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洗濯槽クリーナーの使い方を解説!種類による安全性と効果の違いとは

洗濯槽クリーナーの使い方を解説!種類による安全性と効果の違いとは

投稿者:ライター 鳥山修史 (とりやましゅうじ)

2020年10月15日

洗濯槽クリーナーは主に塩素系と酸素系の2『種類があり、重曹とクエン酸で代用することもできる。洗濯槽クリーナーの種類やそれぞれの使い方を解説する。効果的なお湯の温度やつけおきする時間など、使い方やコツをふまえたうえでメンテナンスをしてほしい。

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1. 使い方の前に!そもそも洗濯槽クリーナーとは?

洗濯機から臭いがする場合や、洗濯物にワカメのような汚れが付着している場合、洗濯槽の裏側に水アカがこびり付き、それを栄養素としてカビが繁殖している可能性がある。洗濯槽の洗浄に役立つのが洗濯槽クリーナーだ。洗濯槽クリーナーの使い方は難しくないが、洗濯を重ねるにつれて水アカは衣類の汚れ残りや、溶け残った洗剤とともに洗濯槽裏にこびり付いていくため、早めの対処が肝心となる。

洗濯槽クリーナーの使い方としては、月に1度など定期的に行うことをお勧めする。

また洗濯物を入れっぱなしにしていたり、洗濯後にふたを閉めていたりすると、湿気が洗濯槽にいつまでも残り、カビを繁殖させることになりかねない。そのため普段から洗濯機のふたは開けておくことが洗濯機の使い方として望ましい。

2. 洗濯槽クリーナーの使い方【準備編】

洗濯槽の洗浄に用いる洗濯槽クリーナーには、代用できるものを含め以下の種類がある。それぞれの特徴や効果をよく知った上で、使い方を間違えないようにしたい。

洗濯槽クリーナーの種類

1.塩素系クリーナー
2.酸素系クリーナー
3.重曹、クエン酸を併用する

塩素系の洗濯槽クリーナー(漂白剤)の主成分は次亜塩素酸ナトリウムで、アルカリ性の洗剤である。カビや水アカの汚れを溶かして落とす。特徴として除菌力が強く、手早くきれいにしたい場合に使うことができる。刺激は強いため、しっかりとすすぎ洗いをするのが使い方のポイントだ。すすぎが足りないと、衣類を色落ちさせることや生地を傷めることになりかねない。
  
酸素系の洗濯槽クリーナー(漂白剤)の主成分は過炭酸ナトリウムで、弱アルカリ性の洗剤である。強い発泡力で、カビや水アカの汚れを剥がして落とすのが特徴だ。塩素系に比べ安全性が高いが、浮いてきた汚れをていねいに取り除く必要がある。

重曹の成分は、炭酸水素ナトリウムでアルカリ性の洗剤である。酸性の皮脂による汚れや、ぬめりを中和する働きがある。肌への刺激も少ないので安全性が高いが洗浄力は比較的弱い。クエン酸は、除菌効果を期待でき、重曹と併用する使い方が可能だ。特徴として刺激が少なく肌にも優しいが、洗浄力は市販の洗濯槽クリーナーに比べて弱い。天然由来のエコ洗剤にこだわりがある方にお勧めする。

3. 洗濯槽クリーナーの使い方【使用方法編】

洗濯槽クリーナーの使い方は、薬剤の種類によって異なるので注意が必要である。
お湯の温度、つけおき時間、薬剤の投入量にも注意を払いたい。

塩素系洗濯槽クリーナーの使い方

1.水を洗濯槽の最高水位まで入れる
2.塩素系洗濯槽洗剤を規定量入れる
3.洗濯槽洗浄コース、もしくは洗濯の標準コースで運転する
4.汚れが気になる場合はさらにすすぎ運転をする

