1. ダンボールを正しく捨てることの重要性

ダンボールは、主に古紙と木材(パルプ)からできている。また製造時に使用される糊はコーンスターチが原料となっており、これらはいずれも天然素材だ。
日本では現在、年間に130億平方メートル以上のダンボールが生産されている。この原料をすべて天然素材でまかなおうとすると、いつか資源が底をつきてしまうだろう。
環境を守るためにも、ダンボールは正しい方法で処分すべきなのだ。
2. ダンボールの適切な処分方法

ダンボールを含め、再利用できるごみは基本的に「燃やすごみ」には出してはならない。ただしニオイや汚れがあり、再利用が難しいダンボールは例外である。
自治体のルールを確認した上で、正しく処分しよう。ほかにも古紙回収業者や、不用品回収業者に依頼するのも一つの方法だ。引越しをともなう場合は、引越し業者に依頼するのもよいだろう。
3. ダンボールの適切なまとめ方は?

複数のダンボールを捨てる場合は、まとめ方にも気をつけてほしい。
自治体のルールを確認すると、多くの自治体が紐を推奨しているはずだ。指定されている場合を除き、ガムテープの使用は避けた方がよいだろう。
結論
ダンボールは天然素材でできており、正しく捨てれば再利用できる。お住まいの自治体のルールを確認し、適切な方法で処分していただきたい。まとめ方についても、あわせて確認が必要だ。
ニオイや汚れがついたダンボールは、燃やすごみとして捨てることもあるので注意しよう。