1. はぎれを使って作れるモノとは?

はぎれの活用アイディアとして、まず挙げられるのが「巾着」と「小物入れ」だ。今回は、キューブ型の小物入れの作り方を詳しく解説しよう。用意してほしいのは、外布と内布に使う「十字型に切ったはぎれ」を2枚と、裁縫セット、ミシン、そしてアイロンだ。
【小物入れ(キューブ型)の作り方】
- 外布のL字に隣接した辺を、中表で折ってあわせる
- 縫い代1cmで、あわせた部分を縫い合わせる
- L字の辺を、すべて同様に縫い合わせて内布を表に返す
- 裏返しの外布に、内布を入れる
- 口部分をマチ針で留め、縫い代1cmで表布と裏布とを縫い合わせる
- 返し口から表に返し、全体の形を整える
- 返し口にアイロンで折り目をつけ、手縫いで閉じて完成
2. クリスマスに使える活用アイディアとは?

ミシンの操作が苦手な人は、リース作りに挑戦してはいかがだろうか。巾着や小物入れよりも、簡単な手順で作れる。はぎれと針金ハンガー、吊るすための紐を準備しよう。作り方は次の通りだ。
【リースの作り方】
- 針金ハンガーを、リース型になるよう曲げる
- リース型に沿って、はぎれを結んでいく
- 一周したら、吊るすための紐をつけて完成
簡単ではないだろうか?ハンガーの代わりに、100円ショップなどで買える工作用のワイヤーを使用しても構わない。緑や赤のはぎれを使用すれば、クリスマスらしいリースが完成するはずだ。
3. はぎれの色々な活用術

はぎれの活用アイディアは、まだまだ挙げられる。たとえば、はぎれを星やハートに切り抜き、透明シートや接着芯と重ねてから、巻きかがりで縁取りをすれば「ネームタグ」の完成だ。穴をあけてボールチェーンを通せば、バッグなどにつけられるだろう。ほかにもファブリックパネルやコースター、シュシュやマスクなど、活用アイディアは無限大だ。手元に余ったはぎれを使って、自分なりの作品を作ってみよう。
まとめ
はぎれを使えば、お金をかけることなくハンドメイドが楽しめる。はぎれが手元にない場合は、100円ショップなどで購入できるのでチェックしてほしい。使用するはぎれの色や柄によって、同じ作品でも違った印象になるはずだ。本記事が、ハンドメイドのきっかけになれば幸いである。