、2条に植え付けられる。

土の表面を手のひらで軽く押さえたら、ジョウロで水をたっぷりとやろう。その後の水やりは、土の表面が乾いた時に。ニンニクは湿気に弱いので、水のやりすぎは禁物だ。

3. ニンニクの追肥と花芽の摘み取り

ニンニクの追肥は2回程度でOK。1回目は植え付けてから1か月後。
2回目は冬を越した春先。化成肥料の場合は、10g程度を芽の間に撒いて土に混ぜ込む。ボカシ肥は、ひとつまみを土の上に撒いておく。

ちなみに、基本的には1片に1芽が出るのだが、稀に2芽出ることもある。そんな時は、緑色の葉の根元を押さえて球根ごと引き抜いてしまう。そうしないと、養分が2芽に分散して、大きな球根が育たない。

もう1つ、大きな球根を育てるために必要なのが、花芽が出たら摘み取ること。4月~5月頃になると茎の先に「トウ」が出てくる。トウとは、花が咲く茎のことで、先の方に丸いコブのような花芽ができる。そのままにしておくと、地下のニンニクが大きく育たないので、花芽をつけた茎をハサミで切り取ってしまおう。「ニンニクの芽」として販売されているのは、このトウの部分。先の花芽を切り落とした茎の部分なのだ。すなわち、ニンニクを自家栽培すれば、はからずもニンニクの芽まで栽培したことになるというわけだ。
本格的な収穫に先駆け、この茎の部分を炒め物にして味わってみよう。

4. ニンニクの収穫

春になり青々としていた葉と茎が枯れてきたら、収穫どき。目安は
5月~6月頃である。収穫は茎を持って引き抜くとカンタンだ。抜き取ったら根と葉を取り、土が付いている外側の皮を剥がす。そして、茎をまとめて風通しのよい場所に吊るして乾燥させる。

十分に乾燥したら、茎を切り取って保存しよう。乾燥が不十分だと、カビが生えたり腐ったりしてしまうので注意しよう。

結論

植えてから収穫までに時間がかかるものの、間引きや保温などのの面倒な手間がほとんどかからず、育てやすいニンニク。まずは、自分の住んでいる場所に適する品種が何かチェックするところからスタートしよう。

この記事もCheck!

\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