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停電や災害時でも使える!フライパンを炊飯器代わりに使う方法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年7月22日

炊飯器はスイッチ1つでごはんが炊ける便利なアイテムだが、停電や緊急時などで使えなくなる恐れがある。そのような場合は、フライパンとカセットコンロを活用すれば、温かいごはんが食べられる。そこで、今回はフライパンを使った白米と無洗米の炊飯方法を紹介しよう。

1. フライパンで炊飯、米1合に水はどれくらい?

米の計量方法

米のはかり方は、米専用の計量カップですり切りにすると1合(180ml)になる。しかし、市販の料理用計量カップ(200ml)で、すり切りにすると当然容積が異なってくる。料理用カップで1合分をはかる場合は、180mlの目盛りにきちんと合わせるようにする。また、計量カップがない場合は料理用はかりで重さをはかってもよい。米1合は約150gと覚えておこう。

フライパンを使った炊飯方法

  • 米が入ったボウルにたっぷりの水を加えて、軽くかき混ぜたら手早く水を捨てる。さらに、水を替えながら3~4回程度米を洗おう。
  • 米1合に対し水およそ200ml(米の体積の1.2倍量)を目安にして、フライパンに入れる。ごはんの硬さや、やわらかさには好みがあるので水量は微調整しよう。
  • 米の中心まで水を浸透させるため、夏は30〜40分、冬は1~2時間程度水に浸けて吸水させる。
  • フライパンにふたをして強火で加熱する。
  • 沸騰したら弱火にして5分間加熱する。
  • 時間になったら火を止めて、ふたをしたまま10分ほど蒸らす。
  • 蒸らし時間が過ぎたら、すぐにふたを取ってしゃもじでごはんをほぐそう。この時、ごはんをつぶさないようにしゃもじで切るようにかき混ぜ、フライパンの中に残った水分を蒸発させる。これで、炊飯は完成だ。
  • 食べきれなかったごはんは、ラップに包んで冷凍保存しよう。

2. 水加減に注意!フライパンで無洗米を炊くコツ

災害時では水が貴重になるので、洗米せずに炊ける無洗米が便利である。ここでは、無洗米を使った炊飯方法を解説する。

無洗米と精白米の違い

1.肌糠(はだぬか)の有無

玄米を精米した白米の表面には、粘着質の肌糠が残っており、このまま炊飯すると糠独特のにおいがついたごはんができあがってしまう。そのため、炊飯の度に研ぎ洗いして肌糠を取り除いているのだ。一方の無洗米は、あらかじめ工場で肌糠を取り除いているため、洗う必要はないのである。

2.炊飯時の水量

肌糠がない無洗米は精白米と同じ1合でも正味量が多くなるので、精白米よりもやや多めの水量が必要になる。一般的な炊飯器付属の米専用計量カップ(180 cc)は、すり切り1カップが1合になり、重量は約150gだ。精白米1合に対して必要な水量は、米の体積の1.2倍程度、重量であれば1.4~1.5倍がよいと言われている。

無洗米の場合、米1合に対して必要な水量は、米の体積の1.4〜1.5倍と少し多めの水加減で炊くとよい。この比率がわかっていれば、普通の軽量カップしか持っていなくても米を炊くことができる。

無洗米を炊飯しよう

  • フライパンに無洗米を入れて水を加えると、気泡や白い濁りが出てくる。気泡は米の給水の妨げになるので、かき混ぜて空気を抜いておく。また、白い濁りは米の旨味であるデンプンなので流さないように注意する。
  • フライパンの米に水を吸水させるため、夏は30〜40分、冬は1~2時間水に浸ける。
  • その後は、上述したフライパンで精白米を炊飯する方法と同じやり方だ。米に吸水させたら、フライパンにふたをして強火で加熱する。
  • フライパンが沸騰したら弱火にして5分間加熱しよう。
  • 時間になったら火を止めて、ふたをしたまま10分ほど蒸らす。
  • 蒸らし時間が過ぎたら、すぐにふたを取ってしゃもじでごはんをほぐそう。ごはんをつぶさないように注意しながらしゃもじで切るようにかき混ぜ、フライパンの中に残った水分を蒸発させる。これで、炊飯は完成だ。
  • 食べきれなかったごはんはラップに包んで冷凍保存する。

3. フライパンの炊飯で芯が残る2つの理由

炊飯の仕組み

芯が残る理由を分かりやすくするために、炊飯の仕組みから解説しよう。炊飯は硬い生米を糊化してやわらかいごはんに炊き上げることを目的としている。炊飯前の生米には結晶のような硬いデンプンが詰まっており、これに水分や熱を加えるとやわらかいデンプン(ごはん)に変化するのだ。最初、硬かったデンプンは水分を吸収して加熱されるうちに膨張していき、最後はデンプン質が崩れて糊のような状態になる。

これを糊化といい、粘り気のある美味しいごはんにするための大切な工程である。夏は30〜40分、水温が低い冬は1時間程度浸漬してからフライパンで炊飯することが重要なのだ。

芯が残る主な2つの要因

1.米の吸水不足

生米の内部まで水分を十分に吸水しない段階で熱を加えると、水分が浸透している部分だけ糊化してしまい、ほかの部分は硬い状態のままで芯が残る。研いですぐの米は内部まで水分が浸透していないため、芯が残る可能性も高くなる。そこで、米の内部にまで水をしっかり浸透させる時間(浸漬時間)が必要になるのだ。

2.蒸らし時間不足

ごはんに芯が残る要因には、蒸らし時間の不足も考えられる。蒸らし時間とは、炊飯が終了した後に、フライパンのふたを閉めた状態で高温を保ったまま、ごはんを約10分間蒸らすものである。フライパンの余熱によって、米粒の周囲に残った水分が芯まで吸収され、ふっくらしたごはんが炊きあがるのだ。ただし、蒸らし時間が長いと、ふたについた水蒸気がごはんの上に落ち、水っぽくなってしまうので、時間を守るようにしよう。

結論

停電や災害などに備えてフライパンで炊飯する方法を覚えておくと便利である。米と水の量を正しくはかり、浸漬・蒸らし時間を適切に取れば、粘り気のあるふっくらした美味しいごはんに仕上がるだろう。また、米の保存方法だが、温度や湿気の高い場所に生米を保管すると、虫やカビ発生の原因になるので冷蔵庫保存をおすすめする。
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