1. 室外機の音がうるさい原因は?

室外機音が大きくなる原因は、室外機まわりに物があることや劣化による老朽、汚れの蓄積などである。室外機と壁の距離が近すぎると、動作音が室内に響いてくることもある。冬は室内と屋外の温度差が大きいため、動作音が大きくなりやすいともいわれている。
2. 室外機の音がうるさいときの対策と掃除方法

室外機の音が気になる場合は、防音や防振効果のあるアイテム、「エアコン・室外機用防振ゴム」「防振パット」「防音一番オトナシート」などを活用しよう。
掃除の際はエアコンの電源プラグを外しておく。室外機まわりを掃き、表面の土ぼこりを軽く拭き取って重曹で磨き、水拭きと乾拭きを行う。室外機裏はブラシにかえた掃除機ノズルでほこりを吸い取る。室外機下の水抜き穴の汚れは歯ブラシで取り除く。
内部パーツの掃除は業者に依頼しよう。新しく設置した室外機がうるさいのであれが、取付工事を依頼した業者に相談するとよい。10年前後使用している場合は買い替えをおすすめする。
3. 「室外機がうるさい」と近所から苦情がきたときは?

室外機の騒音は当事者間での話し合いとなる。まずは室外機を隣家から離れた場所に移して、隣家側に向けないなどの対策が可能だ。カバーやフードを設置してもよいだろう。
隣家の室外機音が気になった場合には、窓やドアの隙間を隙間テープや防音シートでの防音対策をしてみよう。集合住宅では、不要なトラブルを避けるためにも大家や管理会社に相談するのがよい。
結論
室外機の音がうるさいと感じたら設置場所を確認し、室外機まわりの物をどかして室外機の中を掃除してみよう。解消されなければ防振ゴムといったアイテムを活用し、それでもダメなら点検・修理・買い替えなども検討しよう。