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自分で作る!庭先やベランダでの【カリフラワー】の育て方と栽培方法

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年7月19日

カリフラワーは、ブロッコリーと同様、「ハナヤサイ」の1種で、先祖はキャベツと同じくケール。「カリフラワー、ブロッコリー」の育て方をひとくくりで紹介している園芸テキストも少なくない。ブロッコリーと同じように、ベランダでのプランター栽培も可能だ。

1. カリフラワーの植え付け時期と用意するもの

カリフラワーは、1株が大きく育つので、プランターで栽培する場合は3株~4株程度。タネから育てることも可能だが、苗を育てるのは時間もかかるし、タネも余ってしまう。植え付けられるまでプロが育てた市販の苗を購入することをおすすめしたい。

カリフラワーの生育に適する気温は、20℃~25℃。比較的、冷涼な気候を好む植物だ。植え付けは、夏の盛りが過ぎた8月下旬~9月中旬が目安。用意するものを以下に紹介しよう。


【苗】
家庭で栽培しやすいのは、コンパクトサイズで密植できる「美星」という品種。350gくらいの手のひらサイズで収穫できるので、少人数の家庭でも使い勝手がよい。苗を選ぶ時は、本葉が4枚~5枚で、茎がしっかりしていて、葉が下の方まで濃い緑色のものを選ぶ。

【プランター】
3株程度なら65cm程度の標準サイズ、4株以上育てるなら85cm以上の大型プランターを用意しよう。プランターは、85cm以上で土が30リットル~40リットル入る大型のものを用意。1球だけを育てるなら、8号~9号の植木鉢でもOKだ。

【土の準備】
市販の葉もの野菜用の土を購入するのが便利。

【寒冷紗と支柱】
苗を害虫被害から守ってくれるのが「寒冷紗(かんれいしゃ)」。白色と黒色のものがある。黒色のものは主に遮光のために使われる。カリフラワーの場合は害虫除けの目的で使用するので、白色の方を買い求めよう。

トンネルを作って寒冷紗でプランター全体を覆うので、曲げられる細めの支柱も必要。標準サイズのプランターなら3本、大型なら4本。植木鉢なら、2本を交差して挿し込めば覆いやすいだろう。

2. カリフラワーの苗の植え付け

水はけをよくするために、プランターや植木鉢の底にネットを敷き、鉢底石や赤玉土などを敷き詰める。土を入れるのはそれから。この工程は、ほかの野菜でもほぼ同じだ。

土は、プランターや植木鉢の上から2cmくらい下まで。容器の上までいっぱいに土を入れてしまうと、水やりをした際に水と一緒に土が流れ出てしまう。ちなみに、この余白の部分を「ウォータースペース」と言う。植え付けの手順を紹介しておこう。
  • 土を入れたら、苗のポットと同じくらいの穴を開け、ポットから取り出した苗を植える(株間は20cm~25cm)。苗をポットから外す際は、根を崩したり、ちぎったりしないように気をつけよう。
  • 苗の隙間に土を寄せて、表面の高さが同じくらいになるようにする。その際、1番下に出ている小さな子葉が土に埋もれてしまわないよう気をつけよう。
  • 苗の根元を指先で軽く押さえて苗を落ち着かせたら、たっぷりと水をやって植え付けは完了。
  • 支柱を曲げてプランターまたは植木鉢に挿し込み、トンネルを作ったら寒冷紗をかける。風で飛ばないように洗濯バサミなどで端を留めておけば安心だ。

3. カリフラワーの水やり、追肥

収穫までの管理で必要なのは、水やりと追肥だ。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。その際、寒冷紗の中を覗いて、茎や葉に虫が付いていないかチェックするのも忘れずに。虫除けをしてあるとはいえ、油断は禁物。もし小さな虫を見つけたら、すぐに取り除こう。

追肥は、収穫までに2回でOK。小さなサイズの品種の場合、成長が早いので、苗を植え付けてから約3週間後と6週間後の計2回で大丈夫のため、管理はとても楽だ。化成肥料をパラパラとまき、移植ゴテで土と軽く混ぜて株元に寄せておこう。

4. カリフラワーの遮光、収穫

カリフラワーには、もともとオレンジ色や紫色にできあがる品種もあるのだが、真っ白にできあがる品種がクリーム色になってしまうことがある。それは、花蕾(からい)、つまり我々がカリフラワーとして食べる部分が日光に当たってしまったから。今回おすすめした「美星」は、純白の花蕾が美しい品種だが、日に当たると本来の純白にはならず、黄色っぽい色になってしまう。

そこで、収穫前に一手間。花蕾ができ始め、5cmくらいの直径になったら、周りに張り出している葉を寄せて覆ってしまおう。外側の茎は太くしっかりしているので、折って覆い被せればよい。葉を束ねて麻ひもで縛っておけば、花蕾が直射日光から守られるので安心だ。

収穫は、花蕾が直径10cm程度になったら。花蕾がキュッと締まっている状態がベスト。収穫時を逃すと、花蕾が膨張して隙間が空き、ぼそぼそした食感になってしまうので、美味しい時期を逃さず根元からナイフで切り取って収穫しよう。

結論

店頭で目にするカリフラワーより小さい品種なら、狭いベランダでも十分に育てられそうだということがわかった。真っ白に育てるために、葉で覆って日光に当てないとは、まるで美白を目指す女子のよう。覆った葉の中から純白のカリフラワーが現れた時の感動を、ぜひ体験していただきたい。

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