1. エアコンの取り外しを依頼するときの相場

エアコンは自分でも取り外すことができるが、なるべく手間をかけたくないという方は業者へ依頼するという方法がある。エアコンの取り外しを専門の業者などにお願いすると、おおよそどのくらいの費用がかかるのかをチェックしておこう。
エアコン取り外しの際の価格設定基準と相場
エアコンの取り外しを業者に依頼する場合、かかる費用の内訳は大きく分けて3項目だ。
1.標準工事を行うための費用(4,000~8,000円前後)
2.追加工事を行うための費用(5,000~9,000円前後)
3.処分のための費用(2,000円程度)
標準工事には、室内機・室外機の取り外しや配管・配線関係の取り外し、温度調節のためのガスの回収や穴を埋める作業が含まれている。室外機が特殊な取り付け方をされている場合は、追加工事の費用が上乗せされる場合もあるので注意が必要だ。
また、エアコンは家電リサイクル法に基づき、適切な処分をしなければならない家電である。そのため、処分をするとなるとリサイクル料と収集運搬料が追加でかかってしまう。それほど大きな金額ではないが、無料で回収してもらえるわけではないので留意しておこう。
1.標準工事を行うための費用(4,000~8,000円前後)
2.追加工事を行うための費用(5,000~9,000円前後)
3.処分のための費用(2,000円程度)
標準工事には、室内機・室外機の取り外しや配管・配線関係の取り外し、温度調節のためのガスの回収や穴を埋める作業が含まれている。室外機が特殊な取り付け方をされている場合は、追加工事の費用が上乗せされる場合もあるので注意が必要だ。
また、エアコンは家電リサイクル法に基づき、適切な処分をしなければならない家電である。そのため、処分をするとなるとリサイクル料と収集運搬料が追加でかかってしまう。それほど大きな金額ではないが、無料で回収してもらえるわけではないので留意しておこう。
自分の居住区に対応している業者を探そう
エアコンを購入したのが大手の量販店の場合、該当の店舗に取り外しを依頼することもできる。しかし、なかには新規取り付けや買い替えの場合のみ対応する店舗もあるので、事前確認は大切である。
そのほかにも、エアコンの取り外しおよび回収を行ってくれる業者は多数ある。まずは自分が住んでいる地域にどんな業者があるのか、どのくらいの金額で施工してくれるのかを見積もってから依頼するようにしよう。
そのほかにも、エアコンの取り外しおよび回収を行ってくれる業者は多数ある。まずは自分が住んでいる地域にどんな業者があるのか、どのくらいの金額で施工してくれるのかを見積もってから依頼するようにしよう。
2. エアコンの取り外しに必要な道具や材料

エアコンの取り外し費用を少しでも節約したい方は、エアコンを自分で取り外す方法を試みてほしい。
エアコンの取り外しをするための道具を集めよう
エアコンを自力で安全に取り外すには、ある程度の道具をそろえておく必要がある。必ず使うとされる道具は以下の通りだ。
・脚立
・ドライバー
・モンキーレンチ
・六角レンチ
・ニッパー
背が高い方であっても、安全のために脚立は用意するようにしてほしい。また、さらに安全性を高めるために数人一組で取り外し作業を行い、それぞれが軍手をはめるようにしよう。
・脚立
・ドライバー
・モンキーレンチ
・六角レンチ
・ニッパー
背が高い方であっても、安全のために脚立は用意するようにしてほしい。また、さらに安全性を高めるために数人一組で取り外し作業を行い、それぞれが軍手をはめるようにしよう。
エアコンを自分で取り外すための工程
エアコンを自分で取り外すためのおおまかな手順は以下の通りだ。
1.取り外しを行う前に説明書を確認する。配線の位置や外すべきカバーの仕組みを理解しておこう。
2.室外機のカバーを外し、配管と配線をむき出しに。その後、電源をオンにして「強制冷房」を開始し、ポンプダウンというガス抜きの作業を行う。
3.ポンプダウン終了後に電源をオフにしてプラグを抜く。プラグを抜いたら、電源用の配線を切断しよう。それから配管やホースなども外していく。
4.一通り配管や配線を外したら、エアコンや周辺機器を取り外し、配管用の穴をパテで埋めて完了だ。
エアコンの取り外しを自分で行う場合、誤ってエアコンや室外機、装備品を落として床に傷をつけないようマットを敷いて施工すべきである。
1.取り外しを行う前に説明書を確認する。配線の位置や外すべきカバーの仕組みを理解しておこう。
2.室外機のカバーを外し、配管と配線をむき出しに。その後、電源をオンにして「強制冷房」を開始し、ポンプダウンというガス抜きの作業を行う。
3.ポンプダウン終了後に電源をオフにしてプラグを抜く。プラグを抜いたら、電源用の配線を切断しよう。それから配管やホースなども外していく。
4.一通り配管や配線を外したら、エアコンや周辺機器を取り外し、配管用の穴をパテで埋めて完了だ。
エアコンの取り外しを自分で行う場合、誤ってエアコンや室外機、装備品を落として床に傷をつけないようマットを敷いて施工すべきである。
3. エアコンの取り外し方法と注意点

