1. タオルの黒カビや嫌なニオイに有効な方法とは?

タオルの黒カビや嫌なニオイを解消するために有効な方法は、ずばり「漂白」である。
使用してほしいのは、酸素系漂白剤だ。酸素系漂白剤には汚れを分解して漂白するだけでなく、除菌効果も期待できる。
すべての黒カビやニオイを撃退できるとは言い切れないが、まずは酸素系漂白剤を使った漂白を試みよう。
2. タオルの正しい漂白方法

タオルを漂白するにあたって、用意してほしいのはたったの4つ。
酸素系漂白剤、40〜50度くらいのお湯、洗面器、ゴム手袋だ。酸素系漂白剤は、粉末タイプを用意しよう。
手順はとても簡単である。
まずはタオルがつかる程度のお湯を洗面器に入れ、酸素系漂白剤を投入する。
そこに一度洗濯したタオルを入れて、1〜3時間ほどつけ置きするだけだ。
漂白前に洗濯することで、汚れが落ちやすくなる。
つけ置きしたあとはタオルを水ですすいで、洗濯機で再度洗おう。
その後、天日干しで乾かせば終了だ。
酸素系漂白剤を使用する際は、手荒れ防止のためにゴム手袋を装着していただきたい。
また、つけ置き時間が長すぎると、素材の傷みや色落ちにつながる恐れがあるので注意しよう。
3. 漂白しても改善されない場合の対処方法

タオルの黒カビやニオイは、漂白で必ずしも改善されるとは限らない。
そのような場合は大きめの鍋にお湯を沸かし、酸素系漂白剤と洗濯用洗剤を使ってタオルを煮洗いしよう。ただしアルミ製の鍋は、酸素系漂白剤と化学反応を起こす可能性があるため使用を避けてほしい。
煮洗いしても効果が見られない場合は、塩素系漂白剤の使用やクリーニングに出すことを検討しよう。
どうしても改善されなければ、雑巾として使うのも一つの方法である。
結論
タオルに黒カビや嫌なニオイが生じたら、まずは漂白を試してみよう。
酸素系漂白剤による漂白がダメでも、ほかの方法で対処できることがある。
タオルがキレイになったら、それを維持することが大切だ。定期的に漂白を行い、清潔な状態を保とう。タオルの生地を傷めないよう、やりすぎには注意が必要だ。