1. 気になる衛生面は?

家族が浸かった残り湯で洗濯することに、抵抗がある人もいるだろう。確かに、入浴して一晩経った残り湯を使うと、雑菌は約1,000倍に増加する。しかし入浴後すぐに使用するのであれば、とくに問題はない。どうしても翌朝に洗濯をしたい人は、雑菌を減らすための市販のアイテムを使うとよいだろう。
2. 水道代はどれくらい節約できる?

お風呂の残り湯を使って洗濯することで、水道代の節約になる。1リットルあたりの水道料金を0.24円とし、洗濯に60リットルの残り湯を使った場合、毎月の水道料金は500円近く安くなるだろう。水道代はエリアによって異なるが、節約になることは間違いなさそうだ。光熱費を少しでも安くしたい人は、残り湯での洗濯をぜひ実践していただきたい。
3. 残り湯を使った洗濯の方法

まずはホースやポンプ、バケツを使って残り湯を洗濯機へ移動させよう。バケツを使うと残り湯を何度も移さなければならないため、体力に自信がない人にはホースやポンプの使用をおすすめする。残り湯を移動させたら、普段通りに洗濯をして完了だ。衛生面を考慮し、すすぎの際にはきれいな水道水を使用していただきたい。
まとめ
お風呂の残り湯を使って洗濯することにより、水道代の節約が見込める。残り湯が温かいうちに使用すれば、衣類の汚れも落ちやすくなるだろう。気になる衛生面については、入浴後すぐに洗濯をすれば問題ない。これを機に、残り湯を使って洗濯してみてはいかがだろうか。