1. 早炊きした場合の所要時間は約20〜30分程度

炊飯器の普通炊きと早炊きの違いは、「浸水」と「蒸らし」の工程を省いて高温で一気に仕上げている点だ。
普通炊きが40分〜1時間程度かかるのに対し、早炊きは約20〜30分程度で炊き上がる。
最速を謳う炊飯器では、約15分程度で炊き上がってしまうというから驚きだ。
2. 早炊きすると味が落ちる?

炊飯器の早炊きをする上で、味が落ちるのではないかと心配な人は多いだろう。
結論から言うと、味に大きな差はないため心配は不要だ。
ただし、早炊きのほうがご飯が若干硬めに炊き上がる傾向にある。
また、蒸らす時間が少ないため中には水っぽいと感じる人もいるだろう。
3. 早炊き機能でおいしく炊くコツ

早炊き機能でおいしく炊くコツは、「お米をやさしく研ぐ」「吸水させておく」の2点だ。
力を入れて研ぐとお米が割れてしまうため、3〜4回水を換えながらやさしく研ぐことを心掛けよう。
炊飯器の早炊き機能は浸水時間が短い点がデメリットなので、それをカバーするためにお米を水に浸して吸水させることが重要である。
吸水時間の目安は15分程度で、あまり長時間浸しすぎるとお米が型崩れしてしまうため注意したい。
結論
今回は、炊飯器の早炊き機能について解説してきた。
仕事で帰りが遅くなった時や炊飯ボタンを押し忘れた時など、早炊き機能に助けられた経験がある人もいるのではないだろうか。
早炊き機能を使ってもご飯をおいしく炊くコツは、お米をやさしく研いで事前に吸水させておくことだ。
「吸水時間がかかるなら結局時短にならない」と思うかもしれないが、おいしく炊き上げたい時はぜひ実践してほしい。