酸素系洗濯槽クリーナーの使い方

1.糸くずフィルターを外す
2.40~50度のお湯を満水まで入れる
3.酸素系漂白剤を規定量入れる
4.標準の洗濯コースで5分ほど回し止める
5.5~6時間発泡させる
6.洗濯機を5分ほど洗濯コースで動かす
7.浮いてきた汚れを網ですくいとる
8.すすぎ洗いから脱水運転をする
9.汚れに応じて再度、すすぎ運転、脱水運転を行う
10.洗濯機内を乾燥させる

重曹とクエン酸の使い方

1.糸くずフィルターを外す
2.40~50度のお湯を満水まで入れる
3.重曹400g、クエン酸200g を入れる
4.標準の洗濯コースで5分ほど回し止める
5.一晩放置する
6.洗濯機を5分ほど洗濯コースで動かす
7.浮いてきた汚れを網ですくいとる
8.すすぎ洗いから脱水運転をする
9.汚れに応じて再度、すすぎ運転、脱水運転を行う
10.洗濯機内を乾燥させる

重曹や、酸素系の洗濯槽クリーナーは40度以上のお湯で効果がより発揮されるため、可能であればお湯を使うことをお勧めする。ただし、高温のお湯を入れると電気部品が損傷することも考えられるため、水温には注意が必要である。

4. 洗濯槽クリーナーの使い方の注意点

洗濯槽クリーナーの使い方にはいくつかの注意点がある。洗濯物の色落ちの原因になることや、十分に汚れが取りきれない場合もあるため、以下の点に気を付けるようにしたい。

衣類を入れたまま洗濯槽クリーニングしない

洗濯槽クリーニングは、洗濯機のメンテナンスだ。もし衣類を入れたまま洗濯槽クリーナーを使用すると、色落ちや、生地を傷めることになる。洗濯槽クリーナーで洗浄をする場合は、衣類等を入れず運転するのが正しい使い方だ。クリーニング後も薬剤が残らないように十分にすすぎ運転を行うと、大切な衣類を守ることになる。

酸素系の洗濯槽クリーナー、重曹の使用時は泡があふれ返らないようにする

酸素系クリーナーや重曹は、水位が高い場合、発泡力によって泡があふれることもある。
洗濯パンからあふれ出すと、床が水浸しになる可能性もある。また電気配線に泡がかかると漏電する可能性もあるため、発泡中はあふれ出さないようによく見守る必要がある。

ドラム式洗濯機は、塩素系の洗濯槽クリーナー以外は使用しない

酸素系クリーナーと重曹は汚れを剥がして落とすため、どうしても汚れが細かなところに引っかかりやすい。また酸素系は縦置きの洗濯槽にたっぷりの水に溶かすという使い方ができるが、ドラム式は横置きの洗濯槽のため、半分しか水をためられず、つけおき洗いすることができない。

洗濯槽クリーナーの限界

洗濯槽クリーナーでのクリーニングは1カ月に1度行うことをお勧めする。それでもどうしても汚れが浮き出てくることや、臭いが取りきれないことがある。なぜなら洗濯槽クリーナは、水位上限までしか水をためられないため、つけおきできる範囲が限られるからだ。そのために洗濯槽上部にカビや水アカがいつまでも残ることがある。

特に洗濯槽の裏側は、無数の凸凹がありクリーナーの洗浄力だけでは取りきれないこともある。徹底的な洗浄を望む場合は、業者により分解洗浄を依頼されることをお勧めする。

できれば洗濯槽クリーナーによる洗浄は、洗濯機の新品購入時から定期的に行い続けること。月に1度カレンダーなどに予定として記しておくとよいだろう。また洗濯槽クリーナーの種類によって汚れの取れ方が異なるので、酸素系漂白剤と塩素系漂白剤による洗浄を交互に行うことをお勧めする。

結論

洗濯槽クリーナーには、塩素系、酸素系があり、重曹とクエン酸を併用して使う洗浄方法もある。塩素系はカビを溶かして洗うが刺激は強いため、すすぎを念入りに行う必要がある。酸素系や重曹はカビや汚れを剥がして洗う方法になる。浮き出た汚れを何度もすくいとる手間がかかるが、安全性は高い。重曹やクエン酸はエコ洗剤であるため安心して使用されたい方にお勧めである。
     

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