このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
アイロン表示の新・旧の違いと表示に沿ったアイロンのかけ方とは

アイロン表示の新・旧の違いと表示に沿ったアイロンのかけ方とは

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2020年5月13日

2016年12月1日からグローバル化に合わせて洗濯表示が変更になったことをご存じだろうか。お手持ちの衣類は、まだ新・旧が混ざり合った状態かもしれない。そのなかでもアイロンマークは大きくアイコンが変わり、その意味合いも「・」で表されているのでわかりにくいかもしれない。アイロン表示の新・旧の違いと表示に合わせたアイロンがけの方法を紹介しよう。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. アイロン表示が変わったことを知ってますか?

グローバル化が進み、いろいろな国で製造された衣類が日本にも輸入されるようになってきた。そのため各国で独自に設定していた洗濯表示の統一が急務となり、2016年12月に国際基準が施行された。アイロン表示も変更されている。

アイロン表示の「低」「中」「高」が「・」記号へ

旧アイロン表示では「低」「中」「高」の漢字を使ってで温度を表示していた。これでは漢字のわかる民族にしか理解されない。そのため国際基準では「・」の数で適切な温度が表示されることになった。

当て布表示の変更

アイロンマークの下に波線が書かれていた旧当て布表示が、新表示では付記用語に変更された。

2. アイロンマーク表示の見方や意味

アイロンマーク表示の具体的な見方や意味を説明しよう。まだ新旧が入り混じっている状態なので、両方覚えておくといいだろう。

アイロンをかけるときの温度は重要

アイロンをかけるときの温度表示は、素材をいかに傷めないか、どれくらいの温度でシワを伸ばすことができるかなどの重要な情報源となる。お気に入りの服を長く着るためには、アイロン表示に従おう。

アイロンの温度表示が意味するものとは

旧アイロン表示では「低」「中」「高」と漢字表記され、設定温度は「80~120℃まで(低)」「140~160℃まで(中)」「80~210℃まで(高)」を意味している。一方、新アイロン表示では「・」記号で表され、内容も「上限温度」を意味している。

「・」マークは「~110℃まででスチームNGのアイロンがけができる」ことを意味している。

「・・」マークは「~150℃まででアイロンがけができる」ことを意味している。

「・・・」マークは「~200℃まででアイロンがけができる」ことを意味している。

新旧表示共通のバツ印

アイロン表示で新旧ともに変わらないのがバツ印だ。これは繊維が熱に対して弱く、家でのアイロンがけは向いていないことを意味する。こうした表示のある場合には、クリーニング店に相談した方が無難だろう。

3. 表示に従ったアイロンがけの正しいやり方

新旧のアイロン表示では、素材によって表示が異なる。衣類を傷めないためにも、表示に従うことが重要だ、それぞれの正しいかけ方を説明しよう。

「低温」「・」表示

低温表示がされている衣類のほとんどが、デリケートな素材でできている。蒸気などで傷んでしまうこともあるため、スチームは使用せずドライモードでアイロンがけを行おう。

熱が直接繊維に伝わらないように、当て布をするとテカリや風合いを損ねることを防いでくれる。

「中温」「・・」表示

中温度設定に適切な繊維は、ポリエステルなどの化学繊維、ウールなどの動物性繊維などだ。

これらは熱に長時間さらされていると変質しやすいため、当て布をしたうえで短時間でのアイロンがけを心掛けるようにしよう。

「高温」「・・・」表示

高温対応の素材は、綿や麻などの丈夫な天然繊維に表示されることが多い。

天然繊維はシワが取れにくいため、スチームの蒸気を利用してアイロンがけをしよう。

4. アイロンの当て布表示がある場合のやり方

当て布表示は、旧アイロン表示ではマークの下に波線が書かれている。一方、新アイロン表示ではマーク付近に付記用語で「当て布使用」と記載されているので注意しよう。

アイロンにおすすめの当て布素材とは

アイロンの当て布でふさわしい素材は、綿100%で色の薄いもの。できれば白色が最適だ。薄手の当て布を使えば、スチームもしっかりと繊維に届けることができる。

具体的には、ハンカチや日本手ぬぐいなどが使い勝手がいい。

アイロンの当て布のやり方

当て布を使ってアイロンでシワをのばすときに必要なアイテムは、アイロンと当て布、霧吹きだ。

まず表示通りに温度を設定をする。衣類などをアイロン台に乗せ、霧吹きで水をかける。その上に当て布を乗せてアイロンをかける。この時注意したいのが、アイロンを押し付けるのではなく滑らせるようにかけることだ。

結論

アイロンは、高温で強制的に繊維のシワを伸ばすため、少なからずダメージを与えることになる。そのダメージを最小限に抑えて、長持ちさせるためにアイロン表示に従ってアイロンがけすることが大切だ。いつまでも風合いを失わないように、アイロンのかけ方には注意しよう。
     

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