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芽が出たら再利用?自宅で実践「にんにく」の育て方と栽培方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年7月17日

さまざまな料理に使われ、長期保存も可能なにんにく。まとめ買いしておいたものの、気が付いたら芽が出てしまっていたという経験はないだろうか。にんにくの芽は無害なのでそのまま食べてしまってもいいのだが、植えて育ててみるのも一興だ。今回は家庭でできるにんにく栽培について紹介したい。

1. にんにく家庭菜園に必要なもの

にんにくを自宅で育てるには、一般的な家庭菜園の一式があればいい。具体的には、プランターに土、鉢底ネット、鉢底石、肥料、スコップ、はさみ、じょうろだ。

プランターは標準的なサイズで深さが20cm以上あるものなら何でもいい。土は最初から野菜が育ちやすいように整えられている野菜用の培養土を買うといいだろう。肥料は最初から混ぜ込むのではなく、栽培中に与える追肥として用いる。にんにく栽培にはぼかし肥と呼ばれる肥料が必要なので、あらかじめホームセンターなどでまとめて用意しておこう。

植えるにんにくは、冒頭で述べたようにスーパーで普通に買って芽が出てしまったものを使ってもいいのだが、もちろん栽培用に売られているものを用意してもいい。ただし、スーパーで売られているにんにくは発芽を抑制された状態で出荷されているものもある。スーパーで買えるにんにくをただ植えるだけでは上手くいかない可能性があるので注意しよう。

プランターに植える季節は9月~11月頃。これはあくまで目安なので、寒冷地では早めに植えたほうがいい。逆に、温暖地では多少植えるのが遅くなってしまっても栽培に支障はないだろう。品種によっても多少前後するので、万全を期したいのであれば事前に自分が植えようとしているにんにくがどんな品種なのか調べておくといい。

2. 上手なにんにくの育て方

にんにく栽培に必要なものが準備できたら、早速プランターに土を入れていこう。プランターにはまず、底の穴に鉢底ネットを敷いて鉢底石を敷き詰めていく。底の穴が細かいものの場合、鉢底ネットは不要だということは覚えておこう。鉢底石はプランターの底が隠れるくらい敷き詰めればよい。これらは水はけをよくすると同時に、土の流出を防ぐためのものだ。鉢底石を敷き詰めたら土を入れ、均一にならしていく。

にんにくを植える時に気を付けることは4つある。球のままではなく、ひとかけらずつ埋めること。埋める時は芽(尖っているほう)を上向きにしてやること。15cmほどの間隔で埋めること。そして、土が4~5cm程度かぶさるようにすることだ。にんにくを植えたあとは、プランターの底から流れるくらいたっぷりと水やりをしよう。ただし、にんにくは水をやりすぎると弱ってしまう。それ以降の水やりは土が乾いたらやるくらいのペースでよい。

芽が出てくると、時折脇から新芽が顔を出すことがある。これは間引いてしまったほうが元の芽の伸びがよくなるので、根元を抑えて引き抜いてしまっていい。追肥は12月と冬明けの3~4月頃に1回ずつ行う。量はひとつまみ程度をぱらぱら散りばめる程度でいい。

順調に育ってくると、4月~5月頃に茎の先端につぼみができてくる。このまま放っておいてしまうと花が咲き、栄養が花に取られてしまうのではさみで切り落としてしまおう。この茎はにんにくの芽としてスーパーに並んでいるものと同じものだ。炒め物などで美味しく食べられるので、ぜひ味わってみてほしい。

3. にんにく栽培の収穫・保存法

5月~6月頃に差しかかり、葉が枯れて黄色くなり始めたら収穫の時期だ。にんにく栽培の収穫の際は根元を持って引き抜く。外側の皮を剥がせば泥も落ちて綺麗な面が顔を出す。

実は、このとれたてのにんにくは、普段スーパーに並んでいるものと違う所がある。市販のにんにくは保存性を高めるために水分を抜いた状態で出荷されているのだ。

乾燥前のにんにくは生にんにくと呼ばれ、流通しているものとは違うみずみずしさや風味を味わうことができる。生にんにくの味わいは、自分で栽培した者だけに許される特権だ。茎から滴る汁は刺激が強く、肌の弱い人が素手で触れると痛みを感じたり、ただれてしまうこともあるので気を付けよう。

収穫したにんにくは、素揚げやホイル焼きにすればほくほくとした食感を楽しむことができる。また、醤油やオイルに浸ければにんにくのエキスを余すことなく使ったにんにく醤油、にんにくオイルを作ることができる。冷蔵保存でにんにく醤油は約1年、にんにくオイルなら約1ヶ月もつので、じっくりと味わうことも可能だ。

生にんにくのままでは10日ほどで腐ってしまう。食べきれない量が収穫できたなら、市販のにんにくと同様に風通しのよい所に吊るし、水分を抜いて保存しよう。にんにくは、冷蔵保存すると芽が出なくなってしまう。もし、収穫できたにんにくから再びプランターに植えて栽培したいのであれば、冷蔵はせずに秋口まで取っておくとよいだろう。

結論

にんにく栽培は比較的簡単で、2回の追肥と水やり、芽を切ることさえ忘れなければ、あとは放っておくだけでいい。にんにくの芽はまだしも、生にんにくをスーパーなどでお目にかかることは珍しい。幻のにんにくとも呼ばれる生にんにくを楽しむために、ぜひ一度栽培に挑戦してみてはいかがだろうか。

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