1. ウォーキングの最適な距離とは?

ウォーキングの最適な距離は、一般的な成人男性で5〜6kmとされている。歩幅にもよるが、この距離で1万歩程度になるだろう。
日頃歩き慣れていない人は、まずは3kmを目標にウォーキングするとよい。ケガや挫折をしないためにも、無理のない距離から始めてみよう。
ちなみに、健康のために必要な歩幅は1日8000歩以上といわれている。スマホのアプリや歩数計を使って日常生活における歩数を確認し、不足分をウォーキングにあてるとよいだろう。
2. 長時間歩けばよいというわけではない?

ウォーキングは、長時間歩き続ければよいというわけではない。
一般的に脂肪をエネルギーとして消費する割合が増すのは、20分を経過したあたりからとされている。ただし60分を超えると疲労で足腰を痛める可能性があり危険だ。ウォーキングの時間は、20〜60分を目安にしよう。
3. ウォーキングに適した服装や準備物とは?

下半身に負担をかけないためには、クッション性や耐久性が高いシューズを選ぶことが大切である。服装は季節に合わせて選ぼう。夏場は半袖Tシャツにハーフパンツ、涼しい季節は長袖のパーカーなどを所持して温度調整しやすくしておくとよい。冬場は、防寒アイテムの着用をおすすめする。
そのほかの準備物についても、季節や気温に合わせて選ぼう。夏場やサングラスや帽子、冬場はネックウォーマーなどが重宝するはずだ。荷物が多い場合は、コンパクトなサイズのリュックやウエストポーチに収納して持ち運ぼう。
結論
ウォーキングは、手軽に始められる運動だ。
しかし一度の消費カロリーが少ないため、すぐに効果を実感できないかもしれない。まずは3km程度の距離から行い、徐々に距離や時間を長くしてみよう。
長期的に取り組み、経過を確認することが大切である。