1. 段ボールの簡単な結び方

十字結びやキの字結びは、段ボールだけでなく雑誌や新聞紙をまとめるときにも役立つ。紐さえあればできる結び方なので、ぜひ覚えておこう。
結び慣れていない人には十字結び、より強固に結びたい人にはキの字結びがおすすめだ。
【十字結びの方法】
1.床に、紐で数字の「4」を作る
2.紐がクロスした部分に段ボールを乗せて、右に出ている紐を左上の輪に通す
3.手順2で通した紐と、下から出ている紐を結んだら完成
【キの字結び】
1.段ボールを床へ縦長に置き、下から3分の1くらいの位置に下から紐を通す
2.紐を正面で交差させて、上下に引き締める
3.上側に伸びた紐を、段ボールの上から3分の1くらいの位置に下から通す
4.手順2と同じように、正面で縦の紐と交差させて引き締める
5.段ボールを裏返し、上に伸びた紐を、横の紐の上から通して下をくぐらせる
6.下へ引き締めたら、もう一方も同様にくぐらせて引き締める
7.下の紐としっかり結んで完成
結んでいる途中で紐の長さが不足しないよう、結び終えてからカットすることをおすすめする。
2. 紐を使わないまとめ方と注意点

手元に紐がないときは、粘着テープやハンディラップ、結束バンドを使ってまとめるのも一つの方法だ。ただし自治体によっては、まとめ方が決められている場合がある。お住まいの自治体のルールを事前に確認しよう。
粘着テープで結ぶ際は、クラフトテープではなくガムテープや養生テープを使用してほしい。段ボールの量が多いとまとめにくいので、小分けするとよいだろう。
ハンディラップは片手で使える便利なアイテムだが、比較的高額である。コスパを考えると、大量の段ボールをまとめるときには不向きだろう。
結束バンドは強固であるため、持ち運んでも崩れる心配がほぼない。ホームセンターなどで手軽に買えるのもうれしいポイントだ。
3. まとめた段ボールの保管方法

まとめた段ボールを、すぐに捨てられるとは限らない。回収日まで日数がある場合は、ダンボール専用の収納ラックやストッカーを使って自宅で保管しよう。
また、ごみ袋に入れておくのも一つの方法だ。45Lや90Lなど、段ボールのサイズや量に見合ったごみ袋に入れよう。
大きめの段ボールを1箱だけ解体しないまま残し、ストッカーとして使うのもおすすめである。
結論
十字結びやキの字結びを知っていれば、ダンボールだけでなく雑誌や新聞紙をまとめるときにも活用できる。
結んだり持ち運んだりすることに慣れていない人は、段ボールのサイズをそろえて少量からチャレンジしてみよう。そして回収日まで、崩れないように自宅で保管することが大切だ。