自分でエアコンを取り外す場合、専門知識が足りないがために思わぬ失敗を招くケースも考えられる。エアコンを取り外す際の注意点を把握したうえで、実際に取り外し作業をすることをおすすめする。
冷媒ガスの扱いやコードの切断時は要注意
ポンプダウンというガス抜きの作業をする際、準備を怠るとコンプレッサーが破裂する事態が考えられる。また、コード切断時は通電していないことを確かめたうえで行うようにしてほしい。爆発によるケガやコート切断時の感電には十分に注意しよう。
家屋を傷めることのないように気をつけよう
配管を抜き取ると、差し込んでいた部分に配管穴が空いている。本来の取り外しの手順でいけば、配管穴をパテ埋めする。
このとき気をつけたいのが、穴の中に汚れやゴミがないかどうかということだ。穴の中はきれいな状態にしてからパテ埋めするようにしよう。また、取り外したエアコンや室外機を運び出す際に、壁や床にこすらないよう気をつけることをおすすめする。
このとき気をつけたいのが、穴の中に汚れやゴミがないかどうかということだ。穴の中はきれいな状態にしてからパテ埋めするようにしよう。また、取り外したエアコンや室外機を運び出す際に、壁や床にこすらないよう気をつけることをおすすめする。
4. 取り外したエアコンの処分方法

取り外したエアコンは適切な処分をする必要がある。エアコンの処分をするうえで無視してはいけないのは「家電リサイクル法」の存在だ。
そもそも家電リサイクル法とはどのようなものか
家電リサイクル法とは、家電の中に含まれているリサイクル可能な物質を取り出し、再利用することで廃棄物を減らして環境に配慮するための法律である。(※1)エアコンのほかに、テレビや冷蔵庫、洗濯機なども含まれている。引っ越しの際はどの家電が家電リサイクル法に該当するのかをチェックし、適切に処分を進めてほしい。
エアコンを適切に処分できる方法
取り外したエアコンの処分をしようと思った場合、大手家電量販店や自治体、回収業者へ依頼するのがおすすめだ。運搬の手段がある場合は、自分で指定された回収場所へ持ち込むこともできる。エアコンの取り外しまで依頼する場合は費用が異なるため、あらかじめ状況を説明して見積もりを取るようにしよう。
処分後はリサイクル券を保管するように
家電リサイクル法に則ってエアコンを回収してもらった場合、家電量販店や業者から「家電リサイクル券」というものを受け取る。
家電リサイクル券は、依頼した業者がいつどのように対象の家電を回収したかを証明する大切なアイテム。廃棄状況の確認ができる番号が記載されているので、自分のエアコンの処分について詳細を知りたい方は問い合わせすることも可能である。
家電リサイクル券は、依頼した業者がいつどのように対象の家電を回収したかを証明する大切なアイテム。廃棄状況の確認ができる番号が記載されているので、自分のエアコンの処分について詳細を知りたい方は問い合わせすることも可能である。
結論
エアコンは、道具と知識があれば自分で取り外しをすることが可能だ。しかし、取り外しを行う場合には、エアコンの仕組みや配線の状態を知っておく必要がある。そのため、自分で取り外すのが難しいと思った場合は、迷わずに業者に取り外しを依頼するのが得策と言える。エアコンを処分する際には、リサイクル料をはじめとする諸経費がかかることも忘れないでほしい。